
小樽で暮らす高校生・星野美歩は、母の遺品整理中に古い携帯電話を発見する。そこには、若き日の母と見知らぬ男性──東京で舞台俳優として活動する望月建斗の姿があった。母の死をきっかけに自らのルーツを知りたいと願った美歩は、思い切って建斗に手紙を送る。数日後、建斗は小樽を訪れ、ふたりは母・深雪の過去について語り合う。だが、語られる記憶は、必ずしも美しいだけのものではなかった。母の元恋人、義父の暴力、知られざる過去──そして、自分の本当の父親は誰なのか。DNA 鑑定の結果、美歩と建斗の間に血のつながりはないことが明らかになる。それでも建斗は、美歩の未来を支えたいと手を差し伸べる。孤独と痛みに満ちた日々を抜けて、美歩は初めて“自分の意志で進む道”を選びはじめる。 夢に向かって──自らの力で。
役者を志していたものの、気がつくと“死体役”ばかりを演じるようになっていた吉田広志(奥野瑛太)。開いたスケジュール帳はさまざまな方法での“死ぬ予定”でいっぱいだ。演じることへの強いこだわり…
>>続きを読む富山の刑務所で指導技官を務める倉島に亡き妻から手紙が届く。「故郷の海に遺骨を散骨してほしい」と書かれた妻の遺志に応えるため、倉島はひとりキャンピングカーで妻の故郷の長崎を目指す。旅の道すが…
>>続きを読む子どもの頃から病弱で、家の中だけで過ごしてきた桜井萌。15歳の冬、余命半年と医師から宣告される。家族が悲しみに暮れるなか、高校に通うことを決意した萌は、同じクラスの佐藤日向に突然告白。 恋…
>>続きを読む唯一の家族だった父親を亡くし、心に穴があいたままの美巳(上大迫祐希)。父の代わりに店を切り盛りする為にやって来た伯母・嘉子(佐伯日菜子)との向き合い方もわからず、訳もなく当たり散らしてばか…
>>続きを読む高校生の娘を持つシングルマザーのユンヒのもとに、いまは韓国を離れて北海道・小樽で暮らす友人から1通の手紙が届いた。もう20年以上も連絡を絶っていた2人には、互いの家族にも打ち明けていない秘…
>>続きを読む周囲に馴染めず、転校を繰り返す杏菜が、新たな寄宿学校で出会ったのは、美しく完璧な少女・莉花。 しかし、莉花は突然、屋上から飛び降りて命を絶ってしまう。 残されたのは一冊の≪日記≫。ページを…
>>続きを読む築50年の都営団地を舞台に、一冊の小説「光る鯨」をめぐるSFヒューマンストーリー コンビニのアルバイト店員・志村イトは、失踪した幼馴染みを追って幼少期に住んでいた都営団地へと向かう。そこの…
>>続きを読む雨が降らない、夏の長崎。幼い息子を亡くした喪失感から妻・恵子(松たか子)と別居中の小浦治(オダギリジョー)。働きもせずふらふらしている治の前に、妹・阿佐子(満島ひかり)が、17 歳の娘・優…
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