息子と妻がDVDで見ている横で断片的に見ていたけど、テレビ放送を機に通しで見たので感想を書く。うーん、「家族もの」と「歌もの」という組合せは強いなあ。
石橋陽彩の歌声、すごいなあ。第一生命のCMでラッ>>続きを読む
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主人公の挫折、なぜか近くにいる達人級の熟練者、難航する仲間集めと資金集め、乗り越えなくてはならない出場規定と不可解な判定、他チームとのいざこざ、父との関係、深まっていく仲間意識……と、スポーツ映画とし>>続きを読む
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おとぎの国アンダレーシアに住むジゼルは、運命的に出会ったエドワード王子とその日のうちに婚約する。翌日城に出向くと、自分の立場を危惧した継母で魔女のナリッサ女王によって井戸に落とされ、「永遠の幸せなど存>>続きを読む
凄腕の殺し屋だが前作で1年間「普通」に暮らす命を受けた佐藤アキラ。4年前の「仕事」の因縁から、再びトラブルに巻き込まれる。
ストーリーは前作よりも悪役のキャラクターが立ち、さらに道義もあり、わかりやす>>続きを読む
ヴェノムは気が短くて時々人の頭を食べちゃうけど、地球での暮らしやエディを気に入ってからは悪いやつじゃない。んだけど、地球やエディを気に入る過程があまり描かれていなくて物足りなさがある。
若干デッドプー>>続きを読む
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良い映画だった。小説も読みたい。
榛原華子(門脇麦)は松濤に実家がある良家の女性で、個人的にその階層のことはよくわからないにしても、悩みは同級生が結婚・出産していく中で自分も遅れないようにすること、>>続きを読む
たまたまソフィア・コッポラ監督の話題になり、『ロスト・イン・トランスレーション』よかったよねー、のあとに「この映画も好き」と言われたため履修することにした。
美しい5人姉妹の末っ子、セシリアが手首を>>続きを読む
主人公は拒食症に苦しむ20歳のエレン(イーライ)。ベッカム医師の元に集った同じ摂食障害の患者たちと共同生活を送る中で、徐々に回復の兆しを見せるが……と。
「拒食症か……共感とか理解とかできるかな……>>続きを読む
原作未読。フジテレビ総集編放送の流れで。面白かった。普段、これだけ流行っているモノには数年程度は触れないのだが、よもやよもやだ。
説明セリフの多さは引き続きだけど、これは状況の複雑さなどなどをできる限>>続きを読む
MCUはアイアンマンとアベンジャーズしか見ていないからそろそろ見ようかな、このタイミングで見るならやっぱり時系列かな、という気持ち。
時代設定や象徴的存在感からか、結構ファンタジックに描かれている印>>続きを読む
スパイ映画。面白かったけど、爽快なアクションが見たいな、と思ってこれを選んだことは間違い。でも面白かった。
まあまあ複雑な騙し合いに泥臭いアクションが添えられている感じ。それはそれで好きなんだけど。>>続きを読む
性暴力の全方位への復讐を中心に据え、スリラーとラブコメを行き来するすごい映画。加害は当然、傍観すら許さない。
「未来を約束された女性(プロミシング・ヤング・ウーマン)」だったキャシーは、ある事件によ>>続きを読む
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犬鳴峠がまあまあ好きだったので、こちらも楽しみにしていた。んだけど!
タイトルは『樹海村』ながら舞台の名称でしかなく、怪異の根本としてはコトリバコの要素が強い。今回は他にもネットロアを思い起こさせる>>続きを読む
反体制の象徴となった「三本指」が、この映画が元だというので興味が湧いた(元の元はボーイスカウトなのかな?)。
上映当時に抱いていたイメージよりも面白かった。
近未来アメリカを舞台にした「恐怖政治」の>>続きを読む
佐久間さんやらアトロクやらで話題になっていたので、息子(5歳)と観た。
主人公・ケイティが自主映画製作に情熱を燃やしていたり、今っぽいフェイスフィルターの演出があったり、新しいなー!という印象。
反>>続きを読む
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アニメ『ゴジラS.P』の波に乗り、原作のジェットジャガーを刮目すべく鑑賞。中学生ぐらいにWOWOWのゴジラ一挙放送で見たかもしれない(記憶の彼方)。
アリューシャン列島で行われた国際核実験が太平洋だ>>続きを読む
2021年6月、NHK Eテレ『100分de名著』でレイ・ブラッドベリ『華氏451度』が取り上げられていて、その流れで鑑賞。元々読みたかった小説、観たかった映画、ではある。
書物を読むこと、所持すら>>続きを読む
独特のキャラクターデザインと不思議な世界観。主人公は孫・シャンピオンではなく、そのおばあちゃん。ツール・ド・フランスのレース中に連れさらわれた孫を救出すべく追いかける、おばあちゃんの孫奪還物語。
冒頭>>続きを読む
トランスジェンダー当事者へのインタビューを軸に、映画やドラマ、テレビなどのメディアでどのようにトランスジェンダーが描かれ、扱われてきたかを振り返り、そしてこれからを考えるドキュメンタリー映画。
男性>>続きを読む
名作鑑賞の一環として。
最初はスクープを目当てに始まった関係が、徐々に恋愛に変わっていく王道ラブコメ。というか、こんなにラブコメしているとは思っていなかったなあ。「スペイン広場でジェラート」「ベスパ二>>続きを読む
大型連休中に息子と一緒に見た。こちらも何年振りだろう。
今回も愉快痛快な泥棒退治と、鳩おばさんやダンカンさんとの交流がよい。反面、やっぱりマカリスター家の面々にはムズムズとしてしまうんだよなあ。
当時>>続きを読む
大型連休中に息子と一緒に見た。何年振りだろう。
泥棒退治はもちろん愉快痛快だし、隣人・マーリーとの交流で描かれる機微も素晴らしい。でも、マカリスター家って、こんなにも感情を掻き乱す面々だったっけなあ。>>続きを読む
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なるほど。映画を見終わって頭に浮かんだ言葉。なるほど。
ポスター/パッケージの意味ありげなUFO。「地図から消された村」というキーワード。中盤までほとんどなにも明かされない流れ……から想像する程には>>続きを読む
韓国系移民のジェイコブが、妻・モニカ、娘・アン、息子・デビッドと共に、アーカンソーに引っ越してくるところから始まる。後におばあちゃん(モニカの母)も合流。
「ミナリ」とは、韓国語で野菜の「セリ」を表す>>続きを読む
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テンポのよい会話劇で、コミュニケーションを苦手とする大野の言葉や佇まいに笑ってしまったり、興奮してくると酔っ払い口調になる香住にもキュンキュンしてしまう。コメディで且つ恋愛する映画だけど「ラブストー>>続きを読む
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西川美和監督の映画は初めて。感想を言語化するのが少し難しいけど、心に沁みる、とてもいい映画だった。と思う。観てよかった。
序盤の幸夫は自分のことしか考えておらず、妻・夏子が亡くなっても自分が世間>>続きを読む
「しょうがない。」という言葉がキーワードになっていて、中盤で宮下が呟く「『しょうがない』って言わないで」という方向へ映画は向かっていく。私自身、高校時代は「はしの方」で消化不良のまま過ごしたこともあ>>続きを読む
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お経の様なものが聞こえる中、黒衣の人物(後に錬金術師であり、ホドロフスキーが演じていることがわかる)が、女性二人の衣服を剥ぎ、その頭を丸め、儀式を執り行っているところから始まる。
場面は変わり、一人の>>続きを読む
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男性兵士(シェーン)が目を覚ますと、そこはゴーストタウン。それまでの記憶はなく、首の後ろには謎のチップが取り付けられていた。わけもわからないまま、突如現れた2足歩行のロボットに襲われるが、パイパーとい>>続きを読む
全員失業中のキム一家は、息子・ギウが名門大学生のミニョクから留学中の家庭教師代理を依頼されたことを切っ掛けにして、一家全員身分を詐称しつつ裕福なパク一家にパラサイトしていく……という序盤の展開。
中>>続きを読む
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オフィーリアは王妃・ガートルードが最も信頼する侍女。彼女はハムレット王子の目を惹き、二人の間に許されざる愛が芽生えていく。さらに、国王の弟・クローディアスの謀略が絡み、次第に城は不穏な空気に包まれてい>>続きを読む
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冒頭、光学分野の優秀な科学者であるエイドリアンの束縛から、妹・エミリーの助けを得て逃れたセシリア。怯えながら友人・ジェームズの元で過ごしていたが、「ジェームズは手首を切って自殺した」と知らせが入る。し>>続きを読む
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広場恐怖症により2年間外に出られず、強迫性障害により潔癖症と「8回」という儀式に囚われた女性・サラのお話。モーニングルーティンの中で、彼女の行動や部屋の様子に違和感が、精神を患っているからだ、というこ>>続きを読む
あー、ルパンルパン。という感じで、ストーリーは面白かった。
3DCGは案外悪くないけど、個人的にはトゥーンレンダリング掛かってた方が好きかも。と考えていた。
でも、不二子やレティシアの表情はよかった。>>続きを読む
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3作続いた「黒く蠢くもの」の完結編を含むということで。
1つ目の「繰り返される死」は映画『犬鳴村』(2020年)にも似たシーンあったなぁ。
6つ目「棲みつくもの」はインタビューで引っ張ったものの、然>>続きを読む
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スコットランドの警察官・ハウイーは、ローワンという少女が行方不明になったという匿名の手紙を受け、サマーアイルという孤島に舞い降りる。そこでは自然崇拝の原始宗教が信仰されており、厳格なキリスト教徒である>>続きを読む