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断り
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目次

断りの作品紹介

断りのあらすじ

2年間待ち望んだフランスの在留カードを受け取りに行く日本人のサキ。しかしそこで待ち受けていたのは、人の人生を背負っているとは思えないあまりにも不条理な移民局の姿だった。果たしてサキは、フランスで愛する妻との生活を手に入れることができるのか?

原題
Kotowari
製作年
2024年
製作国・地域
フランス
上映時間
22分
ジャンル
ショートフィルム・短編

『断り』に投稿された感想・評価

4.0
異国フランスで2年半待った在留カードを窓口に受取りに来た日本人女性の心境を描いたヒューマンドラマ。
フランスのショートムービー。

■スタッフ
Coralie Watanabe Prosperが監督と脚本を担当。
渡邉礼が主演。

■作品の世界観
フランス人女性と日本人女性の同性カップルが、フランスの役所でフランス人配偶者の在留カードの受け取りのため列に並んでいると、係員から並んでいる場所が違うと言われるが、パートナーのフランス人はこの列で問題ないと言うので、そのまま並び続ける。相手のフランス人女性は用事があったので別れ、一人で列に並んで待つことに。漸く面談すると係員から場所が違うと言われる。案内された場所に行くと、9時の予約がすでに11時だったため注意され、さらに担当者が書類を探すが見当たらず、通知が間違っていて対応できないと言われる。担当者からは別の窓口で受理されたかを確認するように助言される。指示された窓口でしばらく待っていたが、整理券のない人は定員となり本日は対応できないと案内される。途方に暮れると見知らぬ男性から声をかけられ、こっそり整理券を渡される....  

■感想
「フランスで正直に生きたら死ぬよ」
パートナーの助言に従って在留カードの受け取りに行くが、たらい回しにされる。慣れない異国の役所での対応に不安が募る。
さらに夕方までに在留カードを発行してもらえないと、仕事であるオペラのリハーサルにも参加できない。
タイムリミットが迫る中、見知らぬ男性が親切そうに声をかけて来る。
最後は衝撃の真実が明らかになる。
果たして彼女はフランスに在留することができるのか?

■鑑賞履歴
2026.3 BS12で鑑賞(土曜しょ~と劇場・字幕)
【「フランス」というシステム】

≪Filmarksあらすじ≫
2年間待ち望んだフランスの在留カードを受け取りに行く日本人のサキ。
しかしそこで待ち受けていたのは、人の人生を背負っているとは思えないあまりにも不条理な移民局の姿だった。
果たしてサキは、フランスで愛する妻との生活を手に入れることができるのか?
・・・っていうお話。

フランスと言えば「移民大国」っていうフレーズをもって語られることも多いくらいに、多くの移民が暮らしている事でも知られてますよね。
実際に全国民の10人に1人は移民であるっていう統計資料もあるくらいにとても身近な存在。
きっとこの辺は島国国家の日本にはあまりピンとこない状況かもしれないけど、例えば学校なんかでも500人くらいの全校生徒の中に50人の「移民」がいるって考えたら・・・・多いなって感じますよね。

じゃあフランスは「積極的に」移民を受け入れているのだろうか?
元々は「労働力の強化」という目的にてヨーロッパ各国や旧植民地のアフリカ諸国からの移民を受け入れてきたという経緯がありましたが、徐々に「そんなにいらない・・」ってなった辺りから徐々に「移民抑制政策」に舵を切っていきます。
しかし「一旦受け入れた労働者の家族を呼び寄せるのは仕方ない・・・」とか「移民は良いけど難民はダメでは人道的に整合性がとれない」などの理由から、ズルズルと増え続けて現在に至る・・・って感じなんですね。

なもんだから、やっぱり「文化的な違いによる衝突」「失業率の増加」「治安の悪化」などの問題が噴出して、現在は「反移民政策派」が台頭し、その影響なのか「外国人が嫌い」というフランス人も増えたなんて話も聞きます。

ってところでの今作。

主人公のサキはフランス人パートナー(女性)との同性婚をするためにフランスでの「在留カード」が必要でした。
そのために2年間も待たされ、挙句沢山の書類も準備し、ようやく「申請が受理された」との連絡が。
手続きのために役所に向かうサキでしたが、そこで彼女を待っていたのは凡そ「日本人の感覚」では理解しがたい程に怠慢なフランスの「お役所仕事の実態」でした・・・。

≪え?≫

ってういか、フランスの役所ってこんなに酷いん?
それともサキが異国人だから?
自分たちの仕事の質はものすっごい雑いくせに、規則だけはカッチリ守ろうとする。
いやいや、その「規範意識」をまずは自分たちの仕事に反映させろよ、と(;^_^A
確かに、移民申請は年々増加していると聞くし、きっと業務量も膨大なんだろうけどさ・・・・。

でも、考えてみたら「四角四面にキッチリしすぎて1㎜も融通が利かない日本のお役所仕事」も、それはそれで厳しいものはあるけどね・・・。

サキにしてみれば「絶対に何が何でもフランスにしがみつきたい」というわけではないんですよね。
日本では同性婚が認められていないから、自分らしく生きるためにはフランスで生活するしかない。
ある意味では「消去法」的な考え方だったのかもしれないですよね・・・。

このままでは一向に埒が開かないと悟ったサキは「フランスで生きるため」に大胆なウソをつく。
日本人的感覚で言えば「そんなことまでして・・・」ってなるかもしれないけど「他人の遠慮」に配慮してくれるほど世の中は甘くないという事を日本人は理解しておくべきなのかもしれない。

≪フランスで正直に生きたら死ぬよ。とにかく生きればいい。そうだろ?≫
こっそり列の中に入れてくれた男性が呟いた一言。
ウィットに富んだ軽い言葉にも聞こえるけど、でも端的に核心を突いた重い一言でもある。

それでも・・・現実は厳しかった。
「人に嘘をつく」ということは、巡り巡って「自分に嘘をつく」ということなのかもしれない…
サキさんに限らず、日本人的な感覚を持ち続けたままフランスで生きていこうとすると、かなり苦しくなるんじゃないかな…
少なくとも、僕はフランスでは生きていけなさそうですわ・・・(;´Д`)
ダオ
3.0
2024年にフランスでつくられたCoralie Watanabe Prosper脚本・監督作品。2年間待ち望んだ在留カードを受け取りに行くサキ。しかしそこで待ち受けていたのは……。

「いやまぁそうなんだろうけれど」系の短編映画。こうしたら解決するのに! みたいな投げかけはまるでない。ここのところ妻が義母の遺産とか自分の確定申告でかけまわっているけれどお役所仕事ってそういうもん。

というか全てに通じるけれど物事には順番がある、としか言えない。それらすっぽかして「権利」主張されてもねぇ、という。

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