座頭市物語の作品情報・感想・評価・動画配信

座頭市物語1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:96分

ジャンル:

4.0

「座頭市物語」に投稿された感想・評価

直人

直人の感想・評価

4.0
●座頭市物語(1962年日本。勝新太郎)

いや,漢だねえ,と思わず。
ベースとなったとされている『不知火檢校』とはまったく違う。

任侠映画ともまた少し違う印象なんだが,天知茂の演じた平手造酒とのやり取りには胸が熱くなる。

かっこいいんだ,勝新がまた。
シリーズ化される意味が判る。

https://www.youtube.com/watch?v=-hbeXmjN9Ug
#午前十時の映画祭 でであった名作。
差別と友情とちょっとの恋愛要素から成る作品で、殺陣のシーンは技術だけでなく演技にも注目。

自然な演技といえば聞こえはいいですが、耳が慣れるまで聞き取りづらいので最初のうちは「んん?」と気持ちと頭が前のめりになります。慣れてしまえばこっちのもの、映画の世界に浸ることができ、釣りをしている最中の川や決闘時の砂の匂いまで香ってきそうです。スクリーンで観られてよかったと思える作品のひとつになりました!

フィルマークスで検索しての感想「え。続くの?…こんなに?!」
eba0123

eba0123の感想・評価

4.0
盲目でありながら居合いの達人であるヤクザを描いた座頭市シリーズ第1作。

市の魅力溢れるかっこよさ、そして演じる勝新太郎さんの演技が素晴らしかった。サマーフィルムにのってのハダシが惚れてしまうのも納得。

斬り合いシーンはとても少ないけれど、中盤と終盤で魅せる鋭く素早い居合切りが一段と際立っていて痺れる。敵と生まれる奇妙な友情に胸が熱くなった。
座頭(盲人の意)の市が、諸国を旅しながら驚異的な抜刀術で悪人と対峙する時代劇。(Wikipedia一部抜粋)

少し前の午前10時の映画祭で上映されていたものを見逃した為に観賞。
自らも堅気とは言えない立場であるものの、ヤクザならば筋を通せと言わんばかりの、男気溢れる市の生き様に痺れる。

日本的な情景とメッセージ性、濃いキャラクターに見入ってしまう傑作。
本作以降、シリーズ化されていく流れにも頷ける。
まろ

まろの感想・評価

-
フィルム映画素晴らしい。

この時代に、昔へタイムスリップしたかのような劇場で観られて幸せでした。
この時代の殺陣には抜刀とか、人を斬る音とか、変な音ないのね。その方が自然でいいですよね。気になってたんですよ、シャキーンはまだしも、人斬ったらジュワシ!って音出るじゃないですか、あれいる?って。

それにしても、時代劇もっと観るべきやな。

あぁ、あのシーンか…ハダシがやってたの…
Kaorin5

Kaorin5の感想・評価

4.0
劇場版座頭市シリーズ記念すべき第1作目

後に長く続くシリーズを知る今となっては、少々、殺陣シーンに物足りなさは感じますが、シンプルで見やすいともいえます。
三隅節は控えめではありますが、良作だと思います。

しかしこのころの勝新かっこよすぎて鼻血もの!顔まんまる!
れい

れいの感想・評価

4.2
午前十時の映画祭
初鑑賞
ただ勧善懲悪な話ではなく、切りたくないけど切らざるを得ない切ない話。座頭市の強さは所々しか現れないけど、想像力を掻き立てる良さがある。これは某サマーフィルムの主人公に影響を与える訳だ。当時の白黒映画は臨場感が感じられてイイ。
今では使えないような言葉の連続に時代を感じる

決闘シーンを派手に演出しすぎず、淡々と描いてるのが新鮮で好き
kouki

koukiの感想・評価

4.2
真っ直ぐ、狡猾だが、ただ真っ直ぐ。施しには礼を尽くし、悪意には成敗を。とことん謙虚な座頭市に惚れてしまいました。
半兵衛

半兵衛の感想・評価

5.0
小さいときに見てショックを受けてそれ以降も何年かに一度鑑賞しているが、全く内容が古びることなく常に衝撃と感動を与えてくれる時代劇の名品にして1930年頃から作られてきた股旅映画の集大成。そして映画というコンテンツが変貌しこれから何十年たっても超一級の美術品のようにその時代の人を感動させ、勝新や天知茂、三隅研次監督など関わったスタッフやキャストに興味を覚えさせてくれるであろうそんな映画。

座頭市シリーズは超一級の娯楽作品としてファンに語り継がれているが、この第一作はやはり別物と言わざるを得ない。座頭市や平手造酒から醸し出される渡世人の悲哀、ヤクザ社会の醜悪さを徹底的に巧妙に描いた脚本、大映美術スタッフによる隅まで行き届いた人の息づかいや汚れがにじむ家や屋敷などのセットの数々、三隅監督と名コンビと謳われたカメラマン牧浦地志による絵画のような撮影、主役から脇役までの役者たちの名演…。

後の気のいい按摩さんキャラとは違うひねくれたアウトローの勝新もいいけれど、天知茂の新東宝時代から培われてきたニヒルな魅力と渡世の虚しさを抱えた浪人が素晴らしすぎる(私はこの映画で彼のファンに)。ラストの対決シーンは間合いといい役者の芝居などすべてが最高すぎるのだが、このときの天知の熱演に引き込まれて涙がこぼれてしまう。あと俗悪な親分を軽妙に演じる柳永二郎や知的で聡明なキャラクターが独特の存在感となって発揮されるヒロインの万里昌代の存在感。

ヒロインの愛よりもストイックに渡世人の生きざまを貫くラストが渋くて痺れる。
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