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ココでのはなしの作品紹介

ココでのはなしのあらすじ

2021 年東京オリンピック開催直後、都会の喧騒に佇むゲストハウス「ココ」。 住み込みでアルバイトとして働く詩子は、元旅人でオーナーの博文と SNSにハマりライフハック動画を配信する泉さんと共に、慎ましくも満ち足りた生活を送っている。ココにやってくるのは、バイト先が潰れてしまい目標もなく、くすぶる存や、声優の夢を諦め就職しようとするも、両親から帰国を促されている中国人のシャオルーなど、悩みを抱える若者たち。そして笑顔でお客さんを迎える詩子にも、わけあって田舎を飛び出してきた過去があった...。 「休憩が大事。考えながら休んでいいのよ」ココでの生活が、日々に疲れてしまっている人々の心を少しずつ解きほぐしていく。

ココでのはなしの監督

こささりょうま

原題
Push Pause
公式サイト
https://www.cocohana-film.com/
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
86分
ジャンル
ドラマ
配給会社
イーチタイム

『ココでのはなし』に投稿された感想・評価

4.2
【「焦ってるんじゃない?」】

焦ってる時に限って、自分が焦ってるんじゃないかなんて考えないものだ。

そんなものだ。

だから、普段から自分は焦ってないか時々自分に聞いてみたら良い。

そうすれば見えてくるものもある。

エイミー・ワインハウスの半生を綴った「Back To Black」を観る前に、ドキュメンタリー「AMY」を観た。トニー・ベネットが亡くなったエイミーに対し、「生き急ぐな」と言いたかったと稀有な才能を失ったことに哀悼の意を表していた。

コロナ禍では、多くの人が仕事を失ったり、学校に行けなくなったり、居場所を失ったように感じた人は多かったように思う。

僕は、自転車で通える距離だったので、オフィスで一人だけ毎日オフィスに出て、普段はやらない仕事もたくさんやってけっこう一人だけど楽しんでコロナ禍を過ごしていた。
僕自身、孤独には強い方だし、普段やらない仕事もやれば楽しいもんだと考えたりしていた。

コロナ禍の中、休日以外は休まずにオフィスに通っていたが、ほぼ通常業務に戻ろうかという時に、通勤時の事故で大怪我をして一ヶ月ほど入院した。

まあ、人生はいろいろある。

それぞれ孤独や悩みを抱えているかもしれないが、悲観はそこそこで留めておいて、楽観的な心を持ってみてはどうかと思う。

亡くなってから随分経つが、大学のゼミの恩師に、悲観的楽観主義者であることが重要だと言われて、今では本当にそうだと思う。

世界はまた不穏な空気をはらんでいるが、ずっとこのままということはないだろう。

気持ちは楽に持っていたい。
【こささりょうま監督·中山雄斗·小松勇司舞台挨拶付上映】

家を出れば誰でも旅人。
ゲストハウスだけでなく映画館に集まった全ての旅人たちに「焦らなくていい。休憩しましょう」と語りかけてくれます。

実際にあるゲストハウス「toco.」(東京都台東区下谷2-13-21)を舞台にしています。
築100年を超える古民家を改装しています。
庭もあって、とても居心地が良さそうです。
その名前を「coco」にして、東京オリンピック開催後、コロナ禍により閑散としたココでのはなし。

ココの名物おむすびを食べて縁を結ばれていく旅人たち。
このおむすびが美味しそうで、ココロからほっこりできます。

そのほっこり感を体現しているのが、やはり吉行和子さん。
オーナーのおばさんで、SNSでの動画配信にハマっている女性役です。
彼女の穏やかな雰囲気から語られる言葉が、この映画を大切な贈物のようにしています。

今ではtoco.は外国人観光客で一杯のようです。
この映画のような、のんびり感は無くなってるでしょうね。
まあ、世界と縁を結びたい方は訪れるべきトコですね。

<こささりょうま監督·中山雄斗·小松勇司コメント>
[監督]
おむすびの具材には主人公の出身地である福島の食材が使われている。
嫌いで出てきた地元だが、やはり忘れられない気持ちが主人公にはある。
「家を出れば誰でも旅人」という言葉は、昔バックパッカーをやっていて、アメリカ旅行中に言われました。

[中山雄斗(中国人女性と一緒に家探しをしてあげるオタ友役)]
1日だけの撮影だったので、すでに出来上がっている、撮影現場の雰囲気にどう入るか悩みました。
「ダサい日本でごめんなさい(←僕の記憶です)」というセリフは、元々屋外で外国人旅行者を見ながら発する想定だった。
撮影当日になって、喫茶店内での会話に変更された。

(オタ友の中国人女性が、彼のオススメ漫画「蒼天航路」を読んでくれて、しかも荀彧がイチ推しだと言ってくれる。
これには、彼でなくても惚れてしまう←僕の個人的感想)

[小松勇司(先輩の車イス卓球選手役)]
キャリアの途中で障害を患ったという設定でした。
監督が障害者スポーツ関係にも携わったことがあり、当事者の方にいろいろ取材している。
人生の先輩として、プレッシャーをかけることなく、後輩たちが一歩前へ進める手助けができればよいという思いを持って演技した。
4.0
人の心にそっと寄り添う素敵な作品だった。「SUPER HAPPY FOREVER」の山本奈衣瑠さん主演。

2021年東京オリンピック開催直後、都会の喧騒に佇むゲストハウス「ココ」。そこで住み込みのアルバイトをしている詩子(山本奈衣瑠)とそこに集う人々の交流を描いたヒューマンドラマ。何か事件が起こるわけではないけれど、一生懸命生きていく中で誰もが抱える悩みや葛藤を優しく包み込む感動作。

元旅人でオーナーの博文(結城貴史)、SNSにハマり動画を配信している年配の泉さん(吉行和子)、そしてアルバイトの詩子の3人が世話をするゲストハウスには色々な事情を抱えた若者達が集まる。

先輩の引越しを手伝いに来た青年、中国人の女の子、詩子もまた訳あって田舎を飛び出してきた過去があった。「もっとゆったりしてもいいんじゃない」「休んでもいいんじゃない」年配の泉さんの言葉が沁みる。青春は一瞬だけど、人生はまだまだ長い。歳を取ってからの方がずっと長い。

ゲストハウスが無料で提供しているおにぎりがめちゃくちゃ美味しそう。温かな味噌汁と毎日具が変わるちょっと小ぶりのおにぎり2つ。手作りのフルーツ酒。ご馳走ではないけれど温かな家庭料理が並ぶ。ココでの生活が、悩みと葛藤の日々に疲れてしまっている人々の心を少しずつほぐして行く。古い家屋だけどぬくもりのある家、そこで暮らす人々の優しさ。山本奈衣瑠さん、結城貴史さん、吉行和子さんの3人が紡ぐ「ココ」での時間がとても心地良いものだった。

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