秋が来るときを配信している動画配信サービス

『秋が来るとき』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

秋が来るとき

秋が来るときが配信されているサービス一覧

『秋が来るとき』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
代わりに『秋が来るとき』を上映している映画館が見つかりました。
上映館
 - 4館
U-NEXTに入会して対象映画館のチケットをお得に入手する方法

U-NEXTに入会すると上映作品を映画館でお得に観れます。
TOHOシネマズ、イオンシネマ、109シネマズなど多くの映画館が対象になっています。

  • 無料トライアル登録特典
    31日間無料の初回登録で600ポイントがもらえます。
  • 映画チケット引き換えクーポン
    1枚1,500ポイントで映画チケットを発行できます。無料登録後に900ポイントを追加すれば、実質900円で映画を観ることができます。
  • 月額プラン会員特典
    次月以降は毎月1,200ポイントがもらえ、300ポイント追加で毎月1本映画を観ることができます。

秋が来るときが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

秋が来るときの作品紹介

秋が来るときのあらすじ

80歳のミシェル。パリでの生活を終え、人生の秋から冬に変わる時期を自然豊かなブルゴーニュの田舎で一人暮らしをしている。秋の休暇を利用して訪れた娘と孫に彼女が振る舞ったキノコ料理を引き金に、それぞれの過去が浮き彫りになっていく。人生の最後を豊かに過ごすために、ミシェルはある秘密を守り抜く決意をするー。

秋が来るときの監督

フランソワ・オゾン

原題
Quand vient l'automne/When Fall Is Coming
公式サイト
https://longride.jp/lineup/akikuru/
製作年
2024年
製作国
フランス
上映時間
103分
ジャンル
ドラマ
配給会社
ロングライド、マーチ

『秋が来るとき』に投稿された感想・評価

symax
3.7
"良かれと思ってやった事が裏目に出たの…"

"良かれと思う事が大事よ…"

久しぶりに娘と孫が帰ってくる…二人の為に用意したキノコ料理…でもそれがこんな事になるなんて…

母ミシェルの行動に怒りを抑えきれない娘ヴァレリー…母の過去が許せないのもある…キノコ料理から始まった悲劇は思わぬ展開に…

ポスターのデザインから、人生の終盤となったおばあちゃんのほっこりする話かと思いきや、"秘密"に関する一種のサスペンスとも言える展開…

いやぁ、コレ捉え方によってはかなり怖い話です…

キノコ中毒が故意だったら…娘の件が事件だったら…超一級なスリラー…でも答えはハッキリさせず。

全ての登場人物が何らかの"秘密"を抱えているという…流石フランソワ・オゾン監督、危うさが際立つドラマを作り上げています。

高齢女性が主人公ということもあり、客層も年齢高めのお姉様方でいっぱいでしたが、上映後、皆様口々に"ねぇ、ねぇ、あれってさやっぱり…"と考察を語り合っていた方多数…答えをハッキリ描かなかったオゾン監督の術中にスッカリハマった感が強かったですねぇ…
4.3
森のキノコにご用心🍄

森には様々なキノコが生えている。
よく見なければ気付かないが、一度目に入ると、あちこち生えているように見える。
そして、その中には毒キノコもある。
見た目は普通で、美味しそうなのに、確かに人を蝕む毒を秘めている。

ポスターで見たときは、穏やかな老女二人が自然のなかで過ごす、ほのぼ老後ライフを描いた作品かと思っていた。

だが、その期待はいい意味で裏切られる。

そこはやはり、フランソワ・オゾン監督。
決して一筋縄ではいかない。ε-(´∀`; )
圧巻。

迷子になるぅ。。。

ネタバレ感想と考察
https://note.com/chinaco_cinema/n/n7b16b6c286ef?sub_rt=share_sb
3.6
親子って難しいよね

フランス郊外、自然豊かなブルゴーニュに暮らす老女。人生の「秋」を豊かな自然の中で静かに送る牧歌的な老境映画かと思いきや、、そこはフランソワ・オゾン監督。ひねりの効いたプロットで、見た人にほんのり苦みを残す、深みのある映画でした。

映画は、田舎に住むミシェルのもとに、娘が孫を連れてやってくるところから始まる。ミシェルは孫を溺愛し、孫も祖母が大好きですが、ミシェルと娘の間はどこかギクシャク。そして、食事の場で起こったある出来事がきっかけとなり、自体は大きく動いていくのでした。

まだ57歳でありながら、すでに20本以上の作品を残しているフランソワ・オゾン監督。多くの映画に共通するのは、強い女性が描かれていることで、本作でも、主人公ミシェルや娘ヴァレリー、友人、刑事の女性など、それぞれひと癖ある強い女性たちが中心に描かれている、”強い女性の映画”でした。

本作のテーマのひとつは、親子関係。

これは感想がとても難しく、本作は、見る人にとっての祖父母との関係や、親との関係、また、今置かれている立場や状況によって、感想が全く変わってくるような映画。

私自身は、ちょっと否定的な見方をしてしまったのですが、これは是非、皆さんの感想を読ませていただきたいところ。

もう一つは、キリスト教の『赦し』と、『贖罪』がテーマ。

監督のインタビュー記事がキリスト教新聞社のホームページに掲載されるほど、本作のキリスト教カトリックのテーマは濃密。監督御本人も、カトリックの厳しい教えのもとで幼少期を過ごしたとのことで、その複雑な思いが、投影されていそうです。

本作では、複雑な親子関係を突き動かすあるイベントが起こり、それに対して、それぞれが、それぞれの思いの下で行動する。それらの行動に対して、あなたならどう思いますか?と、そんな問いを投げかけてくるような映画。

より一層、みなさんのレビューが読みたくなる、そんな映画でした。


(以下は、内容に触れる感想です)
















まず書いておきたいのは、監督の巧みさ。

美しい森や小川に囲まれたフランスの田舎町の描写も素晴らしかったですが、美しい森には、容赦のない自然という面もあるわけで、一筋縄ではいかないフランソワ・オゾン監督らしさを表すものでもありました。

序盤、娘のヴァレリーが、母ミシェルのキノコ料理で食中毒になる。
これは悪意のない事故として扱われるものの、これによって、なんとなく引っかかりを感じながら映画を見ていくことになり、結果、ミシェルを信用していいか分からないまま、トントン拍子に事態は進行していきます。

自宅の庭仕事も出来ないといいつつ、娘と交渉するためなら(孫のためなら)、フットワーク軽くパリに赴くし、娘の死後は、娘には渡さなかった自宅の鍵を孫に託し、孫には自分で取ったキノコではなく、缶詰のキノコの料理を出す。

結局、ミシェルは最後まで娘のことは信用していないようにも見えるけれど、死には涙を流し、立派な墓も建てて弔うという、とても複雑な親子関係。

映画全編にただよう、そんな不穏さを、冒頭のキノコの食当たりシーンだけで表現し、どんなエンディングになるか想像もつかない映画にするあたり、監督の巧みさに感服します。



個人的には、とにかく娘さん(ヴァレリー)が可哀想だったな、と。

二人のシーンではどうしても、お年寄りの母が虐められているように見えてしまいますが、孫に会えないならオモチャも全部捨ててしまえ!という行動からも、若い頃は相当やりにくい母親だったことが想像でき、小さい町(村)では、娼婦の娘としては生きていけなかったんだろうと想像します。

娘さんが住んでいたパリのアパートは、母のミシェルからもらったようですが、ミシェルは娘が住むアパートに押しかけ、勝手に鍵を開けて入ろうとしていたのも怖く、終始、毒親気質を感じさせる母親でした。

結局ミシェルは、娘の死後、孫と10年ぐらいは暮らせたようですし、寝たきりにもならず、重度の認知症にもならず、森の中で、最期は娘(幻影)も赦してくれ、招かれるように森の中でポックリ死ぬ。これって、結構幸せな人生だったのんじゃない?、と思ってしまいました。

映画を見たあとに読んだ監督のインタビューには、
------------
子どもの頃は、カトリックの教えがとても強い環境で成長しましたし、キリスト教から受けた影響は大きいです。なかでも赦しと贖罪の考えかたには、子どもながらになんて都合がいいんだろう、悪さをしても神様が赦してくれるんだ、というすこし天邪鬼な仕方で興味をもっていましたね。
------------
とあったので、『これだけいろんな嘘を付き、罪を犯しても、最期は神の愛によって赦される』、、、これについて、映画を見ているみなさんはどう思いますか?、と問いかけている映画なのかな、と思いました。

この映画の本当のテーマは、『ウソ』だったのかもしれませんね。

参考:
映画『秋が来るとき』 自然のうちで祈ること フランソワ・オゾン監督インタビュー 2025年5月30日 - キリスト新聞社ホームページ
https://www.kirishin.com/2025/05/30/78426/



余談:
と、一旦書いたものの、寝る時にまた思い出し、
ミシェルの過去も、シングルマザーとして娘を育てるのに必死だったんだろうし、もし、あそこでヴァンサンを警察に差し出したとところで、結局、残されたもの全員にとってはさらに悲惨な展開が待ち受けていたわけで、結局ああするしか無かったのかな、とも思いました。

あと、女性刑事が自宅に訪ねてきたシーンでも登場していた娘の幻影も、真犯人を差し出せ、というようには見えなかったことも気になりましたね。

ただ、そもそも序盤のキノコは、娘を毒殺しようとしてたんじゃないか、とか、孫はキノコ嫌いだったんじゃなかったっけ?など、考えれば考えるほど何が正解か分からなくなり、監督の罠にすっかりハマってしまった感じです。

『秋が来るとき』に似ている作品

ポエトリー アグネスの詩 4K レストア

上映日:

2023年08月25日

製作国:

上映時間:

139分

配給:

  • JAIHO
4.1

あらすじ

釜山で働く娘の代わりに、中学生の孫息子ジョンウクを育てているミジャ(ユン・ジョンヒ)。ミジャは好奇心旺盛でおっとりしている。ある日、町の文化センターで偶然に詩の講座を受講し、人生で初めて詩…

>>続きを読む

母の身終い

上映日:

2013年11月30日

製作国:

上映時間:

108分
3.5

あらすじ

麻薬の密売に手を出し服役していたアラン。出所した彼は、不治の病に冒され闘病中の母・イヴェットの家に身を寄せ、人生の再出発をしようとしていたが、母との間には確執があった。そんなある日、アラン…

>>続きを読む

真実

上映日:

2019年10月11日

製作国:

上映時間:

108分

ジャンル:

3.6

あらすじ

全ての始まりは、国民的大女優が出した【真実】という名の自伝本。 出版祝いに集まった家族たちは、綴られなかった母と娘の<真実>をやがて知ることになる――。 国民的大女優ファビエンヌが自伝本【…

>>続きを読む

すべてうまくいきますように

上映日:

2023年02月03日

製作国:

上映時間:

113分

ジャンル:

3.8

あらすじ

芸術や美食を楽しみ、ユーモアと好奇心にあふれ、何より生きることを愛していた85歳の父アンドレが突然、安楽死を願う。脳卒中で倒れたことによって、身体の自由がきかなくなったという現実が受け入れ…

>>続きを読む

ザ・ルーム・ネクスト・ドア

上映日:

2025年01月31日

製作国:

上映時間:

107分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.8

あらすじ

重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み自らの意…

>>続きを読む

関連記事

【発表】初日満足度ランキング!1位は映画『BADBOYS -THE MOVIE-』