『アイ・ケイム・バイ』
原題：I Came By.
製作年2022年。上映時間110分。
富裕層の住居に侵入し、壁に落書きを残し格差社会に抗議するアーティスト。
ある屋敷で思わぬ光景を目撃した結果、多くの人々の運命が狂い始めるミステリー・サスペンス出演はサム・メンデス監督作『1917 命をかけた伝令』（2019）のジョージ・マッケイ。
共演は『T2トレインスポッティング』（2017）のケリー・マクドナルドに、Netflixドラマ『THE INNOCENTS/イノセンツ』（2018～）のパーセル・アスコット。
監督・脚本はババク・アンバリ。

社会の勝ち組として富を独占する富裕層の家を狙い、自己顕示欲を丸出しにした作品を残していくグラフィティ・アーティストとして世間を騒がせ始めていた2人の若者。
しかし、そのコンビの活動もひとりの家庭の事情により成り立たなくなり、やむを得ずひとりだけで行動にでる。
ところが、ある家の隠し地下室で衝撃の秘密に遭遇したことから、その軽はずみな正義は想定外の決断を迫られることになってしまう。

個人的には何かガツンとしたものがかんじられなかったけど、Netflix作品では良い種類の映画ではないかなぁ。
今作品のその良さは、その演技にあると思います。
ヒュー・ボネビルはまぁそれなりに恐ろしく、危険な存在になってました。
彼はこれまで演じてきた清楚なキャラから、簡単に怖い人物に変身してるように感じたし、実際の性格はどちらなんやろ。
ただ、もっと怒りにキレて、キレッキレな描写がほしかったかな。
演出も悪くなかったし、重要なシーンでの怖い音楽とクローズアップ、様々なカメラアングルが恐ろしい設定を作り上げてました。
この印象は作品の冒頭から受けたし、どっかに起こってそうな現実的なのも良かった。
ただ、今作品にはプロットのアナも多々散見されたのも否めないし。
加えて、ストーリー展開がもっと強くてもよかった気がする。
引退した判事の行動には、もうちっと深い動機があってもよかった。
人を陥れたり殺したりする社会病質的な傾向をなぜ説明しなかったんか悔やむ作品でした。
より強力なスリラーにするためには補強すべき点も多かった。
全体的に魅惑的な作品であり、手放せず、結末を見届けたいとは正直思ったNetflixでは良き部類の作品でした。

どーでもよいことですが。。。
作中、主人公たちが革命型グラフィックアーティストを気取ってるって『あらすじ』にあったし、チョイ描く絵に期待した。
革命型グラフィックアーティストを気取ってるし期待したけど、ただの落書きに毛が生えたスプレー文字やった。
こないなアーティストで真っ先に思い浮かべるのがバンクシー。
彼のお陰かグラフィティに対する『単なる落書き』 という認識は、日本でも少しずつ変わってきているように感じるし、今作品のグラフティはアートではなく落書きかな。
世界にはバンクシー以外にも、 アートとして認めらてるアーティストが多くいる。
キース・ヘリングや、ジャン=ミシェル・バスキアなども、実はグラフィティ出身のアーティスト。
個人的に好きなアーティストは
whils (ヴィールス)
ストリートアートちゅうと、スプレーやペンキを使って壁に描くのが一般的やけど、whils は今までのそうしたストリートアート の手法を覆したアーティストです。
ノミやドリルを用いて、 壁を彫刻するように彫り出し、時には火薬で爆発させたり、 彫刻的な手法を用いて壁にリアルな人物のポートレートを描く。

Lady Pink (レディー・ピンク)
彼女は、ストリートアートの世界でも数少ない女性の有名アーティスト。
それ故に、first lady of graffiti (グラフィティのファースト レディーとも呼ばれてる。

Blekle Rat (ブレック・ル・ラ ット)
『ネズミ』の落書きって云えばバンクシーのイメージが現在は一般的やけど、 実はバンクシーよりも先に、ストリートにネズミの落書きを普及させたのが、フランスのこのストリートアーティスト。

RETNA (レットナ)。
エジプトのヒエログリフやアラビア文字、書道にインスパ イアされた、どこの国にも属さないカリグラフィを壁一面 に描くことで一躍有名になったストリートアーティスト。
　
そして、個人的に一番好きな
Invader (インベーダー)
モザイクタイルを使用したピクセル画(パックマン)風のアートで有名な、フランスのストリートアーティストです。
彼を一躍有名にしたのは、 タイトーのアーケードゲームをモチーフにした 「Space Invaders」。
おそらくパッチモンだとは思うが、彼が描いた(ペインティング)ジーンズを持ってます。

などなど。
だけど、今までに見たストリートアートでは、小生の先輩のトッチャン(サバゲーマニアで家の前を通ると必ずエアガンで狙い打ちしてくるファンキーな人)が描く『生首』の絵が一番かなぁ。
今でもあるのかはわかりませんが、京都鴨川の六条(正面と地元では呼んでます)橋の縦壁に描かれてて、そこは昔、罪人の首切り場だったし、ある意味風刺が聞いてるとこに描かれてる。
その『生首』のカッと見開いた両目はパンチがあったなぁ。
こないなパンチが今作品にはないのが残念なとこでした。
余談の余談ながらその橋を渡って東にいくと、文禄・慶長の役で持ち帰った耳や鼻を安置した『耳塚』(鼻塚)の供養に建てられた梵字が彫られた石にストリートアートを描くからと塚を登ったが、突風が吹いてもう少しで上から転げ落ちそうにぬり、耳塚にはトッチャンアートは残らなかった。
京都のアチコチに物怪のスプレーアートがあればきっとトッチャンの仕業に間違いない。。。

2022年 イギリス製作 〜 Netflix配信の
スリラーサスペンス ＿＿ 🇬🇧🫣💥

ジョージ・マッケイ主演 ということで
観てみましたがー ちょっと不思議な作
品でしたねー …… 本当に 〜 🤔⁉️

色々と 考えられない様な場面もたくさん
あって 〜 そして 最期に向かうにつれて 意外な展開 〜 🤷🏻‍♀️💥

エンディングの曲も 何事も無かった様な 素の演出みたいな NICEな選曲 〜 🎶👏🏻🥰✨

特に何も言えることも無く そんな作品ですー 😮‍💨💦

だけど 僕は 評価より面白かったと思いましたー 何より最後までしっかりと観れたのも良かったー …… 👏🏻😊✨

この作品は 絶対にネタバレ厳禁ですねー♪ 🤫💦



✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

• #netflix-2022

ヒトコワ系映画！！

人は見かけによらない！

まあまあスリル満点ではありました。