
スマホで撮影された家族の何気ない⽇常の⾵景が映し出される。 5⼈の家族は幸せそうだ。 ⺟親が急死し、時を経て中学⽣の⻑⼥・嬉々が家事をしながら妹や弟と慌ただしく学校にいこうと出かける。 布団の中の⽗親に「いってきます」と声をかけるが反応がない。 親友の美優と待ち合わせをし、学校へ向かうと思いきや、嬉々は商店街でバイト求⼈の張り紙を探し回っている。 経済的に困窮していき焦る嬉々は、元担任教師の⾼妻のある⾏動を⽬撃し、他⾔しないことを条件にお⾦を貸してもらうよう交渉する。⾼妻の協⼒を得て⼀家の⽣活が変わっていく兆しが⾒える⼀⽅、⽗親の状態は悪化していく。
山梨県のとある小学校。教頭の中山晴彦(渋川清彦)は、教員生活 30 年を迎えた教育現場のベテラン。とても真面目な性格で、誰に対しても物腰柔らかく接する反面、流されやすくどうにも頼りない人物…
>>続きを読む事故で視力を失った西村芳則(木村知貴)は、小さな港町で、ときに伯母(内田春菊)に面倒を見てもらいながら生活している。かつて同じ通りの家から一緒に通学していた同級生の大畑(高見こころ)は、東…
>>続きを読む梅田ココア17歳、女子高生。なけなしのバイト代をギャンブル狂の父とニートの兄にたかられ、うんざりする毎日。 唯一の希望は、女友だちの存在と、大学に行く夢だ。しかし、お金ほしさに出演してい…
>>続きを読む大阪。卒業を控えたある年の夏。 写真家を目指す芸大生の草馬ナオ(田中真琴)は、写真中心の生活を送っていた。 同じ写真学科の小夜(重松りさ)、山田(松田崚汰)、多田(秋田卓郎)は、写真優先の…
>>続きを読む安藤絢子(アン)は学校に馴染めない、ひとりぼっちの中学生。薄暗い立ち入り禁止の階段が唯一の居場所だった。そんなある日、不思議な商店でもらった魔法の万華鏡を覗くと立入禁止の扉が開き、その先の…
>>続きを読む片田舎の団地で、幼い頃から祖母と母の親子3世代で暮らしてきた照子。高校卒業後は、地元のスーパーで母と一緒に働く毎日を送っていたが、団地の取り壊しが決まり、「それならば」と受験した東京の大学…
>>続きを読む実の母親・妙子と、義父の辰郎、そして辰郎の連れ子である稔と4人で暮らしている優樹菜。彼女は東京近郊の北関東のとある街で、デリヘル嬢として働いている。辰郎は酒に酔うと、妙子と稔には暴力を振る…
>>続きを読む母を数年前に亡くした小学 4 年生の美咲は、度々奇行を起こして家族を困らせている。 不登校の彼女を心配する学校の先生や周りの大人たちをよそに、美咲は陶芸家の工房で遊ぶようになる。 そんなあ…
>>続きを読む©belly roll film