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健康ちえのわトランポリン教室

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健康ちえのわトランポリン教室の作品紹介

健康ちえのわトランポリン教室のあらすじ

結婚2年目の専業主婦・結依は、夫・恒平、そして日常からの悪意なき暴力に傷つきながらも、表面上は平穏な生活を送っていた。ある日、結依は街中で「健康ちえのわトランポリン教室」を見つける。奇妙な名前と“習いごと”の内容とは裏腹に、結依は“先生”や教室に通う仲間たちのおかげで、今まで押し殺してきた“本当の⾃分”と向き合い始める。⼀⽅で、ある⼈物から「真実」を告げられた恒平は、結依にも隠し通してきた心の傷に苛まれる。 「教室に通うのは辞めてくれ」「私に命令しないで」……“かけがえのない自分”を求めて慰め合っていたはずの二人の関係は綻び始め、日常に潜んでいた闇に飲み込まれていく。

健康ちえのわトランポリン教室の監督

石川皓一

原題
製作年
2025年
製作国・地域
日本
上映時間
103分
ジャンル
スリラー
配給会社
Cinemago

『健康ちえのわトランポリン教室』に投稿された感想・評価

KUBO
3.8
今日の試写は『健康ちえのわトランポリン教室』オンライン試写。

最終的に、妙なおもしろさのある映画でしたよ。でも、このタイトルではそのおもしろさは伝わらないだろうなぁ。

だって『健康ちえのわトランポリン教室』だよ。前情報なしじゃ全く何だかわからない🤣

みんな同じジャージ着てニコニコ勧誘してくる
「カルトやないかい」
心と身体が健康になるんだって
「カルトちゃうやないかい」
トランポリンで跳ねながら知恵の輪解くんだって
「やっぱりカルトやないかい!」

…てな感じで始まるけど、意外と脚本がよくできてる。

この教室に居場所を求めて来る人達はみな家庭や社会に疎外感を抱えている。主人公の主婦「結依」も、親から「早く子供を産め」と言われるプレッシャーや、夫の友人たちとのホームパーティでも「子連れ様」たちの配慮のない言葉に傷ついても、言いたいことも言えずに「すみません」が口グセになってしまっている。

そんな結依はこの「ちえのわトランポリン教室」に居場所を見つけ、生き生きとした毎日を過ごすようになる(?)。

だが、その教室の中で生き生きとすればするほど、外の世界の人からは結依は「おかしな人」になっていく。

では「ハラスメント」と「カルト」の映画なのかと言えば、それだけではない。なんと本作は作品中程でとんでもない展開を見せる!これ以降はネタバレ禁止だ!

タイトルからは想像もつかないラストを迎えるサイコホラー!

『健康ちえのわトランポリン教室』は、6月27日公開です。気になった方は、ぜひ。
3.3
2025年お疲れ様でした!良いお年を!

【承認欲求を取り戻すリズムの調律は誰が決める?】
■あらすじ
結婚二年目の夫婦・結依と恒平は、互いへの不満を抱えながらも表面上は親密に生活している。ある日、結依は街中で奇妙な教室を見つけ、そこでの「習いごと」とメンバーとの出会いを通して、暮らしの中で押し殺していた本当の自分を見つめ直す。一方で、ある人物との出会いから「真実」に触れてしまった恒平は、自身のトラウマに向き合うことになる。承認欲求と自己喪失に揺れる二人の関係に浮き出た亀裂は、次第に彼らを暴力的な闇へと導く。

■みどころ
地元でお世話になっている映画館の刈谷日劇が2025年12月31日をもって閉館する。
この映画は長年刈谷で映画をかけ続けた刈谷日劇に対する一つのサプライズとして3日間限定上映された映画である。この映画を観ながら、映画にハマったきっかけや映画を観る内面について色々と考えました。

物語はある夫婦の生活を映す。
一見すると夫と良好な関係を続いているように見えるが、結依は周りに友達がいなくて寂しい想いをしていたり食事や将来の子供の話などでノイズになる光景に対して我慢している。
夫も表面上は妻を大切にはしているものの、結依の悩みや興味のあるものに対して深く踏み込んでこない。

そんな中で結依は知恵の輪とトランポリンの習い事の見学をする。そこでの人々との交流やカウンセリングを通じて結依の内面が少しずつ変貌していき云々。

ミニマムな構成の中で本音と建前のペルソナ的な行き違いを映していくが、本作はリズムについて効果的に使って承認欲求を満たされずに自己喪失している者のリズムを取り戻すことで自己再生していったり、リズムが異なるが故の行き違いや衝突をも生んでいく。
そういった目に見えないリズム違いの行き違いの気味の悪さを陰謀論や自然傾倒スピなどに拡大し個人間の問題をスピリチュアルな全体の問題へ拡大し、本来抱えている個人の問題の真因が霧みたいになる。
自分のやりたいことは本当に自分で決められているのか?といったリズムの調律は本当に自分で決められているのか?ずれたリズムを調律すべきか?といったコミュニケーションのズレに対して本作は幾つかのエラーを散りばめていて興味深い。
調律のズレ、エラーの存在が承認欲求と自己喪失による不信きっかけのサスペンスとしてゾッとする内容になってて良いなと思った。

映画では謎が散りばめられていて、『野球どアホウ未亡人』の監督・脚本家いわく2回目以降で見え方が変わるとのこと。
いつの日かこの映画が遠い先の未来で公開されることを切に願い、今年の映画鑑賞を締めたいと思う。
大学の友人が作った映画。というか、俺もエキストラでちょっくら出ている。
去年試写会を開いて見せてもらったんだが、レビューするほどは覚えていない。なんというか、実際に現場を見てて制作者も役者の顔を知っていると、いつもみたいに傍若無人に知ったかもできない。現場でコンテを変えて長回しばかり増やして大丈夫かな、くらいに思っていたが、しっかりと仕上げていた。
唯一覚えているのは、母親の折檻が2パターンで描かれていたこと。音だけのビンタと手のアップのビンタが出てきていた記憶だが、あれは差延なんだな。影だって時と場所が変われば姿形大きさだっていくらでも変容する。

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