地震のあとでの2の情報・感想・評価

エピソード02
#2 アイロンのある風景
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あらすじ
2011年、茨城。家出して海辺の町に暮らす順子(鳴海唯)は、流木を集め焚(た)き火をするのが趣味の画家、三宅と出会う。順子は、自分と同じくこの町に流れ着いた三宅に惹(ひ)かれ、いつしか焚き火を共にするようになる。3月11日の明け方、焚き火の大きな炎を前に、神戸にいた三宅の過去が明かされていく。
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クリープ

クリープ

村上春樹は主人公の名前に時間をかける時がある 付けない場合すらある そんな 素の春樹を 三宅という男に感じた。 🟠 コンビニ🟩🟥🟧 順子「あのー」 三宅「なに」 順子「どうして毎日 こまめに買い物に来るんですか」 三宅「うん」 順子「いや、牛乳もビールも    買い溜めして    冷蔵庫に入れて置けば    いーのになーって、    その方が便利だから」 三宅「何ていうか うちとしてちゃ    事情ーや」 順子「755円です」 三宅「うん」 順子「あの気を悪くしないで下さい    私、あの     分かんない事があると    質問しないといられなくて       すみません あ 丁度お預かりしまーす」 三宅「うちな、冷蔵庫ないねん    そもそも冷蔵庫いうの    好きなないの」 順子「ふふ、私も好きじゃないけど    持ってますよ    ないと不便だし」 三宅「それゃー不便やで    でも、    まあ嫌いなものしゃーない 冷蔵庫があると    落ち着いて寝られへんねん」 順子「ありがとうございましたー」 🟡 順子「あたしねー    2年前に家出してここに来た    高3の時 でも時間を掛けた割には    全然遠くへ    行けてないなーって    思ったの覚えてる」 🟢 三宅「死に方から逆算する    生き方っていうもんもある」 何かの身代わり 2011/1/18 からカレンダーは進み 2011/3/10 夜の海岸 流木が多い ✅ 言葉がフワッと自分の物語に ハマりそーな感覚がある 第1話と比べものにならないくらい いい❤️
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4話の中で1番普通に見れたというか分かりやすかったというか、好ましい作品だった。 堤真一さんの、社会と繋がることをやめた老年男性が放つオーラのリアリティが凄まじかった。 海と焚き火🌊🔥生と死。 焚き火は5万年前から人々を魅了してきたのか。 …焚き火しよう。
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Clary

Clary

このコメントはネタバレを含みます

焚き火や夜の海って、なんていうか、 生と死が近く感じるような、吸い込まれるような けれども何か包まれているような不思議な感覚になる。 311へ繋げる話への改変でストーリーとしてはわかりやすくなったけど、 私はまだこの話の終わりをどう捉えればいいか定まってない。 個人的には、「焚き火」の小説、 そして、順子が父から性的な目で見られた経緯は削ってほしくなかったかな。 しかし、冷蔵庫シーン、ホラーすぎて怖い.. あと、堤真一さん、こういう役もハマって演じられるのね。
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ヴレア

ヴレア

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怪しげなおじさん役の堤真一がはまり役だった。 特に冷蔵庫に閉じ込められるシーンの恐怖の演技が凄い。稲川淳二かと思った。
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r

r

焚き火が消えたら起こしてほしいと頼むけど、焚き火が消えたら寒くなるので自然に起きてしまう。 個人的な死にたさを抱いているけど、それとは無関係に震災は死をもたらす。 最後に一際大きく聞こえる波の音。
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umimi

umimi

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堤真一が、年相応に疲れたおっさん役をやっているのが珍しいと思うんだけど、でもそれがとても良かった。 火は絶えず動いて一瞬たりとも同じ形にならない。 見てると癒されるよね。 音も。 あの後、彼らは無事だろうか?
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SayGo

SayGo

すごく静かな会ではあるが、震災とそれをよる人の変化、人の人生を最低限の説明で語っている好きな回。 地震という物事が人に何をもたらすかをうまいこと描く本作、本当にいろいろ考えさせられる。 あと、焚き火したくなる
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りえもり

りえもり

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鳴海唯さん、Eye Love Youでのイメージが強かったから、こういう役もできるんだと演技力に魅了されました。 堤真一さんハマり役。脱力していて、どこか温かみがあって、存在感を放つ。 気になるエンディングで、2人はどうなったのか。 日付は変わっていて3月11日というのも、色々想像してしまう。
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age58

age58

村上小説の主人公、今回は堤真一さん。関西弁の焚き火おじさん。家出娘。地震で家族を失い死に方から逆算して生きている。村上小説の様にわからないけど離れられない。
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りんごあめ

りんごあめ

死に方から逆算する生き方。
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Sankawa7

Sankawa7

2話目1作目とキャストとストーリーは全く違う 堤真一と鳴海唯 流木で焚火をする男性 家出少女 阪神・淡路大震災と311の地震が繋がった。 堤真一のバリ関西弁に驚く。
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楽太郎

楽太郎

2話めは前作と全然違ってびっくり。短編のドラマ化だったのか。阪神淡路大震災と東日本大震災をつなぐ人間ドラマ。分かりやすい。
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タクヤ

タクヤ

5万年前から続く人気コンテンツ・焚き火
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ねね

ねね

リアタイで観てたところ10分で気持ち良く寝落ち、最後の騒音の場面で起こされました。その間に何が起こったのか気になったので録画してあったものを午前中にトライしたら良く頭に入って来ました。311の日だったのですね。大地震は昼下がりでしたね。焚き火が消えた後どうなったのか?想像に尽きません。堤真一は歳取って一層魅力が増し、ここではすごく適役だったと思います。
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じゅうぞう

じゅうぞう

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鳴海唯、よかったなぁ。もっと色んな作品で観てみたいなと思った。 今回もつらい話だった。なんでこうつらい話ばかりなのか。そしてそれでも何故観てしまうのか。 確かに神戸と大阪は違う。特にあの1月は、遠くないのに本当に違う街だった。違う街になってた。 三宅の優しさは危ういし、順子の鋭さと鈍さも危ういような気がした。 ラストのあと、あまり深く考えたくなくて、観おわってすぐに録画を消した。でもそういう作品に限っていつまでも忘れないんだ。
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トトツカ

トトツカ

全セリフ刺さりすぎる…
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もんく

もんく

鳴海唯パート 一話目より話が理解できた 堤真一の世捨て人みたいな生き方、何とも言えない雰囲気出てた 焚き火の回数が凄い! 家出してきた主人公と焚き火おじとの会話劇にどっぷりハマったな 彼氏役もインパクトあった 最近、見かけるようになったな
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黒苺ちゃん

黒苺ちゃん

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急に面白くなった2話。前回は神戸の震災の直後の話だったけど、今回は東北の震災の直前の話で、このシリーズが日本で地震が繰り返されることそのものをテーマにしていることが予感された。「地震のあとで」また地震が来る国。なんど建て直してもまたスクラップされてしまう街の空虚さを主人公の心の空洞に重ねる。三宅の焚き火は被災者への追悼で、冷蔵庫は生き埋めになること比喩だろうか。あるいは、ジャック・ロンドンの「焚き火」が焚き火を起こせず死ぬ話であるのに対して、これは焚き火を絶やさない話であり、たとえその火が消えても「寒くなっていやでも目は覚める」話。繰り返される震災のなかで生が続くことの比喩でもあるかもしれない。
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胡桃餅

胡桃餅

すんなりと納得させてくれる話ではやはりなかったな、と。 好きな人は好きな雰囲気なんだろうな…と思いますが私には合わなかった…… 堤さんの演技すごかったです。そして冷蔵庫怖い。
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yayou

yayou

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死に方から逆算した生き方 焚き火が消えたら 冷蔵庫に恐怖を感じたのは はじめてです😨
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Arcsan

Arcsan

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個人的見解ですが、 阪神大震災で家族を失い一人生き残ってしまった男三宅の心は常に冷蔵庫の中にあるかの如く冷えきっていた。焚き火で身体は暖められても心は暖められず、もがき苦しんでいる。 アイロンとは家族の事なのだろう。写真も無く家族の遺影として描いていたのかもしれないが、家族そのものが描けず身代わりとしてアイロンを描いたのだろう。 一方、父親に理解してもらえず家出した順子は踏切で電車が通る度に踏切の中に留まろうとする。死を実感する事によって生を実感したい、が為に。そして、順子は焚き火に自ら木をくべる。生を実感する事によって死を実感したい、が為に。 二人が出会う事によって死に至ろうとするのは必然であったのだろう。
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spoon

spoon

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堤真一の老け具合渋くてカッコ良過ぎ♡ 1995年に阪神淡路大震災を経験し家族亡くした三宅(堤真一)が行き着いた茨城で、父親とうまくいかず家出をした順子(鳴海唯) と焚き火の友になり、2011年3月11日に海辺で…2人は消えてくのかな。それとも命の灯芯を燃やし続けるか…。 流木流れ着いてすぐは水含んでるから着火しないけどね💦 1話同様2話の啓介(黒崎煌代)もあんまり深く考えてないタイプという意味で、男女の描写が似てる気がする。 「予感いうもんはな、一種の身代わりなんや。ある場合には、現実を遥かに超えて生々しいもんなんや」。 「たき火が消えたら 寒なって 嫌でも 目ぇ覚める」。 冷蔵庫の描写良かった。悪夢はずっと消えない。 ちょうどNHK、ETV特集「心の扉をたたき続けて 福島 アウトリーチ支援の現場から」を見てたから三宅と心情が重なった 3.11から14年。今でも心に傷を抱え、今でも終わることのない苦しみを抱えながら生きている人がいる。 時が止まってる。 原発事故の後、福島から新潟県に家族で避難先し、単身福島で除染作業に行った矢先に14歳の息子が自ら命を絶った。 浮き沈みする心と共に、アウトリーチ支援者がその男性の生きる力を信じて待ち続ける。 遅発性のPTSD さよならのない別れ 沖縄戦も福島での原発事故も人々が思い描いていた未来を奪った 五重にも六重にもなった団子結びを解いてくれて、一緒に縛り直してくれる人の存在。
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ゆゆ

ゆゆ

今回も観る人が試される作品だった。と思う。 そう思うことにする、前話同様。 鳴海唯という方を初めて見た。黒崎煌代って人はどこかで見たことあると思ったら『東京サラダボウル』に出てたのね。早川進、なるほど。 『ブギウギ』で俳優デビューしたんだ。 私も空っぽなんだと思う。 空っぽじゃない人なんているのかな。 それぞれの地震に何を感じるかはそれもまたそれぞれだとこの回を観て強く感じた。当たり前だけど、それでも。 予感は一種の身代わり。覚えておく。
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てりあもん

てりあもん

1話の続きかなと思ってたら全然違う話なんだね。
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ちひろ

ちひろ

オープニングのルックの良さに期待はしたが、話自体は退屈だったし、ここで終わるの、ってとこで終わった。まだこのドラマを理解していないんだと思う。
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真昼の幽霊

真昼の幽霊

ドラマオリジナルの要素である「ピザの番号を振る」店は実在する。そして村上春樹は若い頃にそこに行っていたし、阪神淡路大震災のあとに書いた紀行文『辺境・近境』にその話が出てくる。
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walnutspaste

walnutspaste

焚き火
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夏藤涼太

夏藤涼太

村上春樹色が強かった1話と比べると、第2話「アイロンのある風景」は村上春樹感がだいぶ脱臭されていて驚いた。 ただ、いわゆる「焚き火小説」としての趣きがあった原作の美しい焚き火の描写は、それこそ本当にNHKでしか不可能なような美しい映像と音響、そして長回しによってじっくりと切り取られていて、それだけでも見る価値があった。 また3.11と絡めたのは非常にうまい改変だった。 「火いうんはな、形が自由なんや。自由やから見てる者次第で何にでも見える。だから店員さんの中のひっそりとした気持ちがそこに映ったんやろうな」 という台詞は、焚き火だけでなく、この抽象的で寓話的な村上春樹の小説――そしてその抽象性や寓話性をそのまま保持したまま映像化した本ドラマ『地震のあとで』にも当てはまると言えるだろう。
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Anna

Anna

一話の続きが気になり見たけど、全然違う話始まって、あ!これは短編なのか?と気づく。最後繋がらないのかな?
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いちご

いちご

このコメントはネタバレを含みます

予感というのは一種の身代わり 現実をはるかに超えて生々しいもの 焚き火が消えたら一緒に死ぬことを考えるというシーンでのラスト。 その日が、2011年3月11日。 舞台となっている場所を知らなくて、勝手に東北だと思って見ていたので、一緒に死ぬ選択しても、選択しなくても、海辺に近いところだから…と思ったのだけど、茨城県ひたちなか市の海岸が主要な撮影地ということだった。
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