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巨人と玩具
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目次

『巨人と玩具』に投稿された感想・評価

4.4
▪️JP Title :「巨人と玩具」
Original : ※※※
▪️First Release Year : 1958
▪️JP Release Date : 1958/06/22
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-721 再鑑賞
🕰Running Time : 95分
▪️Director : 増村保造
▪️Writer : 白坂依志夫
▪️MusicD : 塚原哲夫
▪️Cast : 川口浩、高松英郎、野添ひとみ、伊藤雄之助
▪️Review
とにかく強烈な印象を放つ、当時だとかなりスピーディーでエネルギッシュでアヴァンギャルドな作品です。
開高健の同名小説を本作がデビューとなる増村保造監督、白坂依志夫脚本のコンビが映画化した社会派ドラマです。
狂想的な宣伝合戦を繰り広げる製菓会社を舞台に、エスカレートする宣伝やマスコミのあり方をめぐって、高度成長期に向かう日本社会を強烈に風刺しています。激しく怒鳴り合うように繰り出されるスピーディーな台詞や、アップテンポな演出、デフォルメされた人間描写、鮮やかな色彩など、増村監督の容赦のない演出が冴え渡っています。
そして印象に残る斬新な構成・演出。。。あの、カチカチと中々火が着かないライターからフラッシュバックで機械の動き、企業の動き、消費者の動きと重ね合わせていくシークエンスがパターン化していくのが面白い!!
それぞれ主要なキャストの個性が強烈で、野添ひとみ、川口浩、高松英郎、伊藤雄之助と存在感抜群です。特に京子役の野添 ひとみ、前歯がひどい虫歯というだけで凄いインパクトですが、後半の鮮やかな変貌ぶりは見事でした(プライベートではこの後、川口浩と夫婦になるんですね)。

物語は。。。
元気と笑顔だけがとりえの平凡な娘・島京子はひょんなことから製菓会社のマスコットキャラクターに選ばれ、 宣伝部員・西 洋介らの手によってスターダムにのし上がって行くのですが。。。

旧来の日本映画とは一線を画すモダニスト増村の初期の傑作ですね!!
(当時、風刺されていますが、この頑張りがあったから昭和の高度成長があったのも否めません。平成、令和と日本が競争力を無くしていったことはこの裏返しですね。。。)

▪️Overview
文学界所載開高健の同名小説を、「結婚のすべて」の白坂依志夫が脚色、「氷壁」の増村保造が監督、同じく「氷壁」の村井博が撮影した異色ドラマ。主演は「命を賭ける男」の川口浩、「氷壁」の野添ひとみ、「大阪の女」の小野道子、高松英郎。色彩はアグファカラー。(引用:映画. com)
AOI_BJ
-
増村保造監督作。
白坂依志夫脚本。
大傑作ですわ
3.9
あまり期待せずに何となく観てたけど、
とても面白かった!

原作は開高健。昔よく読んだなあ〜
これは読んだかな?覚えていない😅

良くも悪くもエネルギッシュな時代
キャラメル販売の狂想曲

時代的な作品にも一見見えるが、
今の社会にも充分通じる文化社会学的な作品?とも言える。

高松英郎の猛烈営業部長が、こんなことを叫ぶ!

「いいか!今の日本では、働いて、働いて、死物狂いで働かなくちゃ生きていけないんだぞ!」

これは、僕が生まれる前年の作品だか、

この60年間で、日本は何が変わったんだろう、って思ったら、
何か寂しくなっちゃった、、、

川口浩の若い営業マン

野添ひとみの素人から抜擢されたキャンペンガール、

みんながギラギラしていて、足が地に着いていない。

決して浮ついているのではないけと、
何か危なっかしいくて、青っちょろい

けど、どこか真面目に生き方を模索する様は、決して観ていて嫌な感じはしない。

この映画の、この感じは、
タイやベトナムや
ひと昔前のインド映画にも雰囲気が似ている気がする。

日本はアジアなんだな、ってのも改めて感じました。

世俗的なお話に見えて、随分予想外の広がりもある面白い映画でした。

ラストのなかなか決まってました!

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1977年05月21日

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配給:

  • 松竹
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