時は四代将軍・家綱の頃。将軍危篤に乗じて、大老・酒井雅楽頭は自分の息のかかった甲府宰相・綱重を五代将軍に推して、天下を我がものにしようと企んでいた。軍学者・山鹿素行のもとに結束した10人の…
>>続きを読む旗本と大名が対立する徳川時代初期。対立を改善すべく、騒動を起こす白柄組を統べる旗本・青山播磨と、加賀守の縁続きの姫との結婚が画策された。播磨は将来を誓った女・お菊のためにこれを蹴る。だが、…
>>続きを読む浅草の盛り場にある小屋の舞台裏で太鼓を叩く若い男・千代三郎。彼は松平家の次男坊で、家の定めた縁談を嫌って市井に飛び出していた。ある時、舞台に美しいお姫様と、人相の悪い浪人たちが雪崩れ込んで…
>>続きを読む裏切った許婚者を斬った伊賀者・無明綱太郎は逃走の道中で、千坂兵部の娘・織江を助ける。千坂邸の居候となった綱太郎は、千坂が囲う6人のくノ一忍者の統率を依頼される。千坂の目的は色仕掛けで赤穂浪…
>>続きを読む天正6年。伊賀の国。目を覚ました伊賀の下忍・突悪(たお)は、薄暗い洞窟の中に倒れていた。目の前には、見ず知らずの男の姿。男は突悪と同じ伊賀の下忍で、名を邪気というらしい。邪気に促され、洞窟…
>>続きを読む“槍の蔵人”と呼ばれる剛直の士・富田蔵人高定は、太閤秀古の怒りに触れて切腹した主・関白英次の後を追い切腹すると宣言。切腹の日、列を作る客人にひとりひとり献酬していた高定は、乱酔のため切腹の…
>>続きを読む江戸の日本橋、左官屋の源太と矢場の看板娘・小蝶は互いにホの字の仲なのに、会えばたちまち口げんか。オカメ、ヒョットコなんて言いあっては、源太の弟分・半次と恋人お市をハラハラさせている。そんな…
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