〓映画ＴＫ３６５／１６９〓
◁２０２５▷

▫ザ・マークスマン
▫CS／U-NEXT
▫️Y!レビュー ★★☆☆☆２.５
▫️Ｔ Ｋ評価：★★★☆☆２.８
▫️映画ＴＫ通算： ５１６９本
▫️Filmarks通算：４１６９本

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チェチェンのテロリストに占拠されたロシアの原子力発電所を爆破するために、アメリカ軍はスナイプス属する特殊部隊を送り込んだが…。意外にもこれがスナイプス初のコマンドアクション映画。バッチリ似合った軍服に身を包み隠密行動を取る姿を拝めたのは嬉しかったのですが、全体的にかなり薄味な印象に落ち着きました🫢

ミッション開始時にスカイダイビングで飛び出すスナイプスを見た時は『デルタ・フォース2』（90）や『プレジデントマン』（00）のようなアクションのスナイプス版が見れるのかと思い少し期待したのですが（スナイプスがスカイダイビングしてたので率直に『ドロップ・ゾーン』（94）も思い出しましたよ✨）、その後はド派手な大爆発もなければ格闘戦もない、おまけにサスペンス展開もイマイチという地味な時間が続きました。

強いて派手だったのはスナイプスが戦車の砲弾を避けたシーンくらいでしたが、その戦車に反撃することもなくただ逃げて終わってしまいました。番長ならそこで手榴弾を使って戦車の中を大爆発させるなり、戦車を奪って大暴れするなり、何かしらの無双バカアクションを繰り広げて欲しかったものです。もしキャノン・フィルムズ全盛の時代にスナイプスがアクション俳優として売れていたら大爆発全開な景気のいいコマンドアクション映画が作れたんだろうなぁ…🥲

そしてもう1つ、本作で面白くなりそうだった原子炉前で行われた発信機を取る取らないのハシゴ登り競争のシーンですが、せっかくスナイプスに対してタイマン格闘戦を挑んでくる敵がいたにも関わらず格闘が始まりそうになった瞬間にカメラをスナイプス達の身体にグッと寄せて意図的に全身を見えないようにするゴミ演出が施されていて、まるで監督の「格闘戦を撮る自信はありません！」という告白を聞かされたような気分になりました。ならアクション映画なんて撮るなよ！結局足止めしてきた敵もハシゴ登り競争の相手も難なく銃で撃って終わりという、スナイプスの良さが全く活かされない決着を迎えました（せめて腕筋くらいは見せろよ！）🤦‍♂️

他にも全体的に位置関係が把握できなかった点や何かとご都合主義すぎる点など不満多数ですが、スナイプスが主人公だから何とか最後まで観ることができました。何だかんだでスナイプスだけが罠に気付き、スナイプスが仲間を救出して、スナイプスが敵の作戦を阻止して、最後にはスナイプスのお陰で敵の親玉の爆殺に成功して世界の平和も守ることができたので、何も考えずに「番長バンザ〜イ😍」と楽しむことができる人にのみオススメです（そう考えると案外自分は楽しめた方かもしれない…）🙌

• #アクションスター第3世代

俺は、アメリカ特殊部隊最後の砦。
完全爆破。
俺が戦う。

…寧ろ最近は大作映画でも爆破してくれないから困る。
ストック・フッテージでもいいから実写の火薬の爆破シーンを入れろよ！！！(それはそれで問題だろ)




イゴール・ゼイザン将軍率いるテロリスト一味がロシアの原子力発電所を占拠した。
発電所自体は閉鎖したものの、燃料棒が運び込まれればテロリスト達の手に核兵器が渡りとんでもない被害が出てしまう。

そこでアメリカ政府は、被害を抑える為に燃料補給前にピンポイント爆撃で原子炉の爆破する計画を立てる。
ミサイルを誘導する為の誘導装置を設置する為に、ターゲット設置のプロである「マークスマン」こと「仕掛け人(ペインター)」が部隊の一人に選ばれた。
誘導装置を設置し、人質を救出するために送り込まれる特殊部隊。
だが、この事件には更なる陰謀が隠されていた。


テロリストに占拠された原子力発電所を爆破する為に送り込まれたアメリカ特殊部隊の戦いを描いた、コマンド・アクション映画。
”番長”の名で知られるアクション俳優、ウェズリー・スナイプス氏主演で贈るミリタリーアクション物。



最近は火薬系のコマンド・アクション映画が劇場で公開されなかったり、見たかったスプラッター・ホラー映画が近所で公開されなかったりで、映画を見る意欲がスッカラカンになってしまっていた。
俺は単に火薬のドンパチアクションや特殊メイクのグロシーンが劇場で見たかっただけなのに…。

とは言え、このままふさぎ込んでいては完全に廃人になりかねないし、今ではアクション俳優のシリーズ物の続編が沢山控えている。
一刻も早くどうにかせねばと思い、レンタルショップや配信サイトで気になったコマンド系映画とかをレンタル&チェック。

という事で今回は「火薬が多め」という前評判だけを聞いてレンタルしたB級コマンドアクション映画を。
(ってか地味にフィルマークスで初めてウェズリーさんの映画レビューだな…。)


本国ではDVDだけのビデオ映画みたいだが、日本ではウェズリーさん主演という事で劇場公開されたとの事。
と言っても銀座シネパトスで、一週間限定の公開だったみたいだけど。ｗ

そんな作品なので(おいおい)、ハッキリ言って映画自体はB級真っ只中だし、出来も其処まで良いわけではない。
特に前半50分は主人公チームが行軍してるだけだし、画面も暗いので面白みにも欠ける。
話もぶっちゃけありきたり、陰謀絡みのお話もそんなに凝ってる訳じゃない。

さらに言えば、戦闘機の空中戦や、回想シーンでの基地爆破は恐らく、ってか間違いなく他の映画から使いまわしている。
思いっきり画面を暗くして誤魔化してるのがバレバレだ。俺は誤魔化されんぞ！！！



そんなこんなでまぁ、Vシネマ映画相当のしょっぱさばかり感じる映画だが、正直そういう物と割り切って見ればそこそこには楽しめる。

前半50分は地味～だが、そこを過ぎればドンパチシーンが多くなり、最後まで飽きずに楽しめる。
アクションは銃撃と爆破メインだが、CGの誤魔化しナシでドカスカ爆発するのが嬉しい。
特に2度展開されるジープ爆破は結構派手に爆破で吹っ飛んでくれるし、中盤でフェードアウトしてしまうが戦車も出てくる当たり結構豪華。
クライマックスもやたらめったらに爆破しまくっており、是非は兎も角「火薬使いまくったれ！！！」な精神には好感が持てました。


ウェズリーさんの寡黙なプロ感が出まくってる兵士役もハマってて良かった。
いち早く陰謀に気づいて、臨機応変な対応でピンチを切り抜ける姿はアクション映画の主人公としては完璧な素質だ。
またそこまで生かされていた訳ではありませんが「誘導装置の設置が得意な主人公」というのはコマンドアクション映画としては珍しく新鮮だったです。

ただ、その役回り故格闘アクションが皆無だったのは残念ですね。
敵が殴り掛かってくる襲ってくる場面やナイフを持った敵が立ちふさがる場面もあったのですが、そこも銃撃ってパパっと終わらせてしまう。
せめてどっちか1人でもいいから殺陣で仕留めて欲しかったなぁ。


という事で、映画としては低予算丸出し、話も平凡、借り物映像もあるしウェズさんの身体能力も活かしきってない感が満載で、まぁVシネマ相応と言われてもしょうがない出来。

しかし、お目当てだった火薬のドンパチやコマンドアクション要素はそこそこに摂取できたのでそれなりの暇つぶしになる程度には楽しめました。

まぁ、正直ショボさ満点だけど、単純明快で火薬のドンパチオンリーで平日の夜にササッと見る分には良かったな。
今ではわざわざ劇場へ向かっても火薬のドンパチやコマンド部隊の活躍が拝めるかどうか怪しくなってしまったが、こうしてレンタルで気軽に拝めるのは有難い事だ。

まぁ、俺は今後も映画館に通うが、今後の大作アクションでもせめて火薬と軍人と兵器類を出す位は色気出してくれよ！！！(色気なのかそれ)


ま、最初にしては上出来なので、今後もこの調子で好きなジャンルを掘って鑑賞やフィルマの更新のモチベを上げていきたいですな。

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