獣手の作品情報・感想・評価

大きい音が苦手な僕からしたらかなりビックリするというかうるさいと思ってしまうような場面がいくつかあったり、セリフが聞き取れないシーンがあったりしました。
そして、スプラッター描写と性愛描写が思ったよ…

シネマスコーレにて鑑賞＆舞台挨拶。
駅西の宵闇に耀く 燃えよインディ の看板に相応しい怪作が爆誕。

主演の福谷孝宏さんが自ら出資制作の作品とのこと。
初期衝動の赴くままに作りあげた、って舞台挨拶で…

夏目大一朗 監督
息を潜めるように暮らす修 ( 福谷孝宏 )と
整形し過去を消して生きる小雪( 和田光沙 )
彼らを過去に引き戻すかのように現れ
暴力で二人支配する乾( 川瀬陽太 )

乾の指令で悪…

登場人物がほぼ嫌な奴！
故に異形の中に宿る〝正常〟が浮き彫りになる。
異形な手を持つ苦しみではなく、生きる苦悩を描いた作品だろうか…。

なんだかジャンル分けの難しい映画。
が、主演さんも言ってたけ…

鬼気迫る圧倒的な暴力と悲しみと不幸。
最後にわずかな希望。
期待してた以上に良かったです。

そこまで見せる必要あんのかな？ってほどのエロ描写が気になりますが、全体を通してとても良かった。

ホラー…

もともと短編だったそうだが、前半部分の川瀬陽太の暴力がミカヨのクレヨンでみた時同様リアルで素晴らしかった。
激怒の川瀬陽太よりも数倍怖い。
後半に入る電車空撮からのスタッフ紹介もなかなか面白かったが…

2021年にクラウドファウンディングに参加し、昨年4月にクラファン達成完成披露試写会を、東京は神田のワイルドファイアスタジオで鑑賞して以来、いよいよ先月、東京にて一般公開公開された本作。

引き続い…

やたらセックスシーンと暴力シーンに力入ってる前半。突然ホラーになる後半でいきなりリアリティを失う。時間経過がわかりにくい。臨月までヤクザの搜索から逃れられるのも不自然。ラスト、ヒロインと子供を遠くか…