「僕にとってまるで奇跡やな。奇跡の出来事や―」 ⻑い間ゲイであることを誰にも打ち明けることなく、孤独の中で生きてきた⻑谷さん。唯一の拠り所は文学、詩作だった。1963年に現代詩の新人賞として最も権威ある「現代詩手帖賞」を受賞、そのどこか飄々とした佇まいは選者である谷川俊太郎にも高く評価され、著作も複数刊行。94 歳となった今も日々、短歌を詠む。⻑谷さんが生まれた当時"同性愛は病気である"と公然と語られていた。その後時は流れ、同性愛者を取り巻く環境は大きく変化してきている。そんな中自身もカミングアウトを果たし、理解あるケアマネージャーの存在にも支えられ、日々をたくましく生きる⻑谷さんだったが――。
フレディ・マーキュリー(本名:ファルーク・バルサラ)は、イギリスのロックバンド、クイーンのボーカリスト。 1946年にタンザニア・ザンジバル島で生まれた彼は、1971年にバンド「スマイル」…
>>続きを読む”死ぬほど上手”と噂の高齢者向けの売春婦ソヨン。得意客も見かけなくなったある日、トラブルに巻き込まれた混血の少年を助け、仕様がなく家に連れて帰る。彼女の住む家は様々な事情を抱えた人々が肩を…
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>>続きを読む偏見の時代、ずっと関係を隠し続けてきた2人の女性。晩年になってやっとカミングアウトできた喜びも束の間、年を重ねた今だからこその困難が待ち受けていた。
戦後75年目の残留。生き別れた者が伝える、日本という国の今。「私を日本人と認めてほしい!」-フィリピン残留日本人 。「私は日本人。でも言葉がわからないの!」-中国残留孤児。太平洋戦争以前、…
>>続きを読む21万人が押し寄せ、美術界の大事件となった永青文庫「春画展」(2015年9月開幕)。国内外の貴重作約120点が一堂に会するはじめての試みだったが、開催までの道のりは平坦ではなかった。国内の…
>>続きを読む精神科診療所「こらーる岡山」に集う様々な患者たち。病気に苦しみ自殺未遂を繰り返す人もいれば、病気とつきあいながら、哲学や信仰、芸術を深めていく人もいる。涙あり、笑いあり、母がいて、子がいて…
>>続きを読むただお洒落がしたくて女装をはじめたら、いつのまにか男の人に恋をしていた。素敵な女の子に一目惚れをしたら、彼女は彼で、私は女で…。私たちの性は、実はとても曖昧でカラフルで、混沌としている。そ…
>>続きを読む©MBS/TBS