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アメリと雨の物語
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アメリと雨の物語の作品紹介

アメリと雨の物語のあらすじ

1960年代神戸—日本で生まれたベルギー人の小さな女の子アメリ。彼女の成長を描く物語。外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だったアメリ。その後、子ども時代に突入した彼女は自らを「神」だと信じ、魔法のような世界を生きている。家政婦のニシオさんや家族との日々の生活は、彼女にとって冒険であり、新たな発見の連続。少しずつ変化していくアメリ。しかし、3歳の誕生日に人生を変える出来事が起こり、彼女の世界は大きく変わっていく…。誰もが子供時代に夢見た世界を描く感動のアニメーション作品。

原題
Amélie et la métaphysique des tubes/Little Amélie or the Character of Rain
公式サイト
https://littleamelie-movie.com/
製作年
2025年
製作国・地域
フランス
上映時間
77分
ジャンル
アニメ
配給会社
ファインフィルムズ

『アメリと雨の物語』に投稿された感想・評価

mari
4.0
東京国際映画祭
東京国際映画祭で鑑賞。非常に素晴らしい!傑作です
かなりエモーショナル度が高い、お涙頂戴と言われてしまうかもしれませんが純粋に感動しました。ルックバック好きにオススメ!

フランスアニメ映画。特徴的なルックですが、そもそも話が強い。映画としてのまとまりがかなり良い上に、伏線的な要素も散りばめられ、手の込んだ脚本でした。そして、作者自身の回顧録なため、最後に余韻感じられるものでした。
作者自身の過去の話、実話を基にした話であることは事前に知っておくと、感動的に感じられるかもです。

子供向けでもあるが、大人向けの要素が大きい。喪失とどう向き合うか、どう乗り越えるか、そしてどう生きていくか。非常に訴えかける作品でした。

演出が見事。誰しもが思う料理シーケンスのメタファー演出の凄さ。悲しいのに周りが楽しそうにしている、という映画定番の演出も見事な演出で感情が乗りまくりでした。

背景美術がとても良い。背景とキャラのセルがほとんど同じタッチであるため、イメージボードが動いている印象。色が良いので画面がリッチでした。

【総評】
背景美術、アート性だけでなく、脚本・演出がめちゃくちゃ強い作品でした。エモーショナルな作品が好きな人にオススメです。

追記:
Flowは体感型でこれまた凄い作品でしたが、こちらも相当に凄い。
日本公開されたら、どんな反応されるのか楽しみです!
TIFF。
1960年代末、ベルギーの外交官夫婦の次女として、神戸で生まれたアメリの物語。
彼女は、生まれてしばらくは植物の様に全く反応を示さず、ずっと世界を見ているだけ。
だが2歳半の時に当然活動を始めると、自称“神様”の無敵状態になってしまう。
傍若無人な神様を、少しずつ”人間“に引き寄せて来るのは、来日したおばあちゃんがくれた、めっちゃ美味いベルギーチョコ。
そして太陽の様に朗らかな、日本人のお手伝いさんのニシオさん。
隣の屋敷に暮らす大家さんのカシマさんは、いつも何か悲しそう。
実際に、幼少期の60年代に日本に住んでいた、アメリー・ノートの半自伝が原作。
メイリス・ヴァラード、リアン=チョー・ハン両監督が、メインスタッフとして参加していた「ノー・ウェイ・ノース」によく似た、主線を廃したカラフルかつパステルを思わせる独特のアニメーションスタイル。
これは小さな魔法の様な世界しか知らない神様が、赤ちゃん期から幼児期までの1年間に様々な経験をし、得る喜びだけでなく失う悲しみとセットの、人間の生を少しだけ学ぶ物語。
戦後20年ちょいのこの時代には、大人たちの中には、戦争の喪失とわだかまりがまだまだ残っている。
アメリは「雨」の漢字で自分の名前を覚えるので、雨や池、海といった水の表現が豊かだ。
子供が主人公の映画は多くあるが、これほどの人生ビギナー視点はなかなか無い。
リリカルで美しいアニメーション映画だった。