配信で一度レビューしている作品ですが、公開40周年、４Kリマスターでリバイバルのアートアニメーションともいえる、凄まじい作品です。
大きなスクリーンと音響で作品に没入できる感覚、内容については、やっぱりよくわからないという、理解するというより体感するという鑑賞です。
今の映画が説明する事で理解を促そうとするアニメーションとは対極にある作品です。
押井守監督がファンタジーであり理屈ではない世界観を構築した表現は素晴らしいです。
度々観たくなる作品ですね。

ドルビーシネマ公開記念舞台挨拶にて。

長らく伝説的な存在として語られてきた作品。正直に告白しますが、登場人物のセリフの少なさと静かな世界観で中盤寝落ちしてしまいました笑。

でも監督自身が「寝落ちすることは恥じらうことではない。寝落ちする映画は傑作であると言いたい。」と仰っていたので許してください🙇

物語は難しく、何を意味しているのかすぐには分からなかったけど、それ以上に音楽と作画の圧倒的な美しさが心に残った。性格の中に響く音楽は不思議な緊張感があり、映像はまるで絵画のように幻想的で、ただ眺めているだけでも引き込まれた。

「理解できたかどうか」よりも、「感じたかどうか」が大事な作品なのだと思いたい。

DolbyCinemaにて
圧倒的で、
説明の無さは余白だらけかと思いきや、
一切の余地のない芸術品
考える暇も、
なんなら息する余裕も無い
危ねえ

初見でした
なんなら押井守監督作品初見でした←！
天野喜孝の絵だから引っかかったんです
何かの展覧会で、
当時の予告編だかオープニングロールだけを小さな画面の前に突っ立って見たことがありまして、
世界観に圧倒されるばかりで内容がちっとも解らなかったのですが、
本編ド本気で観ても、
これは私には語りかねます
芸術品です

言えるこのは、
音も画も、このハイコントラストな世界観はDolbyCinemaで味わってこそ
ということだけですかね

静寂に響く水と風、爆音の機械音や叫び
止まった世界と、動き続ける念と希望
そのどちらの虚実も




そして何より、
やはり今年の映画は🪶鳥🪶(鳥人含む)
ってことが
年末モードも高まってきた今、断言できる大トリの作品のようです🐥
(これからまだ出るかな？？)
お後がよろしいようで