風俗嬢を乗せた送迎車が、夜の東京を走っている。運転手である《主人公》(猪征大)は、車窓を流れる自分以外の人間を「連中」と呼んで見下している。自分は彼らとは違う。なぜなら、小説を書いているから……。 交際相手からは才能を否定され、フラれてしまう。出版社からもまるで相手にされない。唯一「連中」とは違うと思っている風俗嬢(川上明莉)との交流が、《主人公》を尚も小説執筆に向かわせる。 ある日、執筆場所の一つにしているカフェで、旧友・小林(結城あすま)と再会する。小林は、新作が芥川賞候補にもなる売れっ子小説家である。最初は再会を喜べなかった《主人公》だが、小林に助言を求め、導かれるようになる。常に刺激を求める型破りな性格の小林から、さらにる“計画”を提案される。風俗嬢とともに計画を実行しようとする《主人公》の現実と妄想が入り乱れる……。
-もっとも残酷で美しいラブストーリーが鳴り響く- 20代後半の主人公の公平はアルバイトをしながら売れないバンドを続けている。バンドではキーボードと作詞・作曲を担当。公平の作曲の才能を信じる…
>>続きを読む海と山に挟まれた集落から上京した圭介。ある日、田舎から兄の葬式を挙げるとの連絡が入る。ミュージシャンとして成功していると嘘をつき渋々帰郷した彼を、父や友人たち、蒋渕の海が待っていた。彼の帰…
>>続きを読むメンバーとケンカ別れしてバンドが解散した、売れないミュージシャンのリリコ。リリコの友人で彼氏にフラれたばかりのメンヘラ女子マナミ。元ミュージシャンでフリーターのタイチ。タイチの彼女で量産型…
>>続きを読む夜の渋谷を歩く、他人の会話 日本に来てから、日本語でのコミュニケーションを身につけるために、よく他人の会話を盗み聞きしていました。そして次第に、公共の場で他人の会話を聞くことに魅力を感じる…
>>続きを読む深夜ラジオ番組に回顧録を投稿するタクシー運転手、守島輝。一年前に亡くなった妻の生き写しと出会うことをきっかけに、彼は再び愛を欲し、夢を乱した
昨年のムーラボで「KILLER TUNE RADIO」を発表した柴野太朗が町あかりとのタッグで送る後ろ向き&内回りなワンナイト・ストーリー。
自分の居場所を見つけられず孤独に生きる芸術家イツォ。ドラッグとアルコールに溺れ、何の希望も見出せない彼の人生は、家族と共にベルリンへ向かう途中にネオナチに襲撃されて足止めを食らったトルコ女…
>>続きを読む高校の卒業式を迎えた、幼馴染の美紀・寛子・優斗・直樹・康太の5人。 それぞれが将来に不安を抱えていたまま、新生活を待っていた。そんな中、美紀の父親が彼女の入学金をもったまま失踪する。美紀の…
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