草原の椅子の作品情報・感想・評価・動画配信

「草原の椅子」に投稿された感想・評価

6

6の感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

けいちゃんの目の演技に吸い込まれました。
写真集が登場してからが、いい。
FREDDY

FREDDYの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

芥川賞作家の宮本輝が、阪神・淡路大震災で被災したことをきっかけに、シルクロード6700キロ、40日間に及ぶ旅を経て執筆した同名小説を映画化した本作。まずは遠間憲太郎を演じた佐藤浩市とその娘、遠間弥生を演じた黒木華の安定感のある演技は言うまでもなく、富樫重蔵を演じた西村雅彦や喜多川秋春を演じた中村靖日、篠原貴志子を演じた吉瀬美智子などといったキャスト陣もとても魅力的でしたし、中でもとくに印象的だったのはやはり、喜多川祐未を演じた小池栄子ですね。彼女の怪演は目に残るどころかしばらくの間、目に焼き付き忘れられませんでしたし、妙な威圧感に圧倒されるばかりで、ただただ"すごい"の一言。喜多川祐未の実の息子である、貞光奏風が演じる喜多川圭輔が"母親の虐待によって心に傷を負い口を閉ざしてしまった"ことに説得力が生まれ、物語にすんなりと入り込めましたし、それと同時に"虐待"について深く考えさせられました。そして、劇中の台詞もまた心を打つものが多々あり、個人的には観る価値は大いにありましたし、本作の主題歌である「真昼の月の静けさに」の歌詞が憲太郎から圭輔に贈った言葉のようで、最後まで心を揺さぶられました。ただ、どうしても気になってしまうのは、「最後の桃源郷」と呼ばれるパキスタンのフンザを訪れ、それぞれが"自分の未来"の道筋を定めて歩き出す決意をするのだが、人生の転機を与える重要な場所であるフンザがあまり魅力的とは思えず、せっかくのドラマが少々淡泊に感じてしまいました。それでも本作はとても面白い作品でしたし、好きな映画であることに間違いはないですね。
Linla

Linlaの感想・評価

4.0
宮本輝の小説からの作品だけあって叙情的な映像で好み。
馴染みの無いパキスタンの風景もずっと眺めてたいような

佐藤浩市もこの頃が
男前のピークな気がする。

佐藤浩市がたまたま見初めた
焼き物屋の店主、吉瀬美智子

おそらく下心から、いい客になりたくて、10万の皿や18万の器をこれ下さいで買い求め通う。彼の娘役は黒木華。

取引先の社長に西村雅彦。
彼はちょいちょい目にしても
別にって感じだったが本作の関西弁のおっちゃんがすごく良かった。
役柄各々の背景に絡んだ事情が、無ささうでありそうで
宮本輝の世界観が味わえる。

ひょんな事から虐待されてる
4才の男の子の面倒をみる事になる佐藤浩市なのだが
これがきっかけで
大人達の秘めた思いが溢れる

この子が又何とも切な可愛く
自閉症気味になっているが
肌身離さす恐竜のぬいぐるみを持っていてザウルスと呼ぶ

気に入ったもの、人はみんな
ザウルスと呼ぶ。

この子を育児放棄した母が
小池栄子。
これ又すんごい演技。
彼女の女優歴の中でもかなり
評価できるんではなかろうか


作品として劇的に山場があるわけではないけど
観て良かったと思えた作品。

「理屈にかなっていても人情が無ければ正義ではない」
というセリフが心に残る。
tai

taiの感想・評価

4.0
結構好きな感じやったけどラスト1/4がもったいない感じやったなぁ…
小池栄子の演技よかった!
クワン

クワンの感想・評価

3.3
映画思い出し鑑賞記憶Vol.216

本作はかめさんのレビュークリップ✨ありがとうございます☺️

パキスタンフンザの景色が美しい。佐藤浩市と西村雅彦の50男と美女、吉瀬美智子が出会い、虐待されていた幼児と出会い、旅に出る。いい話なんだけど展開わかりすぎて感動にまで至らなかった記憶。傷ついた少年を媒介にしつつ、50男の人生再生物語がもう一つ深みが足りなかったような。吉瀬美智子は美人だけど演技がもう一つ。最近、彼女は映画であまり観ないなぁ。

再見したい度40%
50過ぎていつか迷いが生じたら観てみます。
DVD📀所有、再鑑賞。『八日目の蝉』の成島出監督作品。佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子、小池栄子主演映画。

芥川賞作家の宮本輝が阪神・淡路大震災で被災したことをきっかけに、シルクロード6,700キロ、40日にわたる旅を体験して執筆した小説を映画化。男女4人が世界最後の桃源郷と呼ばれるパキスタンのフンザへ旅する姿を描く。パキスタンで日本映画初となる長期撮影を敢行した雄大な光景が見もの。

バツイチサラリーマン遠間憲太郎(佐藤浩市)は、50歳を過ぎて取引先の社長・富樫(西村雅彦)や骨董店オーナーの篠原貴志子(吉瀬美智子)と出会い、互いに友情を深めていく。そんな折、彼らは母親から虐待を受けて心に傷を負ってしまった幼い少年と出会い、その将来を案じる。やがて偶然見た写真に心を動かされた彼らは、世界最後の桃源郷と呼ばれるパキスタンのフンザへと旅立つ。
エンディングに流れる歌も重要だと思う。
なぜ、GLAY?
馬鹿な母親を演じた小池栄子が良かっただけ^_^
唐揚げ

唐揚げの感想・評価

2.2
ちょっと、良い話にしよう感が盛り盛りで冷めてしまった
吉瀬美智子さんがなんか不自然?固い?とにかくちょっとだけ下手に感じてしまった。
フンザの光景や、引きでの画はとても綺麗だと思った。
宮本輝の同名小説を映画化したヒューマンドラマ。

年を重ねながら心のどこかに傷を抱えてきた男二人と女一人が、親に見離された少年と出会い、やがて4人は世界最後の桃源郷と呼ばれるパキスタンのフンザへ旅立つ。
人生の岐路に立った大人たちのための寓話。
りっく

りっくの感想・評価

1.0
50代を迎えた人間たちが「どこで生き方を間違ったのか」と悩む。
そこで「フンザ」へと旅に出て、「これから私たちも未来へ向けて生きていくのに遅くない」と再出発をする。
本作の伝えたいテーマははっきりしている。
何故なら、全て台詞で説明してしまっているからだ。
それが実につまらない。
この内容に2時間20分かける意味のなさ。
子供の意見は完全無視、勝手に物語から退場させる。
親になりたての世代は「育児放棄者」として断罪される。
本作は非常に狭いターゲット層だけが満足できる「ポルノ映画」のようなものだ。

海外ロケした邦画に、ロクなものはない。
終盤、何故か4人で、何故かフンザという土地へ行く。
そこで砂の上をひたすらダッシュし、何か吹っ切れさせる。
どこか海外に旅をすれば、問題は全て解決できる。
「ロードムービー」なら納得できる。
だが、本作の場合は大人の勝手な都合であり、ストーリーテリングの放棄でもある。
魅力的な画すら1つも撮れていない。

キャラクター描写もあまりにも酷い。
若い父母があまりにも「悪」として描かれているため、父親失格と言われる佐藤浩市が全く酷い人間に見えない。
そもそも、実娘との関係の修復こそが、彼が真っ先に解決すべき問題だろう。
この娘も父母に捨てられた子供の目の前で、平然と父親に「子供の扱い方マニュアル」を指南するという頓着の無さ。
吉瀬美智子も愛情ではなく、占いの結果で養子を取るという訳の分からなさ。
西村雅彦も自社の社員の自殺で悩んでいたのに、出した結論が経営する店舗の東京撤退。
どのキャラクターのエピソードもまともに完結したものが1つもない。

現代の問題を扱っている「げ」な演出も鼻につく。
TV番組を観て「日本はどうしようもない」と言う佐藤浩市。
「1人のお客様に時間をかけて接客したい」と言い、中国人観光客を追い返す西村雅彦。
終いには「3.11」でさえ、キャラクターの「悪」を強調するためのダシにしか使わない。
しょうもない、それでいて中身のない戯言を抜かす大人ども。
なんて不快で不謹慎な問題の触れ方だろう。

コミカルとシリアスのバランスも欠けている。
全キャストがただの書き割りであり、居心地が悪い。
ダラダラ物語が続く上に、旅で全てを解決させようとする粗雑な脚本。
本作は身勝手な大人たちの勘違いと拡大解釈による、見事な駄作である。
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