ドイツ表現主義映像の頂点と謳われるファンタジー作品。監督&美術監督は画家出身のパウル・レニ。ドイツ・サイレント期のスターが顔を揃えている。
詩人:ウィリアム・ディターレ「ファウスト」
ハールン:エ…
ドイツ表現主義映画として『カリガリ博士』に並ぶ作品だと思う。
蝋人形館のオーナーが蝋人形達のバックストーリーを書かせるために詩人を雇う。蝋人形は有名な人物のものになっているが、その詩人はその人物の…
このレビューはネタバレを含みます
幻想怪奇的な内容と雰囲気に満ちたファンタジー。
不思議な街角の市場に建つ"見世物小屋のテント"の中に展示してある3体の"ろう人形"について物語を書くように頼まれた青年(詩人)が夢見た3つの物語、と…
[蝋人形は動かない] 40点
パウル・レニ、ドイツ時代最後の作品。後の"蝋人形館"ものという狭すぎるジャンルの開祖的な作品。仰々しい邦題も含めてホラー映画とされることが多いらしいが、蝋人形の元とな…