カーマイン・ストリート・ギターの作品情報・感想・評価・動画配信

「カーマイン・ストリート・ギター」に投稿された感想・評価

ショップでギターを試し弾きするお客さんの、「この音…!!」って言う嬉しそうな、溶けてしまいそうな笑顔が印象的な作品。

古い建築物が取り壊される際の木材をレスキューしてギターに生まれ変わらせる、粋な職人さんと、それに引き込まれる弟子と、ギターを買いに来ているのかリックの顔を見に来ているのか、その両方かって言うお客さんの、ユーモアと好きなものに対する愛情で溢れた80分間。

建物として人々の会話を聴いてきた木が、音を鳴らす主体(ギター)に生まれ変わるストーリーもなんだかグッとくるなぁなんて思ったり。

気持ちがほくほくする、すてきな映画。
みたおっ!
あ!これは!これは!これは!あっ!
ってなったお!
時番人

時番人の感想・評価

3.4
ドラマ仕立てのドキュメント。

うちの子はこれ観て、ギター職人になりまして、複雑な気持ちで、登場する金髪女子の涙をみつめました。
ジャームッシュが出ているので観た。カッコいい。

思ったより面白い、良い映画だ。
2022-017

美しいギターの佇まい 憧れる

弾けないけどね🎸

自らの仕事にドップリ惚れ込んで情熱を注げるって、なんてステキなことでしょう
1800年代のNYの建築の古材からギターを作る。
木材を持ち、叩き、その「時間」を聴く。

音楽の後ろには多くの人たちの歴史、時間が連なっている、ということを実感させられる。
nock

nockの感想・評価

3.5
音感ゼロ、楽器とは無縁なのに生意気にも「ギターの聖域」を鑑賞。
ある方(かた)のレビューに惹かれ…。

「ギター」云々よりも「職人」として鑑賞。
シンディのアートが素晴らしく、絵(名画ではなく)に興味があるので見惚れました。
5年頑張ったねケーキは、本物のギターかと思った。あのお祝いにはお母さんは呼ばれないのか…な?

お客さんのギターの音色がポロンポロンではないが激しくもなく、心地よい音色にウトウトしてしまった。
客人の一人が「家で弾けない、近所からクレームが来るんだ」と言うのを聞いて、日本ならありそうだけど米国でも文句言う人いるんだな、と驚いた。
NYの密集地じゃ「うるさい!」って言う人もいるか…。

たまに映るNYが静かな街でよかった。
常にパトカーのサイレン音、銃撃戦、ドリフトする車のイメージがあったので。
リックがちゃんと横断歩道を渡ってくれてホッとした。

木材に拘るリック。カッコよくデザインするシンディ。傾いた額を戻さないお母さん。
いいトリオだな。
追われての商売じゃないからホノボノしていて良かった。
人 × 街 × 音

何て味わい深いドキュメンタリーなのだろう…!!思わず溜息が漏れる。

ニューヨーク、グリニッジ・ヴィレッジにある「カーマイン・ストリート・ギター」。ニューヨークの建物の古い廃材を使ってギターを作るその店に、著名なギタリストが今日もふらりとやって来る—— 。

PCも携帯も持たないギター職人、リック・ケリーとその母親。そしてリックの弟子、見た目はパンキッシュ・ガールなシンディ。店員はたったの3人。

リックの柔らかな人柄は話し方にも滲み出る。木材職人の祖父から代々受け継がれたナイフとモノ作りの精神。

1800年代の古い木材を買い付けてくるリック。どこのストリートのバーの木材だとか、どこの教会が大火事になった時の木材だとか。

タバコや酒の匂いが染み付いた木材が200年の時を経て、ギターへと生まれ変わり、その木材でしか出せない音色を響かせる。

ギターは生き物なのかも知れない。

デザイン性もさる事ながら、一本一本の音の違いに驚かされる。

ちょ、待って。
ジム・ジャームッシュが来店してきたけど?

ギター・キッズでもないので、訪れるギタリストがどこのどなたやら存じませぬが、皆んなこの店とこの店のギターを愛しているのがわかる。

誰もが運命の一本を持っている。

この店と作品が醸し出す雰囲気に完全に魅了されてしまった。ママもいまだ現役で働いているのが何とも素敵。

ギター型のチョコレートケーキ、食べたいなぁ。

今と昔のニューヨークの息吹を胸いっぱいに吸い込む。粋でお洒落で贅沢な80分は、至福のひと時で御座いました。
juri

juriの感想・評価

4.5
私はギターに詳しくありません。
詳しくないどころか、えーっと弦が4本なのはベースだよね?レベル。
そんな私でも十二分に楽しめる作品でした。

まずギターのボディに廃材を使ってる時点ですごく惹かれる。廃材をリメイクって最近流行りなのか結構見かけるけど、どうしてもずっとは使えないし使わないじゃんってグッズになっちゃうよね。キーホルダーとかさ。
その点、ギターはギター弾きには必需品だし。廃材がいい味出してて、ビジュアルだけでもこれはお気に入りになってしまうよなあって私でも想像できる。

カーマイン・ストリート・ギター店主の醸し出す雰囲気がめちゃくちゃ優しくて好き。なんだろうな、店主はインターネットをやらないのもあって資本主義から離れてる感じがする。最近はニッチな世界でも利益あげないと生き抜けない現実があると思いますが、彼はもう突き抜けてるのでそうだよね好きなことだけしててもいいんだよね!って元気もらえる。でも頭が固い訳じゃないんだよな〜。つくづく、人柄って顔に現れるよなあと思いましたよ。

学生の頃ひょんなご縁で個人でやっている靴の修理の店主と仲良くなり、でもたくさんお喋りをするわけでもなく修理してるのをじーっと隣で見てることがあったのですが、私にとって職人さんってそういうイメージです。パーソナルスペースは侵さないし愛想良くもないかもだけど、拒否もしない。意外と懐が深い。
近くにいたら懐いちゃうと思います。
(仕事の邪魔をするな)
とても居心地のいい映画でした
ニューヨークの古い建物の廃材を利用してギターを作る職人,リック・ケリーと彼のギターショップ『カーマイン・ストリート・ギター』のドキュメンタリー。

店名カッコ良すぎ。

途中、ジム・ジャームッシュが来店している様子が写ってました。
ジャームッシュもやはりギター少年(初老)だったのですね。

この映画も、このお店も、どこか『パターソン』のような、のんびりとした温かい空気に包まれていました。
>|

あなたにおすすめの記事

似ている作品