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ACIDE/アシッド

ACIDE/アシッドの作品紹介

ACIDE/アシッドのあらすじ

異常な猛暑に見舞われたフランスの上空に突如、不気味な雲が現れる。それは南米に壊滅的な被害をもたらした酸性雨を降らせる危険な雲だった。あらゆるものを溶かす強酸の雨は容赦なく大勢の人間の命を奪っていく。フランス全土が大混乱に陥るなか、安全な場所を求めてあてどなく彷徨う親子の行く手には高濃度酸性雨のさらなる恐怖が待ち受けていた……。

ACIDE/アシッドの監督

ジュスト・フィリッポ

原題
Acide
公式サイト
https://longride.jp/acide/
製作年
2023年
製作国
フランス
上映時間
100分
ジャンル
ドラマファンタジースリラー
配給会社
ロングライド

『ACIDE/アシッド』に投稿された感想・評価

symax
3.6
その雨は全てを溶かす…

セルマは問題児…セルマにとって両親は大切な存在であったが、父ミシャルの逮捕をきっかけに家庭はバラバラに…父を揶揄する同級生に手をあげるほどにセルマは荒れていた…

荒れていたのはセルマだけではなかった…地球温暖化の影響により、雨は硫酸となりあらゆるモノを溶かしていくようになる…

やがて硫酸を降らす雲はフランスへ…

予告編ではサバイバル・スリラーのような売り方なので、そういったジャンルを期待する人は裏切られる作品なのでは?

確かに硫酸が雨として降ってきて逃げ場のない展開には絶望感しかありませんが、私的には壊れゆく地球と共に、壊れゆく家族を描いた非常にミニマムなドラマのように感じました。

本作の家族は、冒頭から既に壊れてしまっています。

両親を大切に感じていながらも、その子セルマの苛立ちは、痛いほど分かる反面、その行動には観ているこちらが苛立ちます。

硫酸の雨から逃れるため、本来であれば一緒にいる事は無いはずの家族が逃げる事になります…通常のパニックモノであれば、逃げる道程で家族の大切さに改めて気づき…という展開になりそうですが…そう上手くはいきません…そこが本作の凄みなのかと。

人間のいやらしさがコレでもかと描かれ、それは例え家族であっても等しく描かれているようで…本作の評価は余り高くないですが、私は非常に奥深い作品ではないかと思います。

救いがあるようで無い…実に静かで恐ろしく、悍ましさを感じさせるラスト・カットは秀逸です。
2.8
酸性雨
人間も全て溶かしてしまう雨。

労働抗議デモの行きすぎた出来事から始まります。
(1つのホームカメラで撮影していて、まるで実際の出来事のように見える感)
はじめのデモから 酸性雨の悲劇ストーリーにどう繋がっていくのか?ワクワクでしたが・・・・・
正直、主人公の女の子が泣いて立ち止まり 親を困らせたり、いらない行動したり・・・
親に関しては、切れやすさも加わり、本当、家族全員自己中にずっと イラついてました。

実際、酸性雨でまわりの人々 家族が悲しいことになってショックに立ち尽くすのは解らないでもないが・・・見てる側的には、駄々こねるようなら、ここで酸性雨浴びて溶けなよ❗と思ってしまうぐらいイラついてました。でも、親はそんな子供でも 自分を犠牲にしても助けるんだよなぁ・・・。
(私もリアルにおきたら どう行動するのか・・・)

ストーリー、
デモをした父親は、保護観察中。
父親と母親はあまり宜しくない仲。
ある日、テレビニュースで酸性雨のことを知る。
主人公の母親が 親の直感で娘が危ないと察知!
即 娘を学校に迎えにいく。
父親と合流して車で学校へ・・・
途中、道が通行止めにされて 渋滞❗
(酸性雨接近影響で)

進路方向は 不気味な黒い雲がゆっくり向かっている
親は 強行突破で警察押し退け
どんより雲の方向へ娘を迎えにいく。

ギリギリ娘を助けだし、車で駆け抜ける❗
さっき通行止めだった 強行突破した渋滞の列は、酸性雨で 溶けかけて 人間の肌はただれて・・・悲惨な現場に❗

溶けかかった人間が、主人公の家族の車に助けをもとめ 車に来るが、助けることができず 家族は身を守るため 突き抜け 街に向かう・・・・・が前半 ザックリ ストーリーです。

酸性雨を浴びて肌がただれて、助けをも求める人々は、昔みた『はだしのゲン』を連想してしまった。

酸性雨で橋も当然崩れるのですが、橋を渡る途中で全壊して人間が落ちますが、川は当然 水ではない状態!
人間は プクプクただれて 溶けていきます。
地獄図そのもので、血みどろホラー映画も怖いですが、これは・・・・・。

フランス映画ポイです。

お金が掛かってなさそうな映画に見える。

パニック映画メインなのか?
複雑な人間模様が印象的で、
悲惨な酸の雨が3割、個々の自己中家族の避難中光景が7割なぐらいの印象。

パニック映画なら、もっと怖さを見せつけてほしかった。

娘が、自己中過ぎでラストまでパニック映画と言うより、イラつき映画。

同情出来ない主人公の家族。

酸の雨に当たってるのに、車は走ってる❗❔タイヤ大丈夫なの?!
もう、突っ込み多し。

マジ、イラつきたいなら、この映画 今年1番❗

ラストシーンは
『えっ!これで?これでぇ』
といった強制終了の終りです。

父親の自己中娘を助けるための 両足の負傷は、みてられないぐらい 娘が腹立たしかった。

はぁ~(怒)

見てる側をイラつかせたのは、名演技!?!?
ぶみ
3.0
人も、家も、街も、溶ける。

ジュスト・フィリッポ監督、ギヨーム・カネ主演によるフランス製作のSFドラマ。
壊滅的な被害をもたらす酸性雨が降り注ぎ、逃げ惑う人々の姿を描く。
主人公となるミシャルをカネ、元妻エリーズをレティシア・ドッシュ、娘セルマをペイシェンス・ミュンヘンバッハが演じており、主要キャストはこの三人。
物語は、冒頭何やら労働者の不満が募り経営陣と対立し、挙げ句の果てに機動隊と衝突するシーンでスタート、そこにいた労働者がミシャルであり、その事件が原因で家族関係が複雑となってしまっていることが特段説明が必要なくとも見てとれたのは、導入部分としては上々。
そんな中、南米で酸性雨による被害が発生しているニュースが流れ、その不穏な雲がフランスにも押し寄せることとなり、パニックに陥る人々の様が中心となるのだが、この酸性雨が強烈で、ありとあらゆるものを溶かしていき、その描写についてはディザスターものとしては及第点。
その酸性雨がもたらす影響は、どこまでリアリティがあるかをツッコミ出したらキリがなく、本作品でも主眼はそこにはないため、単純に酸性雨からいかにして逃げるかをひたすら追い続ける作風となっている。
何はともあれ、極限状態に追い込まれれば追い込まれるほど冷静になるべきであり、そんなことは頭ではわかっていても、いざその場になるとできないのが人間なのだが、とにかく本作品で逃避行を繰り広げる父娘が、なかなかの自分勝手ぶりを発揮しており、共感度ゼロではあるものの、それを反面教師として捉えるならば苛々しつつも観る側に最後まで注視させるだけのパワーはあったかなと感じた次第。
クルマ好きの視点からすると、主人公一家が逃げるのに使うクルマが日本では未発売の商用バン、プジョー・エキスパートのマニュアル車であり、妻のエリーズも普通にシフトレバーを駆使して運転していたのは見逃せないポイントであるのだが、あれだけボディをドロドロにしてしまう酸性雨だとしたら、素人目に考えてもタイヤが真っ先にヤバくなり、クルマで逃げる選択肢はないなと思いながらも、それを言うのは野暮だなと感じつつ見ていたところ。
奇しくも、前日に観たラウル・セレッソ、フェルナンド・ゴンサレス・ゴメス監督『エルダリー/覚醒』が、同じディザスターものとして記録的猛暑を扱いつつもホラー的な作風に寄せていたのに対し、本作品では高濃度酸性雨から逃げる人々に焦点を置いてファンタジー感を皆無としていたのは対照的であり、建物も溶かされてしまうことから屋外も屋内も逃げ場がないという絶望感は半端ないものとなっていたため、劇場から外に出た時の土砂降りの雨に思わず身を潜めてしまったとともに、この父親にしてこの娘ありと思われないようにしたい一作。

毎日が世紀末かよ。

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