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あいつのロシェル
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目次

あいつのロシェルの作品紹介

あいつのロシェルのあらすじ

無鉄砲な青年マックは、亡き友人のボロボロの車「ロシェル」に、最後の晴れ舞台を用意しようと決意する。向かった先は地元のボロ車レース。最初は呆れていた仲間たちも、やがてマックの夢に心を動かされ、本気で応援するようになっていく…!

あいつのロシェルの監督

トム・ファーニス

原題
Rochelle
製作年
2024年
製作国・地域
ニュージーランド
上映時間
19分
ジャンル
ドラマショートフィルム・短編

『あいつのロシェル』に投稿された感想・評価


エモーショナルなショートムービーです。

笑って、ハラハラさせて、最後にほろり。


主人公マックは、自死した親友を偲び、友の愛車「ロシェル」を駆って、ボロ車レースに出場しようとします。

それが弔いになるとでも思ったのでしょうか。

マックは、親友の両親に了解を求めに行きますが、あまり歓迎されてません。

〔「来てくれてうれしいんだけと」と言いつつ、迷惑そうな両親に笑っちゃう〕

次に、亡き親友の姉に会いにいきます。

姉は自動車修理工場に勤めており、彼女にロシェルの整備をお願いするため。

長期間放置されていたであろうロシェルは廃車寸前。

ところが、弟の形見の車を勝手に持ち出したと勘違いされ、マックは思い切りぶん殴られます。

親友はロシェルの中で亡くなっているし。

なんとか誤解は解け、修理はしてもらえるようにはなりました。

ただ、とぼけたマックへの姉の不信感は払拭されません。

レース当日、再び命を吹き込まれたロシェルは快調に走り出しますが…


マックは未成年という設定だから、16〜17歳なのでしょう。

チャカチャカと落ち着きなく、言動はいちいち間抜けです。

のべつまくなし、マイケル・ジャクソン劣化版ふうの“ハッピーダンス“を踊り始めます。

髪型が変。

いかにも周囲から軽んじられ、うとましがられている感じ。

マックくんも、生きづらそうですね。

「レース中に識別するために車には好きな数字を入れていい」というアドバイスを聞いて、69を選んでたところが彼らしい。

せっかく晴れ舞台を用意したのに、結局ロシェルは見る影もなく大破します。

でも、
悲しみも苦しみも、しばしぶっ飛ばす静かで最高のラストが訪れます。

ジワりました。
亡き友人の愛車に最後の晴れ舞台を用意しようとする青年の話。

自ら命を絶ってしまった親友が乗っていた廃車寸前のボロボロな車、ロシェル。
そのロシェルに乗って車同士を激しくぶつけ合うレース、デモリッション・ダービーに出場しようとする主人公。
破天荒すぎる追悼計画、ちょっと変わり者な主人公だけど上手く言葉で語らない分、やることが粋。
ロシェルの最後の走りに胸が熱くなりました。
こんな友達いてくれたら幸せ。

どうでもいいけど、主人公の髪型がターミネーター2のジョン・コナーの友達の髪型と同じ。
Stando
3.8
ユーモアと切なさが同居したショートフィルム。親友の自死という重い題材なのに、不思議と重くなりすぎない空気が心地よかった。

最初はマックの不器用な行動に何度も笑っていた。それなのに、終盤のデモリッション・ダービーでは気づけばボロボロ泣いていた。この映画がこんな終わり方をするとは思っていなかった。

マックとジャズの距離感もすごく良かった。悲しみを言葉で説明するのではなく、ガレージや車、沈黙の時間から少しずつ伝わってくる。その静かな空気が、この映画にはよく合っていた。

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