レイプハンター 狙われた女の作品情報・感想・評価・動画配信

「レイプハンター 狙われた女」に投稿された感想・評価

妊娠出産せねばならぬという強迫観念で思いつめてる奥様がいろいろと巻き込まれていくサスペンス。つまらなくはないんだけどいろいろ設定に無理があるなーと思ってたところに突然現れたサイコすぎる松田優作がぜーんぶ持っていった。それにしても自分からほげほげトラブルに巻き込まれてトラブルを更に大きくしていく奥様の頭の悪さにイライラして全く共感できない。とってつけたような旦那の過去エピソードはなんなん。そして私の好きな高橋明も織田俊彦もチョイ役すぎて切ない。共感はできなかったけど、岡本ひろみの演技は鬼気迫って凄かった。
暴力連鎖の中、謎のタイミングで松田優作がカメオで乱入し、現場はカオスを極める。
レイプ魔、シャブ中売女、ムショ帰り、そして哀れな人妻。
うらぶれた男女による暴力の連鎖。
強盗したりヤクザに立ち向かったりするも、誰もかれも悉く失敗。
外部への暴力はてんで通用せず、互いに傷つけ合うのが関の山。
暴力はあくまでも薄汚れた4畳半で展開される。このみみっちさ、貧乏臭さ。
澤田幸弘監督の映画にはこういう空間が良く出て来るけど、割と好きだな。

ニューシネマになりかけた物語は、途中でレイプ・リベンジ映画に化け、最後の最後でニューシネマに揺れ戻る。
「私の光をとらないで」って台詞はインパクトあり。
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.5
随分と松田優作にソックリなAV男優が出てるなと思ったらまさかのご本人wwwwwwに爆笑。人が絶望してる最中の松田優作の保険屋が一番怖いよ。ガン保険はどうですー。じゃねーよこえーよー。借金取りたてのヤクザより怖いよ。こんなタイトルだけど、「妊娠のプレッシャーに負けた女が世間に復讐する映画だ」と私は思った。最後の光が印象的なのとアイロンじゅーっがめちゃくちゃ痛そう。
csm

csmの感想・評価

4.0
グレーのスウェットのフードかぶってどてら重ねる草薙良一がお洒落、ケガ人と妊婦に容赦ないシャブ中女。
新幹線での絡みがキチガイすぎて面白かったが他は普通。松田優作が演じる生命保険の営業マンが面白かった。
流産の衝撃を抱えている若妻(岡本ひろみ)が、強姦魔(林ゆたか)の子供を宿したのを契機にして、犯罪グループの片棒を担ぐことになってしまう。出産を願う気持ちが災いして、人生が暗転する女性の姿を描いている、日活ロマンポルノ。

主人公を襲撃する強姦魔は「前科もち」であることが足枷となり、自暴自棄に苛まれている厭人家として描かれている。そして、その青年と接触した主人公もまた、「妊娠・出産」を渇望する女性心理が足枷となり、転落人生を辿ることになる。

青年と固い友情で結ばれているバーの店長(草薙良一)、ドラッグ中毒になっている青年の妻(木瓜みらい)が、犯罪行為をしなければ生きていけない最底辺部の人間を鮮やかに表現。さらに、無闇に保険を押し付けてくるサイコな勧誘員役を、松田優作が怪演している。

本編はオーソドックスなハード・サスペンス路線。刺々しさとギラついた雰囲気に満ち足りており、取ってつけたようなアメリカン・ニューシネマ感に笑いを誘われる。