はやぶさ奉行の作品情報・感想・評価

「はやぶさ奉行」に投稿された感想・評価

片岡千恵蔵主演の遠山の金さんシリーズ第12作目(全18作)

簡単にまとめると
将軍暗殺、幕府転覆を狙って悪者(進藤英太郎ら)が暗躍する中、金さん(片岡千恵蔵)は内部に潜入し証拠集める、さらには鼠小僧(大川橋蔵)も要所に出没して協力
ラストはお馴染みのお白州での裁きが下されます

っていう本当ならシンプルで、流れの決まったお話なんですが
なんか見てるとわかりにくい、無駄に登場人物が多くて複雑にしてる気がする
そもそも将軍暗殺のために相当な苦労して釣り天井作ってるけど、何でその方法なの?他にもいろいろと無理があったり何で?って思うシーンが多い

この映画で良かったのはクライマックスのお白州シーンぐらい
お決まりの展開なんだけど見応えがあります
片岡千恵蔵の迫力、啖呵が凄まじく、蹴っ飛ばすシーンなんかも素晴らしい

あとは、、、特になにも語ることのない凡作かと
出演者はそれなりのメンツ
悪役に進藤英太郎や柳永二郎、味方に大川橋蔵、その他大河内伝次郎とかも出てはいるんですが全く印象に残らない
たぶん変に真面目に淡々とし過ぎてるのが良くない!
それならまだおバカでネタになるようなシーンのほうが印象に残るし評価出来る
遠山の金さんやネズミ小僧が活躍し幕府に対し暗殺計画を立てる輩を成敗しようとするお話

「うぬらの眼にはきのうの今日、よもや忘れたとは言われねえ」
Yuya

Yuyaの感想・評価

2.5
正真正銘 ホンモノの元祖"遠山の金さん"

ド定番の展開と台詞回しに いちいち喝采を送ってしまうような 日本古来の粋な伝統をたんまりと堪能できてしまった

シリーズ初のテクニカラーに日光の景勝が華麗に映しとられてた上に あの"べらんめぇ口調"でさぁ 陽明門にもひけをとらねぇ背中の桜吹雪なんざ かざされちゃあ 男心に響くコトこの上ないってもの
大御所片岡千恵蔵の入れ墨判官シリーズの一本で、東映スコープのイーストマンカラーなのだから、この当時の娯楽大作であり、興行収入も安定したドル箱作品の代表格だが、深田監督の演出の妙味に欠けた凡作の部類。
片岡千恵蔵の十八番シリーズ、皆さんご存知の遠山の金さんです。シリーズ初のカラー映像で金さんの桜吹雪が鮮やかです。日光東照宮の建設に絡んだ将軍暗殺の企みを調べに金さんが文字通り一肌脱ぎにやって来ます。金さんの助っ人のように働いてくれるねずみ小僧役に大川橋蔵。やっぱり大川橋蔵は顔が可愛らしいなぁ。当時の女子高生あたりに人気そう。大河内傳次郎が備中守役で出ていたり地味に配役が豪華なのも見物。お白須で粋な啖呵を切る片岡千恵蔵が見たかったので満足しました。裃の足さばきの所作なんかは御大の貫禄たっぷりで痺れましたね。
Kumonohate

Kumonohateの感想・評価

3.9
どう見ても同一人物なんだが、着ている服と声の質やテンポが違うから変装。毎度お馴染み、片肌脱いで桜吹雪を見せながら切る啖呵。チャンバラが始まる前の長々とした口上と見栄。まずは、こうした「お約束」「様式」「型」が見事。そこに、事件の真相がなかなか判明しない「ミステリー」要素と、ヒロインが悪者に捕まりそうになる刹那にカットが切れシーンが変わる「サスペンス」要素がミックスされ、推理ドラマとしても出来が良い。そして、そうした規定と未定の混合割合が気持ち良い。

なかなか面白かった。
なかなか革新的かつ先鋭的な時代劇で面白かった。
ジャッジマンの昼行灯潜入捜査、お上の壮大な陰謀、昨今の大作でもよく扱われるギミックが良くできていた。
桜吹雪かっこええ。