夫:茂吉(佐分利信)
妻:妙子(木暮実千代)
姪:節子(津島恵子)
戦後昭和20年代の庶民的な光景(野球、競輪、パチンコ、ラーメン、タバコ)が多く、当時の雰囲気を感じることができて興味深いです。で>>続きを読む
2004年の中越地震を乗り越え、2011年の東日本大震災では積極的に被災者を受け入れた新潟県長岡市を地方新聞記者(松雪泰子)が訪れます。取材をするなかで、かつて模擬原子爆弾が落とされ、空襲で多くの人>>続きを読む
貴重な記録。
視点によって感じることも違ってきます。長時間ですが学校の授業に取り入れてほしいです。
公正な裁判だったのか、天皇に責任は無かったのか、戦争犯罪とは何なのか、侵略を自衛と呼べるのか>>続きを読む
瀬戸内海の島で教師をする石川先生(乙羽信子)は、かつて広島に住み、原爆で両親と妹を失いましたが、久しぶりに広島の友人を訪れます。
そこで偶然にも昔の家で奉公していた目の見えない岩吉と再開、また以前>>続きを読む
昭和20年3月の沖縄戦、最前線で兵士達を看護した女子学徒隊の悲劇。戦後10年もたたないうちに制作された作品です。
アメリカ軍による空と海上からの攻撃で敗色は濃厚なのに、友軍が奮闘しているから敵はこ>>続きを読む
「海辺の映画館(大林監督)」にも出てきた桜隊の話。戦争が進む中、弾圧、劇団解散、劇場閉鎖などが続き、やむなく劇団員たちは、国の意向を受けた移動演劇隊に所属し地方巡業や慰問活動を行い演劇を続けたようで>>続きを読む
映画を観ていた現代に生きる若者3人が、スクリーンに吸い込まれますが、その世界はどれも戦争のある時代ばかり。3人は奮闘するも助けたいと思う人々を救うことができません。
合成された画面、宇宙、中原中也>>続きを読む
まず、画が美しいです。
絵画ですね。右から光がさしこめば左に影、左から光がさしこめば右に影、この陰影が素晴らしいです。
物語はミツバチの方が個人的には好きですが、画は本作の方にひかれます。
親>>続きを読む
兄妹がとても素直で優しく子どもらしい、しかも家族のことを真剣に考えています。子どもの懸命な姿は心が温まるし自分も励まされるような気持ちになります。
少年が妹の大切な靴を失くす、少年は何とかするから>>続きを読む
2020年9月、再鑑賞
やっぱりいいなぁこれ
分かっていても面白い
登場人物と一緒に気持ちが高まっていくし、若い人を応援したくなるし。
なぜでしょう、迷宮入り
………………………
安田さん(小>>続きを読む
襖の向こうから聞こえる音
縁の下より湧く業の深い声
穢れは見えない鎖で繫がり
怨念は延々とくすぶり続く
以前この地には誰がいたのか、その人はどこから来て何故苦しんだのか。さかのぼって調べるほど無関>>続きを読む
こわかった…
とくに地下室と逃げる時に電気消されて捕まりそうになるところ。部屋の電気つけて観ましたがそれでも怖い、盲目の老人の聴力嗅覚が恐ろしい。不死身だし。地下室の秘密でさらに不気味で恐ろしくな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
乱暴です
懐かしさを求めて何でもかんでも観ればいいというものではありませんでした。スタローンの姿は良いのですが。
悪い組織の者共が明らかに罠があるのにゴ○○○ホイホイみたいにトンネルに吸い込まれ>>続きを読む
コンジュ:ムン・ソリ
ジョンドゥ:ソル・ギョング
刑期を終えて出所したジョンドゥと脳性麻痺のコンジュ、お互いに家族から疎まれ利用されるなか、ジョンドゥはコンジュを姫と呼び、コンジュはジョンドゥを将>>続きを読む
時計の針が永遠に時を刻むなら、花火は一瞬輝き儚く消える。記憶は留まっているかと思えば遠くに失せることもり、形を変えながら彷徨って蘇ることもあります。
道に迷い目的の場所になかなか辿り着けない、探し>>続きを読む
心の流れは流れではない
過去の心は捉えようがない
未来の心は捉えようがない
いまの心も捉えようがない
始めのこの言葉(正確ではないかも)で引き込まれてしまいました。40分ワンカットなど撮影方法のこ>>続きを読む
五体投地、地面に膝、肘、手と額をつき起き上がり数歩進んでまた動作を繰り返す。1日に進める距離は5~10km。
訳あって聖地ラサへ巡礼に行く妻、妻を愛する夫、妻の前夫の息子、三人とも辛くて観ていて切>>続きを読む
メリック(エレファントマン)のモデルは実在した人物。この作品を観ると、善と悪、善と偽善の境を考えさせられますし、ほんとうの愛情、慈善、救済とは何なのか、人の人生を感情を想像することの難しさを痛感しま>>続きを読む
ふたたび映画館で甦り感動。
人への怒り憎しみで暴走する猪神と青年アシタカの冒頭の場面、自然と共に人々も争うことなく生きることはできないものか考えさせられる話の展開は、この作品より10年以上前に上映>>続きを読む
やんちゃなまま大人になって、感情の波も激しくて、いつになったら現実を見つめてくれるのでしょう。気づいたら親の目線でローズを見ていました。
責任感を持ってほしいと思ったけど希望まで取り上げるつもりは>>続きを読む
ローズ:デボラ・フランソワ
ルイ:ロマン・デュリス
不器用だけどタイプ打ちは早いローズが、鬼コーチ(ルイ)の特訓をうけて世界大会へ勝ち上がっていくお話。
監督はDフランソワに、オードリー・ヘップ>>続きを読む
田植えに向かう出稼ぎ労働者たちで溢れる駅。刑事に追われる泥棒のウォルターは、盗んだ宝石をフランチェスカに渡して逃亡。出稼ぎ労働者の中に紛れて列車に乗ったフランチェスカは、シルヴァーナに案内され労働者>>続きを読む
うだつが上がらない脚本家、時が止まった屋敷、過去の栄光を引きずる忘れ去られた女優、不気味な雰囲気で女優を支える執事・・
女優にかすかな希望を与えた若いツバメは水に落ち、願いが叶わない女優は幻の中で>>続きを読む
抗えない風と雨、ささやかな営み、人目はなく山だけが見ている焚き火の前で人が交わる。冬が来れば雪が積もり、谷を超える隣家への道も閉ざされ、蝋燭に囲まれながら人が弔われる。
聞こえなければ音のない世界>>続きを読む
沈丁花ハナメ(麻生久美子)
沈丁花ノブロウ(風間杜夫)
ハナメの可愛さ活発さ、ノブロウの山盛りの髪の毛、別に深く考えなくてもいいと天からお達しが下ったような気楽な気持ちにさせてくれる雰囲気、こうい>>続きを読む
たしかに学生たちは無力かも
でも大きな大学と闘ってきた
交渉の記録が脈々と受継がれ
先輩の経験は後輩が引継いだ
これ、負けって言うのかな…
勝ちではないけど負けてない
青春ですね、ナイスファイト
>>続きを読む
四姉妹一人一人を映し出す幕開けに驚き。1933,1949,1994年版の作品をみて当然家族が集まっている場面からはじまると思っていたので。
これまで観てきた若草物語の中でも、長女メグと四女エイミー>>続きを読む
1933,1949年版と比べてかなり雰囲気が違う作品です。ジョーのおてんばぶりが影を潜め、柵を跳び越える、2階の窓から外へ出かける、駆け回る光景がない・・。ベスの心の強さがあまり感じられない、ローリ>>続きを読む
1949年版、カラー(1933は白黒)
出だしの音楽から最後まで、マーチ婦人の慈善活動やフンメル家の場面は無いものの、ほぼ1933年版を忠実に作り直した作品。
ジョーを演じるJアリソンの演技は躍動>>続きを読む
1933年版、白黒
やさしい旋律、兵隊の行進、マーチ夫人の奉仕活動で幕があがります。
ジョーを演じるKヘプバーンの演技が素晴らしく、長身で手足も長くみえる姿は原作から想像する印象に近いです。姉妹の>>続きを読む
きれいな星たちは数えきれず
100以上数えても意味はない
生まれてもいつかは消え去り
陸と海の生命は土と水へ帰る
この世の不条理は数えきれず
100以上数えても意味は無い
独特な雰囲気の作品ですね>>続きを読む
原作、宮尾登美子。
鬼龍院政五郎(鬼政)を演じる仲代達矢が強烈で・・目力あるし、お腹の底から声でてるし、彼の一人舞台みたいな感じです。役所広司が端役で出演、鬼政(仲代達矢)に殴られてあっけなく出番>>続きを読む
ソユル:ハン・ヒョジュ
ヨニ:チョン・ウヒ
妓生とその養成学校、実態は分かりませんが調べると韓国にも古くから身分制があったということに驚きました、知らなかった・・。
二人の親友、ソユルは正歌(伝>>続きを読む
あらすじにある老人と少女の台詞がない、でも何となく気持ちを読み取れてしまう少女の表情の変化、楽器の音色、弓占いが印象に残ります。
それにしてもなんと強い老人の欲と執着。相手を気遣い思いやることを知>>続きを読む
国籍も身分も異なる寄せ集めダンスチーム・・もう意表をつかれたし、時勢に抗うように倒れ込むまで踊る若者の姿が切なく美しいし、いろんな余韻が残るし、何を書き留めて良いのか迷います。
前半の楽しさ可笑し>>続きを読む
初恋は消えない、驚きました。
ジャック・ドゥミ港町三部作。
1.ローラ
2.シェルブールの雨傘
3.ロシュフォールの恋人
3→2→1の順番で観ましたが、1→2→3の順番で観るべきでした。
でも繋が>>続きを読む