弾、当たらねぇ！！！ｗ
でもカッコイイから良し！！！ｗ


中国の秘密結社「龍の末裔」に所属し、殺しを一手に請け負っていた殺し屋の”フリーマン”ことヒノムラ・ヨウ。
そんな中、ある女性に殺しの現場を目撃され、女性の暗殺を命ぜられたヨウ。
しかし、孤独な女性オハラと秘密結社に操られていたヨウはお互いに惹かれあってゆく。

一方、組織に敵内する日本人ヤクザの龍二がヨウの命を狙っていた。
更に掟を破ったとして、ヨウも組織に狙われることに…。



秘密結社に属する暗殺者の戦いを描いた、スタイリッシュ・ノワール・アクション。
日本とフランスの合作映画。

日本の有名コミックが原作ですが、自分は原作漫画は未見です。

お話は良くある「ヒットマンがターゲットに惚れて愛の逃避行！」系のようあるお話。
ヤクザが絡んだり、謎の組織が出てたりするけど、お話自体は可もなく不可もなくといった感じです。ｗ
(原作呼んでたらまた違うのかもしれませんが。)


まぁそこら辺は別にいいか。肝心なのはダカスコスさんのアクションです！！！ｗ
本作は「男たちの挽歌」チックに描かれてるガンアクションが兎に角カッコいい。
2丁拳銃や鳩とかは出てこないが、主人公が舞う一挙一動がカッコいい。
主人公に弾当たらなすぎな気もしますが、カッコいいから別にいいよね。ｗ

特にラスト20分からのアクション祭りは実に見ごたえあり！！！
銃撃戦を初め、爆破アクションやダカスコスさんの見事な格闘アクション等盛り沢山。
ただ、クライマックスでタイマンが無かったのが少々残念。

なお、お話自体はそこそこレベルではありますが、映像がオシャレかつ、スマートかつオシャレに描かれたヤクザ描写もあって中々悪くない。
自分はヤクザ映画とかは殆ど観ないのですが、もっと泥臭い感じかと思ってたんですが、本作では実にクールに描かれてました。
(これはフランス絡みの映画だからか、「男たちの挽歌」チックに描いたからかなのかは知りませんが。ｗ)

更に本作ではダカスコスさんの肉体美を余すことなく拝めます。ｗ
何しろ本作のダカスコスさんはヴァンダムさんの如き脱ぎっぷり！！！(プリケツもあり。)
ヒロインの裸体より、ダカスコスさんの裸体を重視して映してる！ｗ
褌一丁で戦う姿や上半身裸で舞うクライマックスも超カッコイイ！

全体的にＡ級すぎない、Ｂ級以下でもない出来なのも何か良い。ｗ


原作ファンが見たらどう思うかは分からんし、ショボい所やかったるい所もある。
だが本作のダカスコスさんは痺れるほどカッチョいいので、格闘アクション映画好きなら是非お勧めです！！！

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東映Vシネマのハリウッド版とのことで日本の漫画が原作（唐突に生々しい全裸シーンやセックスシーンが入るのは原作通りらしい）。『ジョン・ウィック3』でしかダカスコスを知らなかったので、本作の頃のキリッとした顔立ちや見せるためではなくガチで運動神経の良さそうな肉体美にビックリ！是非とも素手での格闘戦も見たかったところですが、本作のメインは銃撃戦や日本刀戦（1996年という時代柄もありアクションは随所にスローを挟み込むジョン・ウーイズム）だったため純格闘戦はあまり見られず残念。心が熱くなるほどのドラマ性もなかったため全体的にはそこまで面白くない作品でした🤦‍♂️

父親をマフィアに殺され生きる気力を無くしていたエム・オハラ(ジュリー・ゴンドラ)は、偶然サンフランシスコで殺人現場に居合わせ、冷徹に殺しを終えたあと清らかな涙を流す殺し屋に出会った。彼はチャイニーズ・マフィア“竜の末裔”に素質を見出され、“フリーマン”と呼ばれる殺し屋となった元陶芸家の火野村窯(マーク・ダカスコス)という日本人だった。殺されたのは中国進出を企む日本ヤクザ“白真会”組長・島崎(マコ・イワマツ)の息子で、バンクーバーに戻ったエムは、事件の目撃者としてニッタ(チャッキー・カリヨ)、フォージ(レイ・ドーン・チョン)両刑事の保護を受ける。島崎は、フリーマンの目撃者暗殺をチャイニーズ・マフィア対抗策の端緒にしようとバンクーバーを訪れるが、島崎もまた窯に襲撃され殺されてしまった。再び窯の姿を目撃したエムは、もはや彼に殺されるのを待つかのようになっていたが、ある夜、エムのもとにやって来た窯は彼女を殺せず、運命に導かれるようにエムと結ばれるのだった。エムは彼が残したヒントを手掛かりに、北海道にある窯の隠れ家へと向かう。一方、組長を殺された花田竜二(加藤雅也)は、窯を仕留めて組織の覇権を握ろうと中国・上海の各地を襲撃していた。竜の末裔は花田暗殺を窯に命じ、目撃者暗殺の命に背いた窯の殺害も彼の相棒・黄(バイロン・マン)に命ずる。裏で白真会と通じていたニッタ刑事が花田にエムの来日を教えに来たその時、窯たちは花田襲撃にやって来た。花田は殺され、窯を殺そうとした黄も道連れとなった。夫に尽くし陰で白真会の動向も操作していた花田の妻・君枝(島田陽子)はニッタや組員を伴って、エムをかくまう窯の隠れ家を襲撃する。窯は激戦を戦い抜き、隠れ家を始末してエムとともに消えていった。
海外でも人気の同名コミックの映画化。
このアクション映画の魅力は、マーク・ダカスコス演じるクライング・フリーマンこと火野村窯の非業の宿命を背負ったミステリアスな魅力、ジョン・ウー張りの華麗なガンアクションと空手とソードアクションにある。花束に隠したナイフで瞬殺、アクロバティックな動きで敵を翻弄しつつ空手とソードアクションで華麗に一掃していくマーク・ダカスコスの華麗なアクションは、ジョン・ウー＋リュック・ベッソン＋子連れ狼という感じ。加藤雅也の男前なヤクザぶり、チャッキー・カリヨや島田陽子の特別出演も、良い。殺し屋のクライング・フリーマンと死に魅せられていたエムの運命的な恋もロマンチックな香港ノワールテイストのアクション映画。