グラン・シエルを配信している動画配信サービス

『グラン・シエル』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

グラン・シエル
動画配信は2025年10月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

グラン・シエルが配信されているサービス一覧

『グラン・シエル』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
代わりに似ている作品として5件の配信作品が見つかりました。

グラン・シエルが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

グラン・シエルの作品紹介

グラン・シエルのあらすじ

建設作業員のヴァンサンは、未来的な巨大複合施設「グラン・シエル」の夜間工事現場で働いている。ある日、同僚の作業員が行方不明になり、現場主任が事故を隠蔽していると労働者たちは疑念を抱く。その後も別の作業員が姿を消していく中で、彼らは団結し、仲間の失踪の謎を解明しようとするが...

グラン・シエルの監督

畑明広

原題
THE SITE/Grand Ciel
製作年
2025年
製作国・地域
フランスルクセンブルク
上映時間
92分
ジャンル
スリラー

『グラン・シエル』に投稿された感想・評価

Omizu
3.3
【第82回ヴェネツィア映画祭 オリゾンテ部門出品】
畑明広監督のフィクション長編デビュー作。ヴェネツィア映画祭オリゾンテ部門に出品、フィルメックスコンペにも出品された。

社会階層をファンタジックに描いた作品として『プラットフォーム』を連想させる。ミステリアスな怪事件の真相に迫る男を描いた一作で、なかなか個性的だった。

畑監督の静かながらも緊張感のある作劇は見事。空気感を楽しむ作品で、静謐なトーンが特徴的だ。

一方で、少々全体的に引き延ばしすぎな印象も受けた。やりたいことは分かるがどうもかったるい。結局は雰囲気映画になってしまっているような感じもする。

とはいえ長編フィクションデビュー作としてはなかなかの完成度。これから畑監督がどのような作品をつくるのかを楽しみにしたい。
1.5
【日本人が撮った純度100%のフランス映画、ただそれだけ】
第26回東京フィルメックスが開幕した。今年は、チケット販売システムが酷過ぎて、すっかり萎えてしまい3本だけの鑑賞となっている。一番期待していた『グラン・シエル』を観たのだが、想像を遥かに下回るクオリティであった。

理想郷「グラン・シエル」建設に携わる労働者は、夜間稼働で業務に励んでいる。現場は移民労働者が大半を占めており、過酷な労働となっている。最近、地下でひび割れが発生したそうで作り直しのための穴を掘る必要があり、労働者を地下へと派遣しているのだが、ひとり、またひとりと姿を消していく。名簿からも名前が消え、明日は我が身、恐怖に怯えながら労働に励む。

フランスの名門映画学校La Fémisの映画監督科に日本人として初めて入学した畑明広の初長編作品であり、全編フランス語、日本要素ゼロの作品となっている。監督名を伏せたら完全にフランスの労働者映画であり、日本人監督がここまで純度の高いフランス映画を作れるのだと感心する一方で、本作はそれどまりになってしまっている。

グラン・シエル(偉大なる天空)を風刺するように労働者たちの漠然とした不安を、地下労働により消滅するメタファーで表現しているのだが、それは表層に留まってしまい、ありきたりな論の展開に退屈さを抱く。映画は鈍重であり、肝心な《消滅》が物語に影響を及ぼすのがラスト20分なため、物足りなさを抱く。掘り下げ不足感が否めなかった。

最近「BOXBOXBOXBOX」という労働者の不安を見事に物語へと変換した作品を読んでいただけに相性が悪い作品であった。

P.S.年々、協賛が減り、Webサイトの導線が破綻していく東京フィルメックスだが、遂にCMも上映前アナウンスもなくなり、素で映写事故を起こしてしまっているのをみかけるに、来年の開催はかなり危ういかもしれないなと感じた。
para
3.6
監督はフランス国立映画学校La Fémisの映画監督科を日本人で初めて入学された畑監督。
フランスを拠点として作品を作り続け、本作が初長編作品。

社会派から始まりジャンル映画で終わる。

Q&A付き上映
初長編にして制作費日本円にして5億円!とな。(Q&Aほぼカネの話 笑)

労働をテーマに撮り続けているそうで、本作は建設作業員にスポットを当てている。

現場作業、さらにその中でも一番過酷な現場には移民や不法入国者が従事している。
ある日作業グループの1人が工事現場で行方不明になり、、、

実際に起きた事故(現場作業員が現場で行方不明になり誰にも気が付かれずに3日後に現場でコンクリートに埋もれかかった状態で発見)に着想を得たとのこと。

期待値低めだったからかもしれないが、なかなか面白かった。
ダミアン・ボナール主演の誰がどう見てもフランス映画だった。(日本映画的なものは皆無)

FILMeX2025

『グラン・シエル』に似ている作品

バティモン5 望まれざる者

上映日:

2024年05月24日

製作国・地域:

上映時間:

105分

ジャンル:

配給:

  • STAR CHANNEL MOVIES
3.8

あらすじ

パリ郊外(=バンリュー)。ここに立ち並ぶいくつもの団地には労働者階級の移民家族たちが多く暮らしているが、このエリアの一画=バティモン 5 では再開発のために老朽化が進んだ団地の取り壊し計画…

>>続きを読む

幻土

製作国・地域:

上映時間:

95分
3.3

あらすじ

シンガポールを舞台に、ある中国人移民労働者の失踪事件から明らかになっていく、 この男の過去とは?フィルム・ノワールと社会派リアリズムが奇跡的に融合した物語。

アトランティックス

製作国・地域:

上映時間:

106分
3.5

あらすじ

裕福な男性との結婚を控えながら、秘密の恋に身を焦がすアダを襲った大きな悲しみ。愛しい人にもう一度会いたいと思い続ける彼女の願いは、思わぬ形で現実となる。