餃子夫人

バルトの楽園(がくえん)の餃子夫人のレビュー・感想・評価

バルトの楽園(がくえん)(2006年製作の映画)
3.9
第一次世界大戦で奇跡のような収容所があった。
坂東捕虜収容所では捕虜の人権を尊重し寛容な待遇をするのです。
実話ならかなる作品です。
所長の松平健は冷静沈着。常に捕虜に対して人道的に接するのです。
見どころは各所にありますが、第九を坂東の人々に対して元ドイツ兵が工夫を凝らし、演奏とで歌いあげるところ。
ここまでの収容所は全く知りませんでした。人は人を裁けるのか…そんな考えにもさせられる映画です。(犯罪は除く)
第九の場面では元ドイツ兵は故郷を想い、坂東の清い青空、海、山が重なります。
上に立つ者によって、このような事が実際あったのかと思うほどです。
脇を固める役者も素晴らしく、私には最後感動で終わりました。
今の私には良かった作品でした。
市原悦子が、これまた良い役どころ。
阿部寛も最後には提督に敬礼する…漢ですね。所長の意とするものを汲んだのでしょう。國村隼のドイツ語が上手で驚きました!
やっぱりクラッシックオペラは最強です。
だから大好きなのです。
0件

    いいね!したユーザー

    餃子夫人

    餃子夫人

    現在、体調不良からレビューが書けない状態です。でも頑張って一言でもレビュー書ければ…の状態です。コメントも返信が、これも一言。。又は返信出来ませんm(_ _)mごめんなさい。 こんなアラ還オババで…

    現在、体調不良からレビューが書けない状態です。でも頑張って一言でもレビュー書ければ…の状態です。コメントも返信が、これも一言。。又は返信出来ませんm(_ _)mごめんなさい。 こんなアラ還オババです。生きた証として記録しております。よろしくお願いいたします。