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英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25『不思議の国のアリス』

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英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25『不思議の国のアリス』の作品紹介

英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25『不思議の国のアリス』のあらすじ

オックスフォードにある大学教授の娘アリス一家の自宅でガーデンパーティが開催されようとしている。アリスは仲良しの庭師のジャックに贈られた薔薇のお礼に、ジャムタルトをプレゼントする。だが、タルトを盗んだとアリスの母に責められてジャックはクビになってしまう。悲しむアリスを一家の友人である数学者ルイス・キャロルが慰めて写真を撮ろうとしたところ、彼は白うさぎに変身する。追いかけたアリスがうさぎ穴を降りてたどり着いたのは、アリスの母にそっくりで暴虐の限りを尽くすハートの女王が支配する不思議の国だった。ここでも女王のジャムタルトを盗んだ罪で処刑されそうになっているハートの騎士ジャックを救おうと、アリスの奇想天外な冒険が始まる。

原題
製作年
2024年
製作国
イギリス
上映時間
195分
配給会社
東宝東和

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25『不思議の国のアリス』』に投稿された感想・評価

4.5
ディズニーの『不思議の国のアリス』と言う原作に忠実で、場面展開が豊富にあり、プロジェクト•マッピングによる演出によって近影感を演出していて、アリスが大きくなっり小さくなったり見える演出も斬新で面白い。

こんなにも音楽や舞台美術とバレエが組み合わさった作品はそんなにないのではないだろうかと思うぐらい、不協和音の中に共鳴していく音の調和と、コミカルで明るい演出とダンスがとても楽しいし、この作品の一部でもあるタップダンスとバレエの融合など初めての連続だった。

ロイヤル•バレエによる演目を少しずつ鑑賞してきたが、あの作品に出演していたダンサーがいるなど、演者の顔ぶれも少し覚えてきたし、この作品で主演されているアリス演じるフランチェスカ•ヘイワードがナタリー•ポートマンそっくりでめちゃくちゃキュート。『ロミオとジュリエット』でも主演されていたが、全然違う雰囲気を演じていたのも良かった。

3幕での不思議の国での様子はダンサー全員狂っていて、ハートの女王演じるローレン•カスバートソンは以前アリスを演じられていたらしく、背景にある物語も感慨深かった。

ロイヤル•バレエの今年度の演目は始まったばかりなので、他の作品も楽しみだ。
◎愛と愉しみ満載 子どものためのバレエComedy

猫に扮した特殊メイキャップがキモいと悪い意味で評判になってしまった映画版『キャッツ』(2020年)の主演もつとめたフランチェスカ・ヘイワードがアリス役で踊った、英国ロイヤルバレエ団の『不思議の国のアリス』in cinema を観た。

チェシャ猫のシーンなど、ところどころ記憶らしきものもあるので再見かも知れないが、7年ぶりの再演だという。

第一幕は、オックスフォードのブルジョア一家のパーティーシーンで、パントマイム的な所作が多かったせいか、正直退屈して若干睡魔に襲われたが、第二幕のマッドハッター〜チェシャ猫〜アラビアンな芋虫〜マジックマッシュルームの一連の流れは、全てが愉しくて、面白くて、ワクワクして、真の子ども向けのバレエとは「これだ!」という思いで胸が熱くなった。

大の大人たちが、ダンサーが、振付師が、作曲家が、オーケストラが、舞台装置美術家が、それらを背後で支えるスタッフたちが、子どもたちが喜ぶ姿を観たいの一心で、これだけ一流の「愉しさ」を創造するなんて!

その愛に満ち満ちた力の結晶を、今まさに目にしているのだと思うと、涙が溢れて来て困った。

過激な濡れ場や目を覆いたくなるような残酷な場面など一つもない。
全てが「子どもたちのため」を思って、適切にチューニングされている。
それなのに、いや、それだからこそ、マジックマッシュルームによる酩酊も、バッドトリップではなく、キャンディ色のキラキラとした夢見心地なのだし、マサカリを振るうハートの女王も残虐な威圧感よりもユーモラスな笑いを産む。

モンティ・パイソンやミスタービーン、遡っては、『ミカド』でお馴染みギルバート&サリヴァンのコミックオペラなどに通ずる、英国流の品と程が良いユーモアが、ベストな形で、「子どもたちのため」に発揮されている。

エッジの立ったアートも尊いが、大人たちがこうした良き「保守的なコモンセンス」を子どもたちのために、保ち守りフルに発揮することも大切なのだと感じた。

《参考》
* 【1/17~公開!英国ロイヤル・バレエ「不思議の国のアリス」】フランチェスカ・ヘイワード インタビュー~自分の気持ちに正直。それがアリスのいいところ
2025.01.16 青木かれん Karen AOKI
balletchannel.jp/42807#google_vignette

《公式サイト》
ロイヤル・バレエ
不思議の国のアリス
Alice’s Adventures in Wonderland
2025.1.17より公開
tohotowa.co.jp/roh/movie/?n=alices_adventures_in_wonderland2024
4.0
【汗まみれの肌のアリス】

今では余程の事情がなければ生舞台には行かないが、これは2013年の来日公演でハマり、バレエがより好きになった演目。

迷ったものの、アリス役がフランチェスカ・ヘイワードで、かつてアリスだったローレン・カスバートソンが今度は、対極たるハートの女王を演じる…となればやっぱり見ておきたくて、行ってきた。

満足度の高い体験だったが、改めてまず、メディアが合っていないと感じる。

バレエは本来、五感で体験するもの。機械による映像記録では目と耳でしか受け取れず、本来の三割程しか得られないように思う。

特に、ダンサーが発する“気”は録画不能。幸い生舞台が心に刻まれたから、追体験として堪能できたが。

カメラが空間をトリミングしてしまうのも勿体ない。特に“アリスリサイズ”では、見事だった舞台装置による効果を殺している。致し方ないけどね。無数のカメラで隙なく撮影なんてムリだろうから。

上記の理由から本作、万人にお勧めはできない。もし、見ても物足りなかったら、原因はコレかも。

一方、久々に再見しての発見、よりオモシロくなってきたこと等も多々。

この原作は、人間の身体に関するのは“アリスリサイズ”くらいだし、そもそもバレエには合わないんだと思った。踊る動機がホントにないよね。

原作準拠の箇所は多くが退屈。ダンスが一番高揚するのは第2幕、アリスの“キノコトリップ”後に始まる幻想的舞踏会と続くパ・ド・ドゥ…これ原作にないよね?

他に、例えば象徴的なのが、裁判で“証言ダンス”を踊るのに…効かない!バレエの物語なのに!www

どうもアリスにとってのバレエは、抑圧からの解放って意味合いが強そう。ティーンの少女に変えた影響も大きいだろうが、原作ともディズニー版とも違う“抑圧の国のアリス”とでもいうべき味わいが出ている。そこを打破するのがダンスであり、つまりバレエ讃歌になっているんだなーと。

…コレ、原作の否定とも取れるんだけど…www

もうひとつ、残念なのがハートの女王。上記の柱からすると、立ち位置が中途半端。例えば、女王の国では女王と同じダンスをしないといけないのにアリスは自由に踊るとか、女王は踊るのを毛嫌いしているがアリスに感化されるとか、ダンスを柱とする設定があるとよかったと思う。

で、女王を演じたローレンさんは、顔も所作も優しすぎた。先代ゼナイダ・ヤノウスキー姐さんが顔力含め強烈で、バレエでこんなに笑っていいかしらってほど楽しめたので、正直ミスキャストとさえ思った。

マッドハッター再会嬉し!初見時、彼にタップダンスとは革命!とさえ思ったが、演じるスティーブン・マクレーは暫し引退していたんだね。確かに今回、パワーは落ちていた。でもやっぱり愉快なキャラ!

仕掛けでは“アリスリサイズ”の他にも愉しさ多々で、黒子が大活躍する古典的浮遊のチェシャ猫なんて、映像でもそこそこ、面白さが出ていたね!

アリス役フランチェスカは、ルックスからは満点!でも、やっぱりローレン・アリスの方が“豊か”だった。彼女の方がよりお姉さんの筈だが、見事に少女らしさを醸していたしね。

出ずっぱりのフランチェスカには、拍手を惜しまないけれど。どれだけ体力を使うんだろう?デコルテや背中がみるみる、汗まみれになるものね。不思議の国でナニやってんだアリス!? www

ところで、間に挟まれるロイヤルバレエのCM、解説やインタビューは、貴重なものもあるが、最後にまとめておいて、見たい人だけが客席に残ればいい…とはできないのかね?出鼻を挫かれるような気分になって、却ってイメージダウンしていると思うよ。

…あ!映画音楽も手掛けているジョビー・タルボットによるスコアは躍動感が素晴らしく、公演見たあとサントラ買って、繰り返し聞いたものでした。音楽も大きな、魅力の柱かと。

<2025.1.21記>

『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25『不思議の国のアリス』』に似ている作品

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