のんき大将を配信している動画配信サービス

『のんき大将』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

のんき大将
動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

のんき大将が配信されているサービス一覧

のんき大将が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

『のんき大将』に投稿された感想・評価

4.3
画家ダリと共作して話題になった「アンダルシアの犬」で有名な映画監督ルイス・ブニュエルの初期作品が上映。このような機会はあまりないので、可能な限り観に行ければと思う。

昨年鑑賞した「昇天峠」は佳作ではあったが、一部のシュルレアリスティックな特殊効果は当時としては目を見張るものがあった。

ストーリーはシンプルで妻を亡くして自暴自棄になった大富豪のラミロが、仕事を放り投げて朝から酒を飲み、家族も無節制に浪費し、愛娘の婚約パーティも酔って現れパーティを台無しに。将来を心配した弟は立ち直らせるために家族で大芝居を打つことになるのだが‥。

「バカな大将、敵より怖い」この言葉が当てはまるかは微妙ではあるが、現代にも通じる格差批判による、ブニュエルらしい社会風刺とみることもできるだろう。それ以外にも後半のラミロから逆に騙していくあたりから、娘のロマンスと家族のハッピーエンドに向かうストーリーの進行が自然で無駄がなく見事であった。

今回は監督が脚本として絡んでいなかったのが功をなしたのか、良い意味でバランスがとれており隠れた名作である。

時折場内で笑いが起きていたが、森繁久彌の社長シリーズ、クレイジー・キャッツを始めとして、ビートたけしや志村けん等のお茶の間のコントのような世界が、喜劇としてすでに確立されていた事実(1949年公開)と時代を感じさせない普遍的な笑いに驚きを隠せなかった。

昨日今日と立て続けに著名な監督のリバイバルを鑑賞する事になったが、国柄の事情もあるだろうが、背景から作家としての人生経験が素直に反映されている。

これは度重ねていう事になるが、どこかの国のタレント事務所のように時の体制に媚びへつらう事なく、彼らはお上に対して徹底した反骨精神が作品に溢れ出ている事を忘れてはならない。

〈スペイン・メキシコ時代のブニュエル〉
[シネマヴェーラ渋谷 12:25〜]
菩薩
4.0
明るく楽しく朗らかに、締めすら大変ハッピーであるがその中に強烈にブルジョワ批判が盛り込まれるブニュエル節。富そのものを否定するのでは無くあくまではなから与えられたそれと固定化される階級に対して反旗を翻す為の映画。最後まで脚本が非常に優秀、全てを失っても残ったもの=愛の鮮やかな伏線回収、おそらく再起に向けて自らを鼓舞する意味合いもあるのだろうけど。
Ricola
3.8
奥さんを亡くし、仕事に行かず酒に溺れる富豪のラミロ。

酔っ払った勢いで娘の結婚を台無しにしてしまったことをきっけに、ラミロをなんとか立ち直らせようと家族らは奮闘するが…。


単なるドタバタコメディというだけでなく、社会風刺も含まれたブラックコメディだと思う。

ブニュエルの作品ということで視覚的に奇抜なものかと構えていたが、そんなことはなかった。

笑いどころが満載で基本明るいので、元気をもらえた。

娘の真っ直ぐな父思いなところや、家族間のやり取りにはつい笑ってしまった。

また、当時のメキシコの上の階級と下の階級の暮らしの違いを楽しく見ることができた。

『のんき大将』に似ている作品

しとやかな獣

上映日:

1962年12月26日

製作国:

上映時間:

96分

ジャンル:

配給:

  • KADOKAWA
4.1

あらすじ

芸能プロの会計係、三谷幸枝は肉体をエサに男たちから金を巻き上げるしたたかな女。男から男へと渡り歩き、金を巻き上げる、それもすべて長年の夢を実現させるためだった…。

喜劇 競馬必勝法

製作国:

上映時間:

91分

配給:

  • 東映
3.4

あらすじ

呑気サラリーマン・河辺春男の楽しみは競馬。しかも、予想家が一目置くほどの通だった。ある日、河辺と会社の新社長・峯岸が競馬場で出会い、競馬初心者の峯岸は河辺のアドバイスで16万円を稼ぐ。その…

>>続きを読む

上映日:

1958年02月22日

製作国:

上映時間:

110分

ジャンル:

3.6

あらすじ

オーギュスト、ピカソ、ロベルトのペテン師3人組は、貧しくも信仰心の強い人たちをだまして金を巻き上げていた。だが家族や身内はそれを知らず、真面目に生きようかと考えることもあった。そんなある日…

>>続きを読む