グライド・イン・ブルーの作品情報・感想・評価

「グライド・イン・ブルー」に投稿された感想・評価

AS

ASの感想・評価

4.2
クローズアップに始まりロングショットに終わる儚き男の夢。
広大な大地に染み渡った『イージー・ライダー』等と地続きの副主題が、とある事件に仮託されながら徐々に顕現し溢れ落ちる。それを地味に拾い続けねばならないこちらの精神は摩耗していくばかり…
lastnight

lastnightの感想・評価

4.2
西部劇を意識したというシネスコやもったいぶった色調変化、各シーンのカット割など映像的センスが爆発してる。

惜しむらくは、やりたい事が多すぎて製作が押したのか、構成的に泣く泣くカットされたであろうシーンを思わせるぶつ切り感が多少あるところ。

名作揃いのアメリカンニューシネマの中で中々日の目を見ず、監督に次作がなかったのはその辺りが原因だろうか。若き日の意気込みと熱量、そして映画に対する愛が溢れてるだけに、ニューシネマ的ラストも相まって多少の寂寥感を感じた。
深緑

深緑の感想・評価

4.0
刑事になる事を夢見る白バイ警官の話。

晴れ渡る空、荒涼とした大地、どこまでも続く一本道。

そんなヌケの良いロケーションとは裏腹に挫折や哀愁、それに人間の愚かさ・不完全さが描かれる。

このどうしようもなさの希釈がすなわち我々の日常なんだと何故かしみじみモード。

こういう一年の締めもまぁ有りという事で…
アメリカンニューシネマ特有の、どことなく漂う倦怠感が素晴らしい。昇進欲しさに死体を発見するやいなや「これは殺人だ」つってるとやっぱり自殺に見せかけた殺人で。広大なるモニュメントバレーで、ヒッピーと白バイのカーチェイスを捉えたコンラッドホールの撮影は気合い入りまくり。画面は暑苦しいけど真夏の夜にスクリーンでみて劇場を後にしたい映画でした。
okawara

okawaraの感想・評価

4.9
大傑作。

アメリカ的マチズモを盲信した男が、保守と革新に引き裂かれる様を、絶品のロケーションカットで綴る。
その抜け感を際立たせるためのタイト/ロングショットのバランス、地形を生かした工夫、絶妙にダサくも美しいスローモーション……画づくりの手数に感服。これは是非ともスクリーンで見たい!

バイクチェイスも見事。調べると演出はビルヒックマン。おもしろい訳だ。

ニューシネマの入門としても最適に感じる。
いい映画感は凄い醸し出してるんだけど、結局そこまで面白くないパターンだなこれは。途中から本当に地味すぎる
junpa1

junpa1の感想・評価

5.0
キングレコード死ぬまでにこれは観ろ!2020
アコガレがダサダサに変わるシーン、痛い!
不穏な冒頭から容赦ないラストまですごくカッコイイ映画だと思います。
みやお

みやおの感想・評価

3.8
オープニング、これから何か起こるんだ…という期待感の持てる感じで良かった。殺人課に憧れる真面目な白バイ隊員のジョン。えーーー!なラスト。みんなみんな、叶わぬ夢。孤独は銃より人を殺せる。
イージーライダー好きなら絶対ハマるよ、とバーテンダーのおっちゃんにお勧めされた本作。ニューシネマ好きで一時期いっぱい観てたけど全然知らなかったなあ。撮影・音楽が良かったなあ。イージーライダーのアンサーソング的とも言えるラストの展開。打ち砕かれる正義。世の中がよくなるためにはどうしたらいい?と問いかけてくエンディング曲と無情過ぎるほど美しい広大な大地が印象的でした
青猫

青猫の感想・評価

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妻を殺した男、ロバートブレイク主演でお贈りする。ロックンロールあり、バイクありと男盛りな本作!
ラストに待ち受けるロバートブレイクのズームバックはアメリカンニューシネマな終わりで中々の虚しさ。

タランティーノの次回作はロバートブレイクの妻殺しについてとか、なんとか。
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