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Pan Am 103: パンナム機爆破事件

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Pan Am 103: パンナム機爆破事件が配信されているサービス詳細

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Pan Am 103: パンナム機爆破事件

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Pan Am 103: パンナム機爆破事件の作品紹介

Pan Am 103: パンナム機爆破事件のあらすじ

1988年12月21日、スコットランドの小さな町ロッカビーの上空でパンナム103便が爆発し、270人が死亡した。イギリス本土で起きたこの最も凶悪なテロ行為を受けて、スコットランド警察史上最大の殺人事件捜査が開始される。スコットランド警察とアメリカのFBI、司法省の協力、そして正義を求める家族の闘いを、現場の人々の証言をもとに再現した実話に基づくストーリー。 Netflixで2026年7月30日配信開始

Pan Am 103: パンナム機爆破事件の監督

マイケル・ケイラー

『Pan Am 103: パンナム機爆破事件』のエピソード情報

#1

『Pan Am 103: パンナム機爆破事件』に投稿された感想・評価

aiai
3.8
0
- パンナム航空103便爆破事件は終わっていない
 
1988年12月21日。
クリスマスを数日後に控えたこの日の夕方、パンアメリカン航空103便 ロンドン発ーニューヨーク行きボーイング747は、ヒースロー空港離陸後、スコットランドの上空、高度31,000フィートで空中爆発した。

乗客243名(うち日本人1名含む)、乗員16名、全員死亡
機体の残骸が落下した町の地元居住者11人死亡。
計270名の命が奪われた。

墜落現場のロッカビーは、スコットランド南西部に位置する人口4千人程度の町で、後に「ロッカビーの惨事」「ロッカビー爆破事件」と呼ばれることになる。

事件の顛末詳細は割愛し本編に譲るとして、実は同事件を扱った作品は本作以外にもある。
オスカー俳優コリン・ファース主演『ロッカビー:パンナム103便爆破事件』
本作が捜査側からの視点で描いていることに対し、あちらは被害者遺族からの視点で描かれている。

同じ事件を扱うドラマが複数あることは珍しいことではないが、直近でほぼ同時期にドラマ化されたのは、恐らく、2022年に新たな容疑者(リビア元諜報員)の身柄が米国政府に拘束されたというニュースがきっかけとなっているのではないかと推察する。

新たな容疑者

そう、つまり1988年に発生したパンナム航空103便爆破事件は、38年の歳月が流れた今もなお、決着はついていない。

※弁護側の引き延ばし作戦なのか、これを書いている今現在(2026年8月)、新たな容疑者の裁判は始まっていない模様。

- 世界ナンバーワン航空会社、栄光のパンアメリカン航空 その光と影

"パンナムにあらざれば航空会社にあらず"

と言われてたかどうかは別として、パンアメリカン航空は間違いなく、世界の航空会社のなかで自他共に認めるナンバーワンだった※1

まだ一般人が自由に海外渡航する許可が下りなかった時代、パンナムに乗れる人は限られていた。
有名政治家、著名人、スター、企業重役クラス、ステータスの高い富裕層など、ラグジュアリーそのものが空を飛んでいた。

今ではおなじみジャンボジェットは、もともとパンナム創業者が「もっとでかい飛行機作ってくれ」とボーイング社にもちかけたのがきっかけとか、世界一周路線を最初に作ったとか、エピソードも事欠かない。

なかでもユニークなのは、

"FIRST MOON FLIGHTS(ファーストムーンフライト)" CLUBカードの発行。

嘘のような本当の話だが、パンナムは1968年から1971 年にかけて、月旅行の予約を受け付けていた。

CLUBカードは93,000 枚以上発行。
月旅行の予約者に無料で発行されたカードで、発行順にナンバーが振られていた。

エープリルフールのジョークネタとしか思えないこの企画、パンナムはいたってまじめで、客からの問い合せに対し、最初の月旅行のフライトは2000年に出発予定、費用については不明であると回答していたそうだ。

この企画背景には、1968年アポロ8号(月周回)、1969年アポロ11号(有人月面着陸)の成功があり、人類の月旅行が現実味を帯びていた時代であった。

加えて、スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」(1968年)の有名シーン

優雅なワルツ『美しく青きドナウ』が流れるなか、宇宙ステーションにドッキングしようとする宇宙旅客機のなかで、座席で眠り込んでいる客の手から離れたらしきペンが無重力状態でふわふわと浮いている。
浮いてるペンを注意深く指でとらえると、持ち主の胸ポケットに優しく返すキャビンアテンダント※2

その旅客機の胴体側面にはPAN AMERICANの文字とブルーグローブの企業ロゴマークが。

IP(知的財産)ビジネスの走りのようなこのシーンは、パンナムの月旅行予約をバズらせた大きな要因でもあった。

そんな一時代を謳歌したパンナムのお殿様経営もしだいに悪化していく。

航空業界の規制緩和(1978年)から過当競争に巻き込まれていき、そして、この103便爆破事件が発生(1988年)、経営層も裁判で有罪となるなど、同社は信頼を失い、客離れが加速する。

この事件が実質の引導を渡したといって過言ではなく、同社は1991年に倒産した。

※1 黄金期のパンナム一強時代をドラマ化したものに「PAN AM/パンナム」がある。マーゴット・ロビーも出演。

※2 ちなみに、このシーンは透明ガラスにペンを貼り付け、スタッフが動かしているところを手前からカメラを回して撮ったそうな。

- 限りなくドキュメンタリーなドラマ

冒頭テロップにおいて、ドラマ制作にあたっては、多くの捜査員、被害者遺族にインタービューをしたが、多少の脚色はあると流れる。

ときおり当時の実際のインタービュー映像フィルムを挟み込むなど、事実を淡々と追っていくスタイルで、限りなくドキュメンタリーに近いドラマだった。

FBIの捜査責任者役は、パトリック・J・アダムス。

自分がパトリックをみるのは、人気リーガルドラマ『suit』以来。
あちらの役(マイク)のイメージは、アウトローで、クレバーで、飄々としていて、ナイーブだが、芯は強い青年。

今回の役どころは、どちらかというと、そのマイクがもっとも嫌うような体制側の人。
パトリック自身もドラマオファーを悩んだんじゃなかろうか(どうだろう?)

ラスト話では、当時のFBI捜査責任者ご本人の顔写真が出るのだが、心なしかパトリックに似てた(だからキャスティングされた??)

このドラマ、何よりも、被害者遺族たちの悲しみと怒りが国を動かしたという事実がよくわかる。
その後の制度づくりにも大きく寄与したという。

ドラマで終わらず、新たな容疑者の裁判の行く末をウォッチしていきたい。
opoko
3.9
0
2026/08/18視聴、Netflix

1988年に起きた「パンアメリカン航空103便爆破事件」の発生から、10年以上を経て容疑者の裁判までを描いた事実に基づく6話構成のドラマ。

この事故を全く記憶にないのをまず恥じます。現在の空港での厳重な荷物検査のきっかけともなった事件であり、さらにアメリカの航空会社の飛行機がイギリスを出発しスコットランドで墜落という複数の国家が関わった捜査、さらに捜査を進めるうちにリビアが関係するという複雑な状況であったことがわかる。

最初は、国それぞれの捜査機関のメンツが見え隠れし、本来の捜査が二の次になっていたと思われたが、徐々に人対人が協力し合い、遺族に対しても寄り添う姿勢になったのは少し救われた気持ちになった。

さらにこの事故をきっかけに企業の体力が損なわれ、パンアメリカン航空の経営破綻にまでつながるという震撼する事件だったことをしっかり記憶しておかないといけないと思った。
3.8
0
各話60分程度で全6話。
実話に基づくドラマ。
1988年12月、ロンドン発ニューヨーク行きのパンナム103便の旅客機がスコットランドのロッカビー上空で爆破される。
乗客乗員259名全員と地上の住民11名がテロ事件に巻き込まれる。
そして現地のスコットランド警察が捜査を始める。
さらに米国人犠牲者が大勢いたことからFBIも捜査に加わり、前例のない大規模な共同捜査になるが、事件の解明は困難を極める。
凄惨な墜落現場から膨大な物的証拠が集められ、整理し、少しずつカタチにしていく捜査官たちの事件に立ち向かう姿が印象的。
その捜査官たちの作業着の洗濯をしたり、差し入れなどをボランティアで行う地元の女性たちの行動に驚き感動する。
事件の真相に近づいていくにつれ、組織同士の協力や取引などが見応えがあり、また遺族の葛藤や悲しみなども描かれている。
まだ事件は終わっていないのがつらい。

『Pan Am 103: パンナム機爆破事件』に似ている作品