高台の家に暮らす一組の子供の夫婦。カメラが好きな夫と絵が好きな妻。やがて授かった娘の成長を撮り、描く二人。嬉しい事も悲しい事も、写真や絵となり家族の記憶はその家に刻まれていく。やがて年老いた二人は最期の時を迎える。
ヴァランティーヌがジュールと結婚した理由は、19世紀末フランスの上流階級においては少し変わっていた。親が決めた婚約を自分で破棄したのだが、それでも諦めないジュールに初めて心を動かされたのだ…
>>続きを読む世界の人々が自宅待機を余儀なくされたあの年の春、「私」も都会への通勤をやめ自宅で毎日を過ごしていた。そんなある日、「私」は庭で不思議な生き物の痕跡を発見する。監視カメラを設置して調べてみる…
>>続きを読む1970年からタイムスリップして現代の井の頭公園にやってきた亜紀とマリ。そんなふたりと遭遇するひとりの老人。出逢うはずのなかった彼らの運命がひとつに結ばれたとき、明らかになる驚きの関係とは…
>>続きを読むアーミーナイフをいつも持ち歩き、果物をむくのが上手かった男の子、栄大輔(さかえ だいすけ)。栄は、どこかの農家の一人娘と結婚するという。結婚の知らせをきっかけに、幼馴染であった中村由美(な…
>>続きを読む日本映画界のトップランナー、大林宣彦とその妻でプロデューサーの大林恭子。映画の街・成城で出会ったふたりの映画作りの歴史を、新作の制作の様子を交えて描き出す。
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のウェス・アンダーソン監督による、異色のコメディ。1960年代、アメリカ東海岸のとある島を舞台に、駆け落ちした12歳の少年少女をめぐるひと騒動を独特のユーモ…
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