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『アイアム・ア・コメディアン』に投稿された感想・評価

第35回東京国際映画祭「ippon Cinema Now」選出。
お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔を追うドキュメンタリー。ポスターに「テレビから消えた男」とのテキストがありますが、作品の中心は、テレビ批判というより、村本さんの考え方や活動を通して、私たちが前を向いていくことができるメッセージを得られる作品。夢に向かって、前へ前へと活動する村本さんの姿は、先日観た『ルックバック』の中で描かれていたクリエイターの姿にも、繋がる印象を受ける。

また、TVが彼の発言を避けた部分を通して、日本の閉塞感や被災地、在日朝鮮人差別、沖縄の基地問題など、メディアが積極的に報道しない「蓋」をした、私たちを取り巻く社会を、自分自身として見つめる機会となりました。自分で考え、自分の意見を持つことの大切さ。
2024年7月29日@京都・出町座
5.0
【逆説/ふたたび日本で立て/当選は小池百合子】

なんかネットニュースを読んでいたら、この作品の舞台挨拶で、ウーマン村本が、都知事選、蓮舫に入れたと言っていたらしいけれども、当選は小池百合子で20時ちょうどにNHKに速報が出ていた😛

舞台挨拶は観れなかったけれども、この作品は本当に面白かった。

安倍晋三なんてもうこの世にはいないし、安倍政権については語る価値もないと思っているけれども、ウーマン村本が、自分がTwitter削除すると批判されるのに、安倍政権で公文書がシュレッダーされても擁護されるというのには、いきなり笑わされた。
ウヨとはそういうものだ。
旧統一教会と結託し、裏金ジャブジャブの安倍派を好んで支援していたのだから、そんなのおちゃのこさいさい。

ところで、ニューヨークのジャズ・コメディ・バーで、クィアの人が、クィアであることを自分の父親を交えて笑いを誘っていたことと、黒人が黒人と性病になるんだったらほとんどが性病を取るという自虐ネタをやっていたところで、これはウーマン村本のお笑いと通じるよなと思ったりした。

自虐ネタを嘲笑うように笑う人は多いと思うが、これは逆説であって、笑われているのは、あなた達なんだと。本当は、この逆説的なところがお笑いの本質なのかもしれない。

ウーマン村本が、テレビに出てるやつはタレントでお笑いじゃないと言う場面がある。

テレビに出てお笑いがしたいです…とXで呟く、松ちゃんはどう考えているだろうか。

前にオリンピックのオープンニングの演出で、渡辺直美さんを起用して、オリンピックならぬ、”オリンピッグ🐖”なんてギャグ企画を話していた元電通のウッキー猿脳マンがチームから離脱してたが、よく考えてみたら、こいつらも安倍晋三に繋がって連中だった。

松ちゃんも考えてみたら安倍晋三と飯食って満面の笑みだった。指原と。

二項対立を煽ったり、吊し上げる誰かを見つけて、それを嘲笑うのはお笑いとは違うような気がする。

坂本龍一さんが30年ほど前に、ダウンタウン前後で学校のイジメが変わったと、今はひどくなったと言ってから久しいが、ウッキー猿脳元電通マンはそんな時代を謳歌したのだろうし、この事件の後、何人かの吉本芸人が、特定の誰かを笑い者にすることが出来なければ、芸の幅が狭まると言っていたぐらい数十年にわたる悪影響は大きかったのだ。

ダウンタウンの番組で、吃音の芸人を使って、吃音を発するところで笑いを誘うような演出があったの批判されたことがあった。

松ちゃんは障がい者にもテレビに出てお笑いをする機会が増えれば……なんて言っていたが、ウーマン村本の言う通り、数十万人いる在日の中からテレビに出る芸人が出てこないことは、エンタメ業界で話題になることはないのだろうか。ねえ、松ちゃん。

他言無用の”放送禁止”というライブイベントで、カンニング竹山でさえ、松ちゃんの事件について話すのには相当オブラートに包んでいたと思う。

松ちゃんにもはや自虐ネタは無理だ。

ウーマン村本、また日本に帰国して、独演会ライブをやって欲しい。
もはや裏金ジャブジャブで企業献金を死守しようとしている政治はおもろくもなんともない。
松ちゃんや今のお笑い界やテレビへの皮肉が今必要だと思うのだ。
渋谷公会堂より大きいハコでも人は入るんじゃないのかと思う。

まあ、ただその時は、あんたの滑舌もう少し良くして欲しいけどね。
4.0
エンドロール後に拍手が起こったヒューマンドキュメンタリー。

ミニシアター系でも小規模公開の作品ですが、Filmarksの評価も高く、公開3週目でありながらミニシアターランキングでも2位をキープしている作品です。

私自身は楽しみにしていた作品でしたが、おそらく公開すぐに終映になると思っていて、レビューするかどうかも迷っていたのですが、ロングランになっているようなのでレビューを上げようと思います。



毎年、年末に放送される民放のお笑い番組『THE MANZAI』。ビートたけしをトップに据え、M1グランプリが開催されなかった期間は全国区になれる賞レースとして君臨していた番組です。

現在は、”お笑いレジェンド達が年に一回芸を披露する場”のようになっていて、たけしから招待状が来れば参加できるというネタ見せ番組となっており、正直、バラエティ芸人になってしまった芸人の漫才はレベルも低くて、個人的にはあまり興味がない番組でもあります。

ただ、唯一、楽しみにしていたのが、漫才コンビ ウーマンラッシュアワーの社会風刺漫才。年に一度、この番組でしかTVで観ることができないこの芸が大好きで、番組全体を録画して、ウーマンラッシュアワーの漫才だけを観ていたものでした。

ウーマンラッシュアワーは2013年にこの番組で優勝したことで全国区の芸人となり、その後順調にTV露出が増えていたものの、コンビの一人で本作の主人公である村本大輔が”社会風刺漫才”に傾倒したことでTV業界から徹底的に干され、2021年のTHE MANZAIを最後にTVから完全に消えてしまった芸人となりました。

(彼らの漫才は、Youtubeで検索すると見れるのですが、度々削除されるので、検索結果のリンクを貼っておきます。)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%83%BC+THE+MANZAI

特に、姿を消す最後の3年間ぐらいのネタは、安倍元首相時代の文書改ざん問題や沖縄の基地問題、日韓問題、福島の原発問題など、ある意味触れることがタブーとされるような問題に鋭く切り込みつつ笑いに昇華させる見事な芸として、とても完成度が高かったと思っています。

一方で、TV番組ゆえスポンサーの逆鱗に触れることも多く、おそらく、最終的にはTVに多くの広告を出している会社からの圧力か、それを忖度した局側の自主規制として出演できなくなったのだと思います。

番組の重鎮であるビートたけし自身、TVタックルや、もともとツービートとして社会に切り込むネタを得意としていることもあり、これは完全な想像ですが、最後の数年はたけしの意向で出演させていたのだと思いますが、あまりのネタの先鋭化ゆえ、守りきれなくなったのかもしれません。



すいません、背景の話が長くなってしまいました。

本作は、副題 ” テレビから消えた男 ” の通り、このようにTVから消された村本大輔がその後アメリカに渡り、スタンダップコメディアンとして再起を目指す姿を数年間にわたって追った、ヒューマンドキュメンタリーです。

個人的に、芸は好きだったものの、人間としてはあまり好きではなかった村本大輔さん。

元々性格が悪いのかと思っていましたが、スクリーンの中にいたのは、コミュニケーションが下手で周りと軋轢を生みながらも、根はピュアで素直、そして、ただただお笑いを愛している男でした。

また、今も吉本興業に所属できていることからも、吉本興業の中にも彼の芸を認める人が居て、自身の生活が困窮しつつもコンビを解散しない相方も居て、息子を心配する母親が居る。

TVから追い出され、渡米準備中にコロナ禍が起き、芸を披露する場もなくなった彼が、固定ファンたちに向けた地方の小さいステージの幕間に、男泣きするシーン。

年下の女性マネージャーになぐさめられ、励まされている情けない弱さと、その刹那、芸人の顔になってステージに戻り、皮肉交じりに大きな笑いを取る。そのギャップの見せ方の見事さによって、芸人として生きる村本大輔の生き様が見事に表現されていました。

彼の芸には好き嫌いがあると思いますし、ひねくれた物言いが嫌いだという人も多いかと思います。また、ドキュメンタリーとしては少々感情が入りすぎているようにも思いましたが、これは、今年観るべき一本だったと思えた素晴らしいドキュメンタリー映画でした。
内容的に、配信されないような気もするので、機会があれば是非劇場で。



今回観たのはシネマート心斎橋。
大阪ミナミに近いロケーションから、吉本の若手などが来ていたのかもしれませんが、終映後には拍手が。観客全体がほんわか涙ぐむような雰囲気だったこともあって、数名から起こった拍手が大きくなったのが印象的でした。

たまに帰国して日本でもライブしているようなので、今度一回観に行ってみようと思っています。

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