2025年のノーベル賞、阪大の坂口志文氏が「生理学•医学賞」を受賞したのに続いて、京大の北川進氏が「化学賞」を受賞した。このところ日本人科学者の受賞が遠ざかっていたので、本当に嬉しいニュースだ。
そこで、なぜか思い出したのが本作である。

SFの巨匠、H•G•ウェルズの古典を映画化した1977年の作品で、私は子供の頃、テレビの洋画劇場で観た。パート•ランカスター演じるドクター•モロー（マッドサイエンティスト）が、動物の遺伝子を操作して人間のような生物（獣人）を作る実験を繰り返す狂った物語である。（DVDで）再視聴するまで、ストーリーは完全に忘れていた。

様々なレビューや情報を見ると、DVD版での結末はテレビ放映時のものと違うらしい。ネタバレは避けるが、DVD版はある種のハッピーエンド。テレビ放映版は恐怖のバッドエンドだったとのこと。しかし。私は覚えていない。洋画劇場は21時から23時の放送だったので、子供だった私は途中で寝てしまったのかもしれない。
今回、見直してみても、とてもゆるい内容でテンポも悪く、１時間40分が永遠のように感じられた。眠かった。

なぜ、子供の頃、本作をテレビにかじりついて観たのか。それは私の義務感だった。当時、クラスに、ただメガネをかけているというだけで「博士くん」と呼ばれている男子がいた。とても羨ましくて、私は嫉妬していた。「博士」という響きに憧れていたのだ。私は取り柄のない子供だったのだが、ケイブンシャの「怪獣怪人大百科」の中身を暗記して、バルタン星人の身長やゼットンの必殺技など怪獣や怪人のプロフィールを覚えていた。ある日、その知識をクラスメートに披露したところ、「君は怪獣博士だな」と言われた。嬉しかった。やっと博士になれたと思った。本作がテレビで放送されたのは、ちょうどその頃。怪獣博士としては観ないわけにはいかなかったのだ。獣人を作ろうとする博士は、仮面ライダーのショッカーにも通じるものがあるが、そんなに面白くはない。

坂口先生も、北川先生も、子供の頃、「博士くん」と呼ばれていたのだろうか。

〈獣人島の掟〉
一つ、王には従わなければならない！
一つ、決して血を流してはいけない！
一つ、本能を抑えよ……本 能を オさエョ！

H.Gウェルズ原作 19世紀の古典SF
獣と人間の境界とは？
苦痛と掟で支配するモロー博士の島は
文明社会と変わりはない

[人が自然を破壊する]という考えも人間の驕り
シロアリが巨大な塚を作り、黒カビがコロニーを作るように、我々もただ繁殖して蔓延っているに過ぎない
神の領域を恐れる事こそ、人が[動物]である証拠であり[救い]なのだ

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個性的な獣人メイクの素晴らしさ
獣人と本物の猛獣が戦う危険すぎる撮影は、今では絶対不可能！
残念なのは米国公開版のラストシーン
今では幻となってしまった[日本公開版]の衝撃…
復活してくれたら⭐️5つ

• #傑作風刺SF
• #科学は誘惑する
• #魔改造！
• #サバイバー！
• #こんな島はイヤじゃ！
• #SFの父

久々に観てみました👀

往年の名優バート・ランカスター主演👤
DNA操作の果てに...🤭

1911年、一艘の救命ボートが太平洋上のある孤島にたどり着く🏝
乗船していたのは、ブラドック⛵️
彼は島に上陸するも、罠に掛かって気を失う😨
建物の中で目覚めた彼は、そこでモロー博士に出会う🤭
モロー博士は、その島で遺伝子操作をして獣人を造る実験をしていた。🧪

「タイムマシーン」で知られるH.G.ウェルズ「モロー博士の島」が原作📝

博士の狂気の実験の犠牲になった獣人たちのメイクは、オリジナル版「猿の惑星」のそれです🐵

博士の正体に気づいたブラドックは島からの脱出を試みるが、博士に捕まり、人体実験の餌食にされてしまう🌡

そして、モロー博士のルールに従い暮らしていた獣人たちも、ある事件を機に反乱を起こして...👹

よくあるパターンですね。ブラドックの運命は如何に🤔

今回、再視聴にあたって分かったんですが、セルDVDには２種類のエンディングが収録されているようです🤭
私はレンタルでの視聴だったので、おそらく劇場公開版の方だと思うのですが...
もう一つのエンディングが気になるところです😓