『黒』シリーズ第一彈。
増村監督作品を久々に鑑賞～。

嘘に買収、監禁、盗聴、詐欺、色仕掛けは当たり前～。

自動車産業の中小企業が大手企業に噛みつく、2手３手～10手先も読み合う、スジ者もビックリな搦め手バリバリ、完全違法な(笑)昔ながらの産業スパイモノ。


新車発売までのリークに次ぐリーク。
クルクル変わる真のスパイ。

ここまで会社に尽くす社畜っプリは時代がかり過ぎだけど、昔の企業戦士ならではのストーリー。



そして、やはり女性が強い増村作品。

似たよな山崎豊子作品よりはちょっと強引だけど、終盤も印象に残るなかなか面白い作品でした！👍️


……でも、東海道線の茅ヶ崎で事故って…何かやだな～😅

そして、頑なに『パイオニア』のイントネーションを変えない高松先生は何故だろ？～(^_^;

大映サラリーマンスリラー第一弾！😆
新車開発を巡る、陰謀、色と欲が渦巻く、ブラックなストーリー。原作梶山季之の企業推理小説を映画化。原作にだいぶ脚色を加えているとのこと。それでも、たかがと言ったら怒られるけど、新車一台にここまで陰謀巡らせていたら、ストレスで入社後10年くらいで廃人だわ😨。

昔の日本サラリーマンはタフだったんだな。しかし、監禁、盗聴、色仕掛けに暴力。自動車メーカーってブラック企業どころか、ほとんどマフィア。しかし当時そんな最先端の企業も今では中国🇨🇳電気自動車の肉薄を受けている。諸行無常だなぁ。

監督は増村保造。モノクロの映像が兎に角シャープ。そして田宮二郎、高松英郎、船越英二、そして叶順子😍の俳優陣。重い内容のドラマをがっちりクールに受け止めて、いなしてしまう演技力は今の俳優たちより見応え十分。
黒いシリーズは全11作もあるとのこと。面白そうだけど、全部観たら一流サラリーマンというよりヤクザさんになってしまう恐れあるかもしれない😨😾🎬。

大映映画が手掛けた黒シリーズ全11作品
全ての作品のタイトルが黒の○○で始まる


そのシリーズ１作目
増村保造 監督作品


自動車業界で凌ぎを削るタイガー自動車とヤマト自動車
新しいスポーツカーを巡ってお互いの情報を盗もうと産業スパイが暗躍する。。






以下ネタバレ


立身出世がいい言葉とされた時代
他人を蹴落としてでも這い上がろうとするのが頼もしいと云われた時代
会社の為に命を投げうつ覚悟で24時間戦っていた企業戦士達がいた時代

君も立派な産業スパイになるんだ❗😁
名台詞も飛び出す😁
高度成長の頃は多かれ少なかれこういう感じだったんだろうなぁ。。😅

そういえば｢笑うセールスマン｣も最初のタイトルは｢黒いセールスマン｣
由来はココからきてるのかな

高松秀夫、田宮二郎、船越英二がタイガー自動車側
そこにネタを売り込んで来るのが上田吉二郎😁
時代劇でも悪役の親分役が多かったけどこのスパイ役もはまり役でした😃


増村監督はシリーズの１、2作目と最後の11作目を監督しています☺️

• #マツタク車
• #マツタク産業スパイ
• #マツタクスパイ
• #マツタク海
• #マツタク黒の○○シリーズ
• #マツタクモノクロ