IMW2024-2025 ⑥
ある夜、街路で銃創を負って倒れている男を助けた医学生が、警察やギャングスタ、殺し屋の入り乱れる“闇”に巻き込まれ、善悪や正義の概念が揺さぶられていく。
ほぼ全編がナイトシーンで展開される、じっとり重くガッツリハードなノワールサスペンス。
ダリットやヒジュラ、盲人といった被差別民やクリスチャンが絡んだ深い物語で、歌や踊り、スーパースターが出ていなくても、ちゃんと面白い、そんなインド映画。
ぽっちゃり体型の見た目とは裏腹に、結構スゴいアクションシーンを見せてくれる殺し屋“ウルフ”を演じたミシュキンは、実は今作の脚本・監督・プロデューサーでもある才人。なかなかに独特な世界観で、彼の他の作品もぜひ観てみたいと思った。

• #2025劇場とらキチ
• #インド魂

インディアンムービーウィーク2024-2025＠ミッドランドシネマ名古屋空港にて。
インドの年間映画制作数は世界一なので、まぁこんなのもあるわな。
脚本や撮影が未熟な、中途半端なホラー。
名古屋中心部での上映はなく、ホラー嫌いだけどインド映画ならと期待して空港の映画館まで見に行ったのに…。

医学生のチャンドル(シュリー)は、ある夜街路で銃創を負って倒れている男を自宅に運んで助けたが、翌朝男の姿は消えていた。男はウルフ(ミシュキン)という名の殺し屋だったことから犯罪者を匿ったとして警察の尋問を受けることに。その後ウルフがチャンドルに接触してきたのを知った警察は、彼に銃を渡し、ウルフを殺すよう命じる話。

ミシュキンという俳優は初めましてだったけど監督、脚本、俳優とこなしててなんとも才能豊かなこと。今後にも期待しちゃいます✨


冒頭ウルフを救うための手術がすごい！医学生のため知識はあるものの実際の手術は初めて！先生から電話で指示されながらの勇気と正義感はあっぱれだわ。

チャンドルが警察からの司令を受けてからは警察以外にもタンバと名乗る殺し屋集団まで現れてウルフを巡る三つ巴に。にしても自分が生かした男を殺すよう命じられるなんて皮肉なことよ。

さらにウルフの家族の存在まで登場し物語はちっとも先が読めない展開に。次から次へと追っ手が現れては撃退するのが続くので若干マンネリ具合は否めなかったかな。

ただウルフの本当の目的を知ることとなる独白はグッとくるものがあった😭さらにそこからラストにかけては韓国ノワールも彷彿とさせて痺れたぁ✨熱き魂を見た気がする。これだからインド映画はやめられない🇮🇳

最後に主要キャストを森の動物に例えた紹介があったけど、狼や熊、子羊、狐、ハイエナなどがいる中、木🌳がいたのウケた🤣そこは動物にしてあげてぇ笑笑

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