キラーズ•オブ•ザ•フラワームーンの
　リリー•グラッドストーンを連投✨

　同じ悲しみを抱える叔母と姪が
　『母•娘』としての絆を深めていく
　姿を軸に、ネイティブ・アメリカン
　の女性たちが抱える生きづらさや
　苦悩を鮮烈に描いたドラマ

　リリーとその姪ロキ役の女の子
　の演技がとにかく良かったです✨

　あまり馴染みのない
　ネイティブ・アメリカン
　彼らにとって現代のアメリカは
　とても住みにくいのだろう
　万引き、車泥棒、薬の売人
　ホワイトカラーとは無縁の世界
　観ている側まで虚しくなる

　それにしても彼らの魂の叫びとも
　いえる『ファンシー•ダンス』が
　この作品の終着としてあまりに悲しく
　どうにもならないもどかしさばかりが
　余韻として残る映画でした😮‍💨

• #洋画2024鑑賞

リリー•グラッドストーン主演のヒューマンドラマ。

『キラーズ•オブ•ザ•フラワームーン』で初めてリリー•グラッドストーンを知ったが、この作品ではまた違う一面を観ることができた。

母親の失踪や、伯母との劣悪な環境など、この物語に登場するロキという少女が誰と生活するのが良いのかなど、どうにもならない状況の中での様子が描かれていく。

ロキのためは本当は誰のためなのか？を問われているように感じるが、この少女が自分らしくいるために奮闘する伯母を演じるリリー•グラッドストーンが追い詰められて行く様子や、良かれと思ってしたことが犯罪と認定されてしまう社会の厳しさなどとてももどかしく、無力な二人が母親探しに奔走する様子に希望を抱きながら観た。

ロキと伯母の二人の描写に癒されたり、知らず知らずのうちに傷つけ、気持ちがすれ違っていったりと、思い通りにならない展開や、それでも守りたいものがある気持ちなど、非道徳的で静かな描写が続きながらも、ラストまでリリー•グラッドストーンの存在感が凄かった。

リリーグラッドストーンは
デカプリオ主演の
AppleTV作品で知ったばかり
存在感抜群の重厚感ある演技力
そんな印象を今作観て改めて感じた
前作と真逆ともいえる役柄で
彼女の演技力にすごさがうかがえる

ネイティブアメリカの実態を
正直よく知らないのですが
差別とはちょっと違う
偏見みたいなのが多いのかな、と
先住民の一族なのに
なんでだろうと思ってしまうのですが
そこは勉強不足なので

親権をめぐり
どんなに子供の信頼を得ていても
経歴次第では
数回しか会ったことのない近親者が
親権を得ることになる
それも形式上だから
悪くはないと捉えることもできるけど
そうも上手くいかない現実
何もわかっていない人が
親権を得たというだけで
コントロールしたがる現状
これが先住民とそうでない人だと
めんどくさ…複雑になる

子供に押し付ける現実と
子供に希望を持たせる嘘と
どちらが正しいのか難しいところ
それを知ってしまった時の子供の行動

ちょっと考えちゃっう
そういう余韻の持たせ方もさせる

あの父親の涙で
何かが変わってくれてほしいと思う