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渡洋爆撃隊
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『渡洋爆撃隊』に投稿された感想・評価

「カサブランカ」(1942)のマイケル・カーチス監督、ハンフリー・ボガードらスタッフキャストが再結集して制作した反ナチ脱獄映画。原題「Passage to Marseille(マルセイユへの道)」。助監督にドン・シーゲル。

第2次大戦中、イギリスの秘密空港からドイツ爆撃に向かう戦闘機に“自由フランス軍”の兵士マトラック(ハンフリー・ボガード)がいた。彼は毎日爆撃の帰途、田園に住む妻ポーラ(ミシェル・モルガン)と息子に通信筒を落としては愛情を伝えていた。彼には波乱万丈の過去があった。戦前、マトラックとポーラはフランスで新聞会社を経営していたが、愛国心から首相の批判記事を書き反逆罪で南米ギアナの悪魔島に送られる。しかし仲間の囚人5人(ピーター・ローレなど)と脱獄して祖国フランスに戻る計画を決行、丸木舟に乗って大西洋に漕ぎ出しマルセイユ行きの商船に拾われる。その頃、パリはナチスに占拠されていた。。。

戦時中に作られた戦意高揚映画だが、脱獄映画として非常に良く出来ていた。回想に次ぐ回想が重ねられ、舞台も農園、秘密飛行場、悪魔島刑務所、ジャングル、商船、とめくるめくように変化する。しかしシナリオに解りにくさはなく、全ての美術セットは作り込まれていてA級映画として作られていることが解る。冒頭の戦闘機による空中戦、クライマックスの船上での迎撃戦も迫力満点で申し分ない完成度。

最後はフランスの愛国心と戦争勝利を歌い上げるプロパガンダで締めくくられるが、その直前にかなり気になるシーンがあった。ボガード演ずる主人公が、撃墜され洋上で降伏するナチス兵たちを機関銃で皆殺しにするのだ。このシーンは現在の批評上でも論議を呼んでいるが、個人的には戦争の狂気を描いているように感じられ、諸手を挙げた戦争翼賛には陥らないとの制作者の主張と考察した。

「カサブランカ」スタッフへの観客の期待に応えた完成度の高い一本。

※ミシェル・モルガンなど出演しているフランス俳優たちは当時アメリカに亡命中だった。
pier
3.4
『カサブランカ』のスタッフ・キャストが再び集結して作られたプロパガンダ。
祖国への愛国心、妻とまだ見ぬ息子に会いたい気持ちを硬派に演じるハンフリー・ボガート。
独房に収監されても平常心を保てそうな雰囲気。
さっ
-
めちゃくちゃ『パピヨン』でびっくり。ナチス関係ねえ。機銃掃射の海面の飛沫の特撮が凝ってて良い。船のセットと爆撃機のミニチュアを一緒に撮ったのもすごい

『渡洋爆撃隊』に似ている作品

キー・ラーゴ

製作国:

上映時間:

101分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.6

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製作国:

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3.7

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