激しいタイトルながら中身は70年代らしいユルさのあるクライム・アクション・コメディ

仕事中にパチンコしてそうな見た目のモサい刑事たちが、まさかのイイコンビで滅茶苦茶正義感強いの面白い♪

敵も敵でふてぶてしいし、用心棒には若いシド・ヘイグまでいて迫力あった！

車やファッションも楽しめるし、カーチェイスも銃撃戦もある良作！！

こぅさんオススメ有難うございます(*‘ω‘ *)



ロサンゼルス市警のキニーリーとファレル。

強引だが優秀な彼らは、街に蔓延る悪党を今日も粛清しまくっていた。

が、ヤクや売春組織のボス、リゾー絡みの逮捕案件は、悉く上の命令で潰される。

くそ！！やってられっか！！！

てなわけで、2人は勝手に捜査し勝手に嫌がらせを始めるのだが、悪党の妨害も激化してきて……



嫌がらせがネチネチ酷い(笑)

地味ながらイライラさせる嫌がらせばかりで、観ているこちらはハラハラしますww

上からの命令とか場面転換とか、なんともユルいのも新鮮ですね☆
今はチャキチャキ変わるモノが多いので。

オチも秀逸！
おぉぅ……てなる。

もじゃもじゃガム噛み男と咥えタバコ男という、全くやる気を感じさせない刑事コンビがごりごり頑張る珍品でしたよ～

はじまってすぐに、歯医者さんと美女が素っ裸になって診察台でエッチするシーンが！
絶対これ好きなやつだーって思った😆そのとおり最後まで楽しめる作品だった。

この二人の刑事が面白い！役者さんも👌
掛け合いや強引な捜査がいい！今の時代ならアウトっぽい描写も。バディものとして楽しい！
最近のアクション映画にはない良さがあった。地味ながら銃撃戦や爆発もちゃんとあり。
ド派手なアクションシーンに頼らず、キャラやセリフ回しの面白さが感じられる作品はいいなあ。呑気でお気楽なようでシビアな展開もあり。
インパクトには欠けるものの、70年代らしい渋さが光る！

ピーター・ハイアムズ監督のアクションはやっぱり好き。

マイク・ハマーこそレッドパージ＝国家への反逆心から生まれた人物であるが、そこからシステム崩壊後はハリウッド的キャラクターとして定着していく皮肉。ラストのストップモーションもニューシネマの遺産。
二人組は片方が死んだりその関係性自体ドラマチックな事が多いものの、本作のロバート・ブレイクは完全に添え物で笑った。