
スマホで撮影された家族の何気ない⽇常の⾵景が映し出される。 5⼈の家族は幸せそうだ。 ⺟親が急死し、時を経て中学⽣の⻑⼥・嬉々が家事をしながら妹や弟と慌ただしく学校にいこうと出かける。 布団の中の⽗親に「いってきます」と声をかけるが反応がない。 親友の美優と待ち合わせをし、学校へ向かうと思いきや、嬉々は商店街でバイト求⼈の張り紙を探し回っている。 経済的に困窮していき焦る嬉々は、元担任教師の⾼妻のある⾏動を⽬撃し、他⾔しないことを条件にお⾦を貸してもらうよう交渉する。⾼妻の協⼒を得て⼀家の⽣活が変わっていく兆しが⾒える⼀⽅、⽗親の状態は悪化していく。
15歳、人を愛せると思っていた。 15歳、人を愛したことは無かった。 東京ではないどこかの町。 父親が実はゲイだと知り、自分もそうかもしれないと思いはじめる15歳の少年、銀。 母親から虐待…
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>>続きを読む梅田ココア17歳、女子高生。なけなしのバイト代をギャンブル狂の父とニートの兄にたかられ、うんざりする毎日。 唯一の希望は、女友だちの存在と、大学に行く夢だ。しかし、お金ほしさに出演してい…
>>続きを読む山梨県のとある小学校。教頭の中山晴彦(渋川清彦)は、教員生活 30 年を迎えた教育現場のベテラン。とても真面目な性格で、誰に対しても物腰柔らかく接する反面、流されやすくどうにも頼りない人物…
>>続きを読む映画監督を夢見る助監督の野島の次の仕事は、貧困のヤングケアラーでありながらも成功したARISAの自伝小説の映画化であった。ところが、周辺で話を聞くうちに彼女に “ある疑惑”が浮かび上がる。…
>>続きを読む1980 年代後半のある夏。11 歳のフキは、両親と3人で郊外の家に暮らしている。ときには大人たちを戸惑わせるほどの豊かな感受性をもつ彼女は、得意の想像力を膨らませながら、自由気ままに過ご…
>>続きを読む©belly roll film