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星の教室
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目次

星の教室の作品紹介

星の教室のあらすじ

中学生の頃、いじめが原因で学校へ通えなくなり、義務教育を十分に受けられないまま大人になった潤間さやか(桜田ひより)。学歴への引け目や生きづらさを抱えながらフリーターとして日々を過ごしていたある日、さまざまな事情から学ぶ機会を失った人たちのための“夜間中学”があることを知る。 「もう一度やり直したい――」勇気を振り絞って夜間中学の門を叩いたさやかは、中国残留孤児の蕗子(浅野温子)、ベトナム出身のスアン(ナターシャ)、料亭で修業に励む健児(小林虎之介)、韓国料理店を営む正子(中尾ミエ)、戦後の混乱の中で十分な教育を受けられなかった遠見(山本學)ら、年齢も国籍も境遇も異なる仲間たちと出会う。生徒たちに寄り添う担任教師・江口(真木よう子)や夜間中学を取材する漫画家・用瀬(小泉孝太郎)らの支えのもと、さやかの2度目の中学生活が始まる。仲間たちとの出会いは、止まっていた彼女の人生を少しずつ動かしていくのだった。

星の教室の監督

中川龍太郎

原題
公式サイト
https://nakachikapictures.com/hoshinokyoshitsu
製作年
2026年
製作国・地域
日本
ジャンル
ドラマ
配給会社
ナカチカピクチャーズ

『星の教室』に投稿された感想・評価

3.8
今晩、試写会にて鑑賞

大好きな桜田ひよりちゃん、主演作
今作は角川春樹さんの映画製作最後の作品となるそうです

いじめにより不登校となった女性が、夜間中学校に通い、再生する姿を描いた作品

人との出会いによって、立ち直っていく姿に胸熱く、涙が溢れました

桜田ひよりちゃんをはじめ、役者さん達の演技が本当に素晴らしく、感動しました
※ご招待いただいた試写にて鑑賞。

ストレートに良い話。
救いを求めた人が、今度は誰かを救う側に回っていく。このつながりが良かった。


いじめが原因で学校に通えず、十分に学べないまま大人になった潤間さやか。レンタルビデオ店で働く彼女が、さまざまな事情から学ぶ機会を失った人たちが通う夜間中学と出会い、もう一度学び始める。

まず、レンタルビデオ屋でアルバイトをしているくだりが良い。特に原田泰造演じる店長・緒方との掛け合い。ここのやりとり、好きだったなー。

店長から履歴書の提出を求められる。仕事をする上では普通にあることだけど、学歴に引け目を感じている彼女にとっては、それだけで自分の過去と向き合わなくてはいけなくなる。こういう日常の中にも、彼女の生きづらさがあった。

そこから、
星を見ている生徒たちとの出会いがあって、夜間中学へ入り、人と関わりながら少しずつ人生が好転していく。タイトルも、そこにつながる展開もわかりやすい。何かとわかりやすい作りなんだけど、そのまっすぐさが今回の話には合っていたと思う。彼女が一歩進むたび、素直に「良かったなー」と思えた。


それにしても、邦画にしか出せない、この独特な雰囲気って何なんですかね。

特に学校の教室のシーン。ほかの国々の映画とは、ほんと全然違う空気があるんだよなー。

見慣れた教室に、大人たちが座っている。年齢も、そこまで歩んできた人生も違う人たちが、ここでは同じ生徒として一緒に学んでいる。その光景だけで、なんか良い。

学校って、自分にとっては子どもの頃に通った場所で、もう過ぎた時間のように感じていたけど、この人たちにとっては今なんだよね。今ここで、知らなかったことを知り、できなかったことができるようになっている。その時間を見ているのが心地よかった。

特に、ひらがなを書くことができない高齢の人たちが学んでいく姿は、何か考えさせられるものがあった。

自分が当たり前のように読んだり書いたりしている文字も、最初からできたわけじゃない。教えてもらって、学べる時間があったから、今できている。

何があったのかを全部知らなくても、今、学ぼうとしている姿には心が動く。うまく言葉にできないけど、あの教室の場面には、ただ微笑ましいだけでは終わらないものがあった。


そんな中で、桜田ひよりが今回の題材にぴったり。

幸薄そうな顔というか、あの悲壮感の出し方が上手い。何かを始める前から、期待すること自体に疲れているようにも見える。その顔を見ているからこそ、肯定的な気持ちになったときの表情が良かった。

ただ笑顔になるだけでも、そこまで見てきた時間があるから、こちらの受け取り方が変わる。「この人、今はこういう顔ができるんだ」と思える。それが、彼女の人生が少しずつ好転している実感につながっていた。


そして、やっぱり好きなのは、救いを求めた人が誰かを救う側に回っていくところ。

自分には足りないものがあると思っていた人にも、誰かに渡せるものがある。教わる立場でこの場所に来た人が、別の誰かの力になっていく。そこまで見せてくれるから、この教室で学ぶことの意味も広がっていく気がした。


人の表情が変わっていくのを見ているだけで、映画ってこんなに良い時間になるんですね。綺麗な映画でした!


※公開後に評価(星)付けますー!
akane
4.6
試写
私は小学校から不登校でその後も支援級や通信制を転々とし、まともに義務教育を受けずにここまで生きてきてしまった
だからこそ主人公に共感できる部分ばかりで、気づけば自分の経験と重ね合わせて涙が止まらなかった
私もバイトの面接で必ず学歴のことを詰められるし、履歴書を書きながら惨めな気持ちになったことが何度もあるから、そういった細かい部分も拾って丁寧に描いていたのがとても印象的

人の温かさに泣かされる良作だから沢山の人に届いてほしい
劇中に出てきた山田洋次の学校も近々観ようと思う

2026年166本目

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