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浦安魚市場のこと
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目次

浦安魚市場のことの作品紹介

浦安魚市場のことのあらすじ

“まち”のアイデンティティーが危機に瀕するときをカメラは見つめた―― 魚屋の活きのよい掛け声。貝を剥き続ける年老いた女性。年末のお客たちとお店の賑わい。古くから漁師町だった浦安には魚市場があった。工場汚染水の影響で漁業権を放棄し埋立地となった浦安にとって、魚市場が漁村だった町のシンボルでもある。そんな魚市場には、昼は町の魚屋、夜はロックバンド「漁港」のボーカルとして活動する森田釣竿がいた。時代の流れと共に変わっていく魚の流通と消費の形。脈々とつながってきた暮らしを謳歌する浦安の人々。しかし、その瞬間は、緩やかに、そして突然訪れる.......。

浦安魚市場のことの監督

歌川達人

原題
製作年
2022年
製作国
日本
上映時間
98分
ジャンル
ドキュメンタリー

『浦安魚市場のこと』に投稿された感想・評価

森田釣竿さんのことを知らず、髪の毛をポマードで固めサングラスをし、ナタを持ってイキりながら登場するのを冒頭見て、なんかヤバい映画に来ちゃったなと思ったのだが、それはショーの一環。「魚食えよ~!!」という内容のバリバリのロックを演奏し、仕事場所である魚市場と魚食文化を守ることに熱い人。
パワフルな森田さんの一方で蛤焼きのおばあちゃんたちが目の前のやるべきことを黙々と、そして飄々とこなしているのが対照的。彼女らのような人がいたから日本という国が今まで成り立ってきたのでは?としみじみ思った。

両親が働いているので子供たちが放課後市場に行き、周りの大人に見守られ、かつ親が働く背中を毎日見てる。彼らが育っていく場所と言っても過言ではない。挟まれている古い映像や昔の映画で観たとおり東京湾に面する千葉一帯はかつては漁師町だった。魚市場でお店の人と会話しながら夕飯のおかずを買うのが日常だったろうし、働く人にとってもお客さんにとっても老いから若きまでの居場所だった。

魚も高値の花になってしまい、働いている人が高齢になり、たぶん建物も老朽化したから多数決を取ってクローズすることになったんだろう。どうしてもそれがお客さんが来ない地方のミニシアターの姿と重なってしまい、心が痛くなりながらの鑑賞だった。

市場が無くなったら浦安は何にもなくなっちゃうものなぁという地元の男性の言葉が説得力ある。彼らにしてみればディズニーランドじゃなくて魚市場なんだよね。
🐟はじめに🐟
シネマイクスピアリにて鑑賞する
ドキュメンタリー映画『浦安魚市場のこと』🐟
いま最も重要視されるべき“映画体験”です。🎞


🐟🐟🐟🐟🐟

当初は1週間限定上映の予定でしたが
好評につき2月16日(木)まで
期間延長が決定しています。
(以降のスケジュールは未定。
毎週火曜日頃に延長可否が
決定されているようです。)

※追記 2月22日(水)まで
最後の上映延長が決定したそうです!
浦安市内での上映はこれを以て
当面行われないそうです。
是非に!
↓公式Twitter
https://twitter.com/urayasu_ichiba/status/1625354885616271360?s=46&t=rZOtYzjGLuytfOdVuohtJw



シネマイクスピアリを含む
東京ディズニーリゾートも
今作には欠かせない要素であり、
また最寄りの舞浜駅よりバス一本で
東西線浦安駅(魚市場跡地)へ
向かうことができます。
(※浦安駅行きのバスは本数が多く、
どの乗り場からの乗車でも問題ありません)


🐟🐟🐟🐟🐟

2019年3月に惜しまれながらも
閉場した「浦安魚市場」。
東京メトロ東西線浦安駅前に構える
一般消費者向けの小売魚市場です。

本作は、2017年末に閉場の噂を
どこからか聞き付けた監督が
熱心な交渉の末に漕ぎ着けた
鮮魚店「泉銀(いずぎん)」を営む
強烈で明快な店主(40代)への
密着取材映像を中心に構成されています。

ナレーションは一切存在せず
穏やかなBGMのみ。

熟練の職人による手捌きや
市場で遊び回る子供たちは
紛れもなく“日常だった”と
余計な味付けのない
淡々とした映像が語ります。



🐟🐟🐟🐟🐟

本作は「閉場」という大オチを
共有しながら鑑賞する作品。

近年流行りの娯楽大作とは異なり
ネタバレに繊細な作品では
ないかもしれませんが、


閉場に至る“苦悩”

水産業全体が立ち向かう“課題”

業者ひとりひとりにはっきりと存在する“生活”

その全てを、これから鑑賞する方々にも
スクリーンにて噛み締めてほしい
だから、必要以上の感想は綴りません。


座席に座る観客すべてが
人生を、日常を振り返り
劇場を後にしてからの
生活が、選択が、
僅かにでも変わるような。

変わらないといけない、
変えないといけないと
そう強く嘆くような。



過去の失敗を悔やみながらも
前向きに生きられるような

そんな素敵な映画です。


🐟🐟🐟🐟🐟

『推しは推せるときに推せ』
という常套句。


解散が決まってからグッズを買い足しても、
閉店日に店に押し寄せても、
一度決まった決定を覆すことは難しいでしょう。


私たちは浦安魚市場を守ることができなかった。


組合員の方々はもちろん、浦安市民も、
映画を観るまで浦安魚市場を知らなかった観客たちも
誰も守ることができなかった。


でも、未来の私たちが守れるものは、
きっと無数にある。


様々な想いを噛み締めながら
埋立地「舞浜」にて鑑賞する『浦安魚市場のこと』
今年、最も重要視されるべき映画体験です。

いや、このような体験は2度とできないかもしれない。

少なくとも、浦安魚市場のとこを思いながら
浦安市で鑑賞する『浦安魚市場のこと』は
まもなく終わりがやってくる。

応援の意も込めて、もう一度観にいきますね。


🐟🐟🐟🐟🐟

パンフレット800円
写真集2500円
にて物販販売中。

私は両方購入しました!

パンフレットは水産業に関わる
専門家の解説が中心。

写真集は劇中にも登場する
数多の資料から魚市場の見取り図、
そして各店舗のコメントから
来場客の寄せ書きまで掲載。

どちらも作品理解を深める1冊。
特にお薦めなのは写真集。


(※パンフには「ナレーションも劇版もない」と
書かれていますが、私が鑑賞したバージョンは
BGMが何度か挿入されていました。
試写後、観やすいように編集されたとか…?

活気溢れるアーカイブ映像や
記録写真を映すシーンに
不必要な静寂を生んでしまいますからね)


🐟🐟🐟🐟🐟

映画鑑賞後、
浦安駅近くさつまや焼蛤本舗さんの
焼きあさり串を購入!

濃厚で香ばしい甘辛だれが
やみつきになる逸品。
1本50円(税込)です。

他の魚屋さんも徒歩圏内ようなので
次回は保冷バッグ持参で
立ち寄ります✊🏻


🐟🐟🐟🐟🐟

余談

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』にて
強烈に描かれた反捕鯨シーンですが、
『浦安魚市場のこと』鑑賞後は
改めて鯨漁に携わる方々を守りたいと
身の引き締まる思いです。


魚1匹の命も、鯨1頭の命も等しい。

たった1つの命で、
あれだけのお肉が取れる素晴らしさ。
大切にいただかなくてはいけませんね。


🐟🐟🐟🐟🐟


鑑賞記録 シネマイクスピアリ
2.0
舞台挨拶回に行ってきました。
ナレーションなしのドキュメンタリー作品なので、元々住んでいた人が観たら『生活の一部』がそのまま映像になったような作品でした。あえて悪く言うと『ホームビデオ感』が強い。たぶん観に来た方々は知り合いか身内なんだろう、至るところでクスクスヒソヒソ…まあ、地元ですし仕方ないか。トホホ。

私は所謂『よそ者』で、2019年4月に浦安へ越してきました。魚市場が閉場したのは2019年3月31日、まさに5年前の今日の出来事で閉場するその日までのことを描いてます。もっと全体的な市場が見たかった気もするけど、そうするととっちらかって終わりそうだからこの作りでよかったのかなあ😑💭『魚屋』に焦点を当ててるものの、あくまでも主役は『市場』なので…うん。ちょっと、うーーーん🤔て感じ(苦笑)
浦安の元町は個人商店が多くて、先ほど書いた『よそ者』というのは割と肌で感じます。未だに入れないお店もあるし入ってすぐにUターンしたこともあります…まあ、私がものすごく人さまの顔色を見ているせいも多分にあるので…あと、元町の人って新町の人のことあんまり…という空気も感じます。外から見ればどっちも一緒やろって思うんですけどねーこの辺はよくわからん。
あと、こっそり言うけど、男の人のがなり声怖いのでちょっと、行けないお店増えた(苦笑)自分のライブ前のステージ入で包丁(おもちゃ?)振り回して『ぶっ殺す!』ってほんと、「あ、私こういう街に住んでるんだ?!」って改めて思ったよね。パフォーマンスなんだろうけど怖いんよ。まじで。

色々書いたけど、よかった点は鯨の解体ですね。色んな保護団体が動きそうだけど、個人的にアレは観てよかったなあ。命をいただいて生かされてるんだなって改めて感謝したし、ああいうのを小さいときに観ることができてるのはいいなあと思いました。

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