ご存知、勝新太郎の代表作『座頭市』のテレビシリーズ。映画からテレビシリーズとなり、テレビシリーズは全100話作られた。本作は1974年から翌年にかけて制作された最初のシリーズ。森一生、三隅研次、田中徳三、井上昭、安田公義ら映画の座頭市も手がけた旧大映の監督陣が存分に腕をふるい、市と毎回ゲスト出演する豪華スターとの交流を叙情的に描いた。また音楽は後に世界的シンセサイザーアーティストとなる冨田勲が手がけており、そのアバンギャルドなサウンドにも耳を傾けたい。植木等(9話)・松坂慶子(15話)といった豪華ゲストの出演や勝新太郎自身がメガホンを採るエピソードなどトピックスも多く、全話必見のシリーズだ。
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