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皇帝円舞曲
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『皇帝円舞曲』に投稿された感想・評価

ビリー・ワイルダー監督の初期の1本。ビング・クロスビーを主演に迎え、なんとミュージカル仕立てになっている点が他の作品と一線を画しています。しかし、そんな彼は本作を機に自分はミュージカルを手がける才能はないと感じたらしく、これが彼にとって唯一のミュージカル作品になったそう。

アメリカ人の蓄音器のセールスマン・ヴァージルがウィーンにやってくる。彼の目的は、蓄音機をオーストリア皇帝に売りつけること。宮殿で出会った伯爵令嬢ヨハンナに恋をし、彼の愛犬とヨハンナの愛犬同士も良い感じになるが、蓄音器を爆弾と間違われて国を追われることになってしまい...。

愛犬を連れたヴァージル(ビング・クロスビー)が鼻歌を歌いながら緑の生い茂る街を進むオープニングから微笑ましくて、その後も可愛いワンちゃんたちのエピソードが挟まれたり、美しいジョーン・フォンテーンの魅力が炸裂した純粋無垢なラブストーリーが描かれたり、ととにかくほっこりする1本。ただ、軽妙洒脱な会話劇、の印象はあまりなくて、ワイルダー作品としてはやはり異色に感じました。彼の代表作はどれもすごくテンポよく進むのもあって、ミュージカルだから歌が挟まれて物語の進行がストップしちゃうのがちょっと違和感あったのはそれが理由かな?
★ 湖を泳ぎ切るほどに、あなたに逢いたい…

ビリー・ワイルダー風ミュージカル。
…なのですが、ぶっちゃけた話。その演出が成功しているとは思えませんでした。歌って踊るだけでミュージカルが成り立つわけではなく。それを効果的に見せる手腕が必要だと思うのです。

そもそも、監督さんの持ち味は脚本。
軽妙だけど沁みていく…そんな筆致が活きるコメディが主戦場なのです。ミュージカルの場合、音楽と物語を巧みに合わせる必要がありますからね。軽妙な筆致だけでは紡げない分野なのです。

だから、序盤は退屈でした。
20世紀初頭のウィーンを舞台に、アメリカから来たセールスマンと貴族の未亡人が恋に堕ちる…という展開はもっさりとしていて瞼が下がるばかり。

でも、さすがは監督さんです。
ひとたび物語が動き出せば、主人公が画面を横切るたびに口角は上がるし、その躍動感に思わず前のめりになっていくのです。

あ。でも、間違えないでほしいのは。
本作の主人公は…人間ではありません。

そう。主人公は彼らが飼っている“イヌ”。
ワンコたちが繰り広げる恋模様にドキドキハラハラするのが面白いのです。しかも、驚くほどに素晴らしい演技。喧嘩したり寄り添ったり。監督さんはどのように演技指導したのだろう?なんて思うほどに絶妙なのです。

また、終盤には可愛らしい××まで登場。
いやぁ、あれは反則ですよ。圧倒的にネコ派である僕も転身を考えてしまうほどにプリティ。もうね。にゅるん、としているのです。ぷりん、としているのです。うはは。イヌもいいなあ。

まあ、そんなわけで。
身分の差を超えて盛り上がる恋の物語。
貴族と平民…はたして二匹は見事に結ばれることが出来るのか。ビリー・ワイルダー監督らしい軽妙な台詞回しやニヤリとする描写は健在ですからね。知名度は低いですが、なかなか面白い作品です。

最後に余談として。
ヒロインの飼い主の髪型が“リーゼント”だったのが最後まで気になりました。ウィーンでは普通の髪型だったのでしょうか…?
犬

犬の感想・評価

3.3
ヨーデル

アメリカ人セールスマンが、蓄音器をオーストリア皇帝に売りつけようとやって来るが、そこで美人な伯爵令嬢ジョハンナに恋をする……

ドタバタ気味なミュージカルコメディ

歌が良い
それに負けないぐらいワンちゃんも印象的
可愛らしいです

優雅な人たち

山の中
ロマンスもいい感じです

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