全3EPで3人の女性の分岐点を描いたもの

EP1.2では、彼女たちの流す涙の意味が痛いほどにわかるし一歩踏み出すのは簡単じゃないことがすごく伝わる

EP3においては、出てくる男の2人目は一方的すぎだし3人目はなにか履き違えててワロタワロタ
あと、ハンナもだいぶ拗らせてしまっているんではないかと
難しい問題ではあったがプライドなんですかね...
もっとラクになりなよって思ってしまった

ほぼ即興で演じられているらしいので、よりダイレクトに伝わったのかな

即興演技のドラマシリーズ。フィクションなのにドキュメンタリーみたい。

『E1ニコラ』
倦怠期の男女のあれこれ。
ジムへ行くための服に文句つけられたくない。ただジムに行くだけなのに他の男に色目使ってるとか…。ゾッとする。
「I'm sorry」の後の「I love you」は嫌。口先だけの言葉なんていらない。
「食事は自分で作って 私はあなたのママじゃない」
あぁ、わかるなぁ。新婚とか同棲とか、はじめは甲斐甲斐しく世話したくなるんだよね。でもそのうち私はあなたのママじゃない！になる。共感。

『E2カースティ』
男に騙されたシングルマザー。
まさかのサマンサ・モートン！TWDのアルファ！
床に直に置いて食べる質素な食事。それもビーンズオントーストだけ…。
手に職のない女性がすぐに500ポンド を稼ぐ方法といったら。しんどすぎる。お金を得る為に仕方なくするセックス。その行為はどんな感情を生むんだろう。屈辱的？嫌悪感？それとも達成感？揶揄してるわけではなく不謹慎にもそんなことを思ってしまった。

『E3ハンナ』
結婚出産に迷いマッチングアプリで恋人探し。
付き合う相手に色々求めすぎ。そんな難しく考えずに、ただ恋に落ちた相手、好きになった相手でいいじゃん。したいと思った相手とすればいい(お互いの同意さえあれば)。恋愛することにいちいち理由つけて面倒なこと考えすぎだよ、自分の気持ちにもっと素直になろう。

女性は男性とは違い妊娠出産のタイムリミットがあるから、否応なく向き合わないといけないよね。子供を産み育てる人生を選ぶのかそれとも産まない人生を選ぶのか。そして、やっぱり出てくるよね、卵子凍結の話。私には卵子凍結というのが物事の解決策になるとは思えないけれど。結論を先延ばしにしているだけのような気がする。子供相手は苦手だけど、新生児の可愛さ、破壊力抜群。

英国映画・ドラマ界を代表する実力派女優達が１話ずつ主役を演じ、人生の様々な苦境におかれた現代女性の心情を率直に描いた、心に響くアンソロジー・シリーズの第1弾

既視感があるテーマで普通な感じかなぁ。