小豚の眼、野獣の街。




なんだぁ〜〜🫢
これ2007年の香港映画「天使の眼、野獣の街」の
リメイクじゃん。
確かこの作品も悪役はレオン・カーフェイじゃなかったっけ？
観に行ったよぉ！　これ！
確か渋谷のシネマライズで観たような。

ということで。

「A LEGEND /伝説」
「ベスト・キッド レジェンズ」と
個人的には残念な結果の作品が並んでしまったジャッキーの2025年。
師走の忙しい時期に今年3本目のジャッキー主演の作品
評判も上々なようで、チョイ期待！🤭


さて本作　⚠️ネタバレあり⚠️


おもしろーーーーーーーーーい‼️‼️
なにこれ！　サイコー！
21世紀に製作されたジャッキーの主演作の中でも
ダントツの最高傑作かもしれない！
今年初めに公開された「トワイライト・ウォリアーズ」といい、近年の香港映画は豊作ですなぁ。😂

2007年の「天使の眼、野獣の街」のリメイク版というよりアップグレード版！
あれから18年も経っているので当然ながらネットもAIも監視カメラも性能が上がっている。
それプラス現代的なアクションを見事に融合させ、
それまたプラス😅ジャッキーとレオン・カーフェイの古典的なアクションも絡ますという・・・
もう極上の香港フルコース料理みたい。
最高に満腹、幸せ、幸せ。😁

特にジャッキーひとりをフィーチャーしているワケではなく、監視チームの一員の少女 果果(グオグオ)の
成長物語、敵対する犯罪チーム達の苦悩、過去の呪縛、リーダーを務めるレオン・カーフェイの壮絶な生き様も濃厚に描いていて
141分‼️一秒も飽きることなく身体を硬直させながら見入っていた。

新旧キャスト陣のアンサンブル共演もお見事でした。

本作で『天使の眼』を演じたチャン・ツィフォン。
ちょうど3年前に観た「シスター 夏のわかれ道」で
健気なお姉さんを演じてた子ですね！
すっかり成長してアクションも披露してくれてます。
ジャッキーも老いた監視班長を そして『天使の眼』の
守護神としてベテランの存在感を披露してくれている。
アクションシーンもまだまだ健在！
その反面で『親父(オヤジ)』こと犯罪チームのドンを
演じたレオン・カーフェイの大熱演がものすごい！
本作がこんなに素晴らしいのはレオン・カーフェイの
おかげかも？

あえて、唯一　あげるなら。

「シャドウズ・エッジ」(タイトル)かぁ😮‍💨
「天使の眼、野獣の街」みたいな
カッコいい日本語タイトルを考えてほしかったかな？

ラスト！
続編を匂わせるような終わりかた・・・

果たして。

ジャッキーの晩年を代表する最高傑作に出会えて・・・

し あ わ せ　🤭


2025年12月15日 20:20〜
イオンシネマ板橋screen 3
💺149席
客入り　半分以上埋まってた　👏

私の後ろの席に座ってた老夫婦が
上映中ずーーーーーっと喋り倒してた。
振り返って注意しようとしたが、
肋骨折れてて 振り返れない😰
板橋(東武練馬)のシネコンに26年間
通い続けているが、板橋のレイトショーは
マナーの悪いお客さん多め。😔

わたくしが映画館で観た
ジャッキー・チェン出演の作品
58本目　✌️

• #プロジェクトCCC

よくもこれだけオレたちが好きなもの全部詰め込んでくれたな(褒)！

サイバー犯罪vsAI捜査という今なストーリーに格闘アクションを融合させ、ハイスピードで予想を裏切りまくる展開は香港クライムアクション最新進化形態。若さと老獪さが相見える愛憎劇も最高！

いい意味で完全なジャッキー映画にしなかったところが勝因なのでは。もちろん見せ場はあるけど、それはたくさんある見せ場のうちのひとつ… に控え、ストーリーの面白さで引っ張っているのが心地よい。若手陣にもドラマ・アクション両面でしっかり見せ場がありますしね

今年の最優秀ヴィランはレオン・カーフェイに決定。ここで終わりかな？と思わせてからの活躍はすばらしく、最後の最後まで執念を見せてくれました！

伝説を打ち破れ。

ラリー・ヤン監督、ジャッキー・チェン、チャン・ツィフォン等の共演による中国、香港製作のサスペンス・アクションで、ヤウ・ナイホイ監督『天使の眼、野獣の街』のリメイク。
サイバー犯罪集団と対峙する警察の姿を描く。
オリジナルは未鑑賞、韓国版リメイクであるチョ・ウィソク、キム・ビョンソ監督『監視者たち』は鑑賞済み。
主人公となる追跡のエキスパート・ホワンをチェン、彼とチームを組む若手刑事のホーをツィフォン、指名手配犯のフーをレオン・カーフェイが演じているほか、ツーシャー、ジュン等が登場。
物語は夜のマカオの街並みが映し出され、そこを疾走する黒色のトヨタ・ヴェルファイアと、それを追う警察の姿でスタート、警察側はAIを駆使して追跡するのだが、敵の方が一枚上手であり、警察が見ている映像からヴェルファイアが消えるという、サイバー犯罪ものとしてアクセル全開のオープニングとなっている。
以降、「影」と呼ばれる元暗殺者率いる犯罪集団を追跡すべく、警察が既に一件を退いた追跡のプロであるチェン演じるホワンを呼び戻し、彼を中心として捜査にあたる様を中心として展開、その犯罪集団の頭の良さや動きは、イーサン・ハントさながらのスパイアクションとなっていて、非常に楽しかったところ。
それに対峙するチェンも、流石に往年の姿のように長時間のアクションは難しかったのか、全体的にアクションシーンのカット割りが短くなってはいたものの、御年71歳とは思えない動きであり、それに負けじと67歳のカーフェイがチェンを上回るかのような俊敏さを見せていたのは、アクション好きには堪らなかった次第。
クルマ好きの視点からすると、香港は日本と同じ左側通行であることから、前述のヴェルファイアを筆頭にアルファードやRAV4、警察車両ではマツダ・アクセラやCX-5、ホンダ・ヴェゼル等々、多くの日本車が登場していた中、若手刑事のホーが乗っていたのが、パトカーではなく、おそらくホー自身のクルマと思しき設定なのか、彼女の雰囲気にあったミニであったのは見逃せないポイント。
AIにサイバー犯罪、キレキレのアクションと犯罪集団を追い詰めていくサスペンスが緩急を含めてバランスよく詰め込まれており、映像クオリティの高さも相まって、エンタメ作品として尺の長さを感じさせない上々な仕上がりであったとともに、観終わってもリメイクだったとは気づかなかったのが悔しかったのに加え、ホーを演じたツィフォンを見たのは、イン・ルオシン監督『シスター 夏のわかれ道』以来と思われるのだが、その時の印象とは全く違い、アクションシーンも卒なくこなしていたのは流石の一言で、その透明感溢れる雰囲気は清原果耶に通ずるものがあった良作。

これが父親だ。