『アヌジャ』
原題Anuja
製作年 2024年
製作国 アメリカ
配信 Netflix
配信開始日 2025年2月5日
上映時間 22分
哲学者から映画監督に転身したアダム・J・グレイヴスが脚本・監督を務めた、2024年のアメリカのヒンディー語短編映画。
サジダ・パータン、アナンヤ・シャンバグ、ナーゲーシュ・ボンスル出演の今作品は、才能に恵まれた9歳の少女が、姉のパラクとともに、人生を変えるような機会に直面し、2人の絆を試される物語であり、世界中の少女たちの葛藤を映し出している。
このプロジェクトは、プロデューサーを務めた南アジア系のビジュアル・アーティスト、スチトラ・マタイとグレイブス夫妻のコラボレーションだそうだ。

工場長キモすぎ～
汚い唾吐くなよ～
よ～もまぁこないな意地悪そうな人を見つけてきたなぁ。
って、意地悪そうな、とか優しそうなとかお国を違えど感じる感覚は同じなんんやなぁなんて思ったかな。
また、今作品で妙に思い出すのは中居くんの女性トラブルでフジテレビの幹部社員による関与が疑われる中、CMスポンサーが続々と自社CMを差し替え、同局では高頻度で目にするACジャパンのCM。
最近は『なかやま、検脈んです！みゃーーーく！！』を見るのはウンザリ。
なんでも、日本心臓財団が昨年7月から行っている『支援キャンペーン』やそうだが、あれだけ頻繁に流されると、どうも胡散臭ささえ感じてまうのは、小生は冷血漢なのかと。
少し前までは、今作品を15秒で纏めたようなコマーシャルが流れてたが、最近は海外支援のACジャパンのリアルなCMはあまり見かけなくなった。
話は逸れましたが、改めて。
今作品は、両親の支援なしにインドの街で生き抜こうとする2人の少女の生活を垣間見せてくれます。
アヌジャには希望があり、今作品は、自分自身を選ぶか、最愛の妹パラクを支えるかちゅう、少女が直面しなければならない難しい選択を浮き彫りにしている。
わずか22分の物語は、冷血漢の小生でさえ感動へと誘ってくれた。
哲学者、脚本家でもある今作品のグレイブス監督は、この物語でフィクションと現実の世界の両方にまたがらし物語を紡ぐ。
デリーのストリートチルドレンを支援するSalaam Baalak Trust(SBT は 1988 年に設立されて以来、インドのストリート チルドレンや働く子どもたちに総合的なサポートを提供する)と共同で製作されたそうで、いまだ根強く残る児童労働の問題にスポットライトを当てている。
インドで何十年も蔓延している問題を生み出してる要因の一つがこの貧困と教育の欠如にある。
それでもグレイヴス監督は、2人の姉妹の断ち切れない絆を感動的に描いてみせてます。
物語は農家の家族と、そしてペットのマングースの寓話から始まり、勇気と犠牲の美徳を強調する。
今作品の女優の二人は難なく役をこなし、グレイヴス監督は二人から自然な演技を引き出すことに成功していると個人的には思う。
二人の愛や絆を少なくとも信じることができるかな。
姉役のシャンバグの演技は作為がなく、妹役のパタンの無邪気さは完璧に捉えられていたし、実際、パタンはS B Tの受賞者の一人やそうやし納得。
今作品終盤、ボリウッドの古い曲に合わせて姉妹が一緒に外出を楽しむ場面は、思わず笑みがこぼれる、しかし反面胸が痛んだ。

第97回アカデミー 短編実写賞にノミ
ネートということで ＿＿ Netflix✨

22分の作品の中に 様々なものや背景
が詰め込まれていて ＿ 分かり難いし
演出で 色々と考えさせられた …… 🤔

なるほど アメリカ映画だったのか 😰
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

• #Netflix-2025

【搾取】

※アカデミー賞短編映画実写映画賞ノミネート

※Netflix作品

ヒンディー語映画だが、アメリカ人哲学者でもあるクレイヴスが脚本・監督をつとめた作品だ。

撮影はインドで行われている。

アヌジャは僕たちの世界の断面を表していると思う。

女性と貧困。

そして搾取の対象だ。

ただ、重要なのは、この姉妹二人が未来を見据え明るいことだ。姉のパラクはアヌジャの才能を見抜きそれを後押ししようとする。

伏線は回収されない。

アヌジャが試験を受けたと願いたくなる。

そして、こうした未来を見据える女性や貧困にあえぐ人々にも同様に祈りたくなる。