刑事コロンボの15の情報・感想・評価

吹き替えがこんだけハマってるのも珍しい。さすがコロンボ演じる俳優ピーターフォーク以上にコロンボと言われるだけはある。

面白かった〜。 コロンボは心理戦が見所だなぁ。犯人がホッとした表情をしてみせるところとかいちいち面白い。 時には激昂してみせて、手術させたあとに逮捕する手法も見事。

★★★★ コロンボ(ピーター・フォーク) VS 心臓外科医 バリー・メイフィールド(レナード・ニモイ) 最初からコロンボの優秀さを見抜き、冷静沈着に犯行を重ねるメイフィールドに声を荒げるコロンボが印象的。切れ味の良いセリフで幕を閉じるラストが良かった。

録画を娘と鑑賞。この話は、たしか学校の図書室にあったノベライズを読んだ記憶があるのだが、ストーリーは全く忘れていた。オチにいたるまでの、途中がずっと面白く、ミステリとしての新機軸に興奮した。これほど立証が難しい事件は現実にはないだろう。だけど絶対、最初から犯人がわかっているとしか思えないコロンボが登場した時点で、犯人は将棋で言えば詰んでいる。珍しく怒りをあらわにした場面だって完全なお芝居であり、まだ犯人に勝てると思わせながら、墓穴を掘らせる。あざやか。ほとんど別物ではあるが、「騙し絵の檻」という名作ミステリを思い出した。

情に左右されない犯人に対してあえてコロンボが怒りを爆発させた回。 人間離れした冷静さで繰り返された冷酷な犯行だけに、解決の瞬間の快感がたまらない。 「私も怒るべき時は怒っていくぞ！」と妙な決心をしてしまった。

鮮やかなラスト。好きな作品。犯人は頭がキレるが、殺したい人を殺せず、関係ない人だけが死んでいくのが皮肉。最後はぬか喜びさせるためにわざと一旦退室したのかな。コロンボの手術着かわいい。

ゲスト俳優レナード・ニモイがMr.スポックにしか見えない。冷戦沈着な犯人を、熱きコロンボが、いつもの鋭い観察眼で追い詰める。キレるコロンボ。

時代ですかね？手術後の患者の部屋でタバコ吸っちゃダメでしょう笑

コロンボはじめて犯人に声を荒げて怒る

犯人はミスター・スポックのレナードニモイ。彼はスパイ大作戦にも出ているTVスター。

レナード・ニモイ！ スポック役と重ねていて冷静で熱くならない男。それがプロットになってるなんて。傑作。

犯人の人、スタートレックのスポックの人🖖だって。スタートレック見たことないけど。 かなり極悪人だった。

相棒シーズン3の「書き直す女」の高畑淳子のサイン色紙書いてるシーンに引用・・・