喜劇 男は愛嬌の作品情報・感想・評価

喜劇 男は愛嬌1970年製作の映画)

製作国:

上映時間:87分

ジャンル:

3.5

「喜劇 男は愛嬌」に投稿された感想・評価

ha7ta6

ha7ta6の感想・評価

3.1
喜劇ですが題材がヒドイ…。
1970年。こんな生活を送っていた人も実際いたかと思うと…。
所々おなかを抱えて笑ってしまいますが、なんとなくダークなイメージは払拭出来ません。
財津一郎さんのくだりは好きです。
宍戸さんもいい味出してました。
倍賞さんは昔から肉体派だったんですね。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.7
「渥美清生誕90周年企画」
〜寅さんじゃない渥美清を観よう〜
鑑別所上がりの蓮っ葉な少女はるちゃんを密かに思う隣の兄弟。
「喜劇 女は度胸」の時の役とは打って変わって割と奔放で大胆で勇ましい雰囲気の、今や絶滅危惧種の自分のことオレって言っちゃう系の女の子が倍賞美津子さんは似合ってます。
こちらの渥美清はほぼ寅さんキャラとも被ることが多く、ふざけた男前っぷりに何度も笑わせてもらえました。
弟役は今は渋いおじいちゃんである寺尾聰ですがこの時はまだチェリーボーイで、しかも情けない感じが似合うダサめボーイ感丸出しが初々しい。
喜劇としては女は度胸よりこっちの方が笑えたかなぁー。
女は度胸の時もそうだけど結局は母ちゃんが一番いい事言って全てまとまるから、2つ合わせて母ちゃんはすごいってメッセージに感じました。
女は心臓石にして勇ましく、男はとにかくニコニコ柔軟に愛嬌を持って。
ある意味この喜劇2つの考え方は当たってるのかもしれませんね。
監督森崎東、主演渥美清、ヒロイン倍賞美津子。旅から戻ってくるところに始まり旅に出るところで終わったり、人情度がググッと上がっていたり、主役に昇進した渥美清がスラスラと口上を述べたりと、前作「喜劇 女は度胸」に比べて、これはもう殆ど「男はつらいよ」。相変わらず破壊度は高いが、それも前作に比べるとかなり控えめで、せいぜい“ブラック寅さん”程度。また、「男はつらいよ」には皆無のお色気度が加わっているが、あくまで安全運転の範囲内。

だから、今回は、寅さん基準で見た方が面白いかもしれない。

ただ、一方で、前作に色濃かった、“高度経済成長から置いてけぼりを食らった人々”的な社会背景感は大幅に減衰(まあ、天皇皇后の写真を入れた額が傾いているという描写はあるが)。それ故、ニヒルな笑いやブラック・ユーモアも影を潜め、わりと普通のコメディー作品になっている。また、テーマが「女」から「男」になったから当然とはいえ、倍賞美津子がお色気担当の域を出ていないのは少し残念。

ちなみに、「男はつらいよ」シリーズと公開順に並べてみると、「男はつらいよ」「喜劇 女は度胸」「続・男はつらいよ」「男はつらいよ フーテンの寅」「新・男はつらいよ」「喜劇 男は愛嬌」「男はつらいよ 望郷編」となるらしい。「男はつらいよ」は当初5作目で完結の予定だったことを考えると、それに代わるシリーズとして考えられていたのだろうか?
wakamiend

wakamiendの感想・評価

2.8
いま、言ってはいけないフレーズがたくさんでてくるし、はちゃめちゃぶりは、昔のバラエティは良かった、もっとやりたいことやれた、とかボヤく以前の、ヤバヤバ感で、満たされます。

これに喜劇。と冠つくなら。いま日本映画に喜劇はない。
渥美清主演
男はつらいよが好きな人は、観てほしい作品。

渥美清は、舌先三寸でイイ加減な兄貴役。寅さんのように旅をするけど、こちらはマグロ漁船に乗ってる。

弟は、真面目で青臭い青年役の寺尾聰。

マドンナは、ちょっとヤンキーな娘役で倍賞美津子(笑)

あと蛾次郎とかタコ社長となじみの皆さん。

少年院から出てきたマドンナのはるちゃん。寺尾は、更正させようと躍起になるが、そこに渥美が帰ってきてハチャメチャに。
ダンプで家に突っ込んでエライ事に・・。

宍戸錠、財津一郎、田中邦衛と脇も楽しい配役。
tk33220

tk33220の感想・評価

4.1
ほとんど狂気を体現している渥美清の物語を動かす力が凄まじく、あれよあれよと言う間に映画が終わっている。何も気にせず一直線で会話を進める様が堪らなく面白い。何度か水没する寺尾聰も最後の海への飛び込みが中々良い。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.8
婚活コメディ。倍賞美津子の健全な美貌と身体が輝く。
あれれ…健全!のちに不健全極まりない官能性をたたえる方とは思えません…いや既に見事なスタイルなんですけども…
「諸君見てみろこのパイオツを!この張りのあるツーケーを!(ペチコ-ン)」by渥美清。

寝たきりの少年が読む本がトルストイだったり宍戸錠が運転する赤い車が超かわいくてつぼ。そして超道交法違反なドライブ楽しそうだし、それら男どものわちゃわちゃを意に介さず適当に楽しむ倍賞美津子が愛らしい。
寺尾聰は小汚いしよくわからんが、渥美清のにいちゃんっぷりが良かったかな。ラストは麗しのサブリナのような。

「今の男は口説く時きっと幸せにしてやるなんていうようだけど、昔はどうだい一緒に苦労してみないかい?と口説いたもんだよ。」
女は度胸に比べたらちょっと勢いばかりで寅さんオールスタームービーって感じかな...若き日の寺尾聡さんが観れて新鮮でした。渥美清さんが演ずる不良性が当時の観客を虜にしてたのかなあ。何にせよ時代性も然りですが、物語もあまり理解できない感じ。ドヤ街のハチャメチャ喜劇!